お見舞いの恐怖

亜紀梨

リオンは本名クリスチャン・ナイス・リオンという。勿論外国人。
お父さんは有名なアメリカの写真家で,今年は一年間日本に住み着いて四季の様子を撮るから,
リオンも一緒へ日本にきたのだ。
リオンはまだ9歳だが,日本にきたいという思いは前々から強かった。
今その夢が実現されたのだ。
勿論リオンは,4歳の時から日本語講座というのをかかさずやっていて,
時々会話に外国語が混じるが80%くらいは大丈夫だ。
今,東京の羽田空港にリオンの乗ってる飛行機がついた。
「oh!ここが日本のハネダクーコー?イエーイ憧れの日本だー!」
空港で大きな声を出した為にリオンの方に注目が集まる。
お父さん・お母さんは結婚当時から,いつか日本にもくるだろうと思い世界のほとんどの言葉を
マスターしていた。
「リオン!ここは空港といって日本人や私達のような外国人がいっぱいいるから大声や他人の
迷惑になるようなことはしてはいけないんだよ」
「はーい!おとーさん」
「明日から日本の学校で友達作るのよリオン」
「わかったおかーさん」
しかし突然きた外国の転校生なんざ受け入れられる訳がない。
「私は外国からきたクリスチャン・ナイス・リオンです。よろしくおねがいします。
趣味はシールコレクションです」
リオンの発した言葉は外国語の響きを含ませている為なかなか理解されにくい。
「え,えーそれではリオンちゃんに質問はありませんか?名前などと一緒に言ってください」
「はい」
黒髪を腰まで伸ばし眼鏡をかけた背のやたら大きい女の子が手を上げた。
「私は学級委員の佐々木香魚美です。リオンちゃんの誕生日はいつですか?」
「1月1日です!日本ではこの日を「ガンタン」というみたいです」
「はい」
今度は茶髪に近い色の髪をした女の子だ。ポニーテールをし,耳の前にある前髪を三つ編みにして
髪をヘアピンでにぎやかにさせている女の子だ。
「私は飼育係の西村月子と申します。苦手なことって何か…ありますか?」
「やっぱりブキヨ―です」
と,突然後ろから声がした。
「真姫ちゃん亜衣ちゃん希美ちゃんなつみちゃんやめてよー」
泣きそうな女の子の声だった。
「あんた達,やめなさいよ!アメリカではレディーに意地悪するなんて考えられない!
あんた達もしかしてレディーじゃないの?」
その日はそれ以降何もなかった。
次の日リオンはあの4人組が風邪で休みだというのを聞かされた。
リオンは優しい子なので,お見舞いにいくのを決意した。
ぴんぽーん
なつみの家の呼び鈴が鳴る。
走って出てきたのは4人組。
「あんた達元気じゃない!仮病ね!」
すると突然なつみと呼ばれた女の子がリオンにつかみかかってきた。
なつみはリオンをトイレに引きずりこませ,なつみが勝手に防音加工を施したドアからは
リオンがどんなに暴れても外にはまったく聞こえない。
「何よあんた生意気なのよてんこーせーの癖にっ…!」
なつみはリオンに目隠しをして視界を奪った。
真姫がすかさずリオンの唇を奪った。
この学校は精神年齢が高い女の子ばかりなのだがそれに対しリオンのところではアメリカと
いうことで時折軽くキスをする程度でこのような舌をからめあうディープキスなんかできる訳ないのだ。
亜衣は真姫が唇を奪った隙に素早くリオンのスカートとパンツを下ろした。
うっすらと恥毛は生えているもののまだ黒々としたのではなく可愛いと思えるようなものであった。
真姫は唇を離して希美に上半身の衣類を脱がさせた。
「ここからが地獄の始まりよ!」
リオンが意識を取り戻すと,そこは暗くじめじめとした地下室であった。
「what…?」
しかしリオンは自分の態勢に驚いた。首,右手,左手,右足,左足。この5つが固定されているのだ。
更に両足はせいいっぱい広げてあり股間にあるお○んこというものも全て露出してある。
「!!!!!!」
リオンは大声を出し狂ったように暴れる。しかし固定が頑丈な為動いたって痛いという成果以外
何もないのだ。
そのとき4人組がきた。
「ふふっ,生意気少女も疲れたかな。そうですものねぇ…おっぱいとかを丸だしにしてるんですものねぇ」
「だけどこいつさぁ,大声あげて早くしろっていう程Hで淫乱なんじゃねーの?」


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