どらごんさんの作品

性奴系図外伝(藤田浩二篇)(改定判)


第1章 自慰玩具


藤川圭子が太筆を股間に挿入した淫靡な習字で、藤田浩二の社長就任祝いの言葉を和紙に書き上げた。
その和紙を浩二は丸めて、ふざけるように圭子の頬をつついた。
こわばった笑顔で微笑む圭子の顔がおかしい。
山野財閥の当主である山野慶蔵邸の座敷には、主人の慶蔵、家政婦の明美、そして浩二がいた。
そして、皆で性奴隷の圭子を囲んでいる。
ほんの数ヶ月前まで圭子は藤川建設の社長夫人として優雅な生活をしていた。
だが、会社の倒産をきっかけに慶蔵の性的奴隷となり果てていたのである。

「どうだろう、藤田君。せっかく来たんだし、もう少しゆっくりしていかないかね」
乾いた微笑を浮かべながら、慶蔵が藤田に勧めた。
「いえいえ、もう十分にお酒も料理もいただきましたし、余興も楽しめました。
また、お祝いのお言葉もいただきましたし(笑)。もうそろそろお暇したいと思います。」
浩二はお辞儀をしつつ腰を浮かしかけた。
圭子の顔に、この恥辱の宴から解放されることにほっとしたものが見て取れた。
慶蔵はにっと笑って、明美に座敷の襖を開けさせた。
次の間にはすでに床の用意がしてあった。枕が二つ並べられている。
(これは…………圭子さんを抱けるということか)
浩二の顔に喜悦の表情が浮かんだ。
「圭子を好きにしていいんだぞ」
慶蔵は立ち上がって、畳に正座していた圭子の首輪を無造作につかむ。
圭子は四つんばいになって犬のように次の間まで引っ張られていった。

浩二は、圭子と二人きりになった。
「やっと二人きりになれましたね、奥様」
圭子は寝具の上でうなだれて視線を合わせようとしない。
長い睫毛が微かに震えている。
身を焦がすような恥辱を迫られる淫芸が終わり、ふっと現実に戻ったのであろう。
「圭子さん、悪いけど服を脱がしてくれないかな」
浩二の語調が変わった。
圭子は浩二の前に跪いて、ワイシャツのボタンからはずしにかかる。
浩二はかつて自分を蔑んでいた女に奉仕させることで言いようの無い高揚感を感じていた。
股間のものは猛々しく怒張していた。
圭子がズボンを脱がせにかかる。
圭子がなかば自動的にズボンの次に下着を下ろそうとすると、浩二がその手をはねのけた。
「まあまあ、圭子さん。そんなに急ぐこともないだろう。いろいろ楽しみたいからね」
浩二は壁にもたれかかるように畳に腰を下ろした。
「あ、そうそう。圭子さんがまだ社長夫人だった頃、よくお会いしましたね。
去年の会社の宴会ではすごくきれいなドレスを着ていたね。」
懸命に今の自分は奴隷なんだと思い込もうとした圭子は現実に引き戻される。
「川上君って覚えてる?あの総務部にいた男の子。彼は今、総務部長やっているんだよ。
見かけによらず仕事ができるんだよね、ハハハ」
無理に追従笑いを浮かべる圭子が可愛く思えてきた。
浩二は圭子の反応に拘わらず、会社内でのことを次から次に話した。
圭子の夫が社長をしていた藤川建設はいったん倒産したものの、
慶蔵の支援によりようやく山野建設として再生することができたのである。
浩二は、かつては圭子の夫の元で副社長をしていたが、今や山野建設の社長である。
時折、浩二は「奥様」と呼びかけて、圭子が社長夫人だった頃の思い出を共有しようとするかのような
態度をとった。
「私はもう奴隷に堕ちた身でございます」
圭子は性奴圭子に成りきったかのように答えた。
(昔の優雅な日々を思い出すことは、圭子に狂おしい屈辱感をもたらすだけなのかな)
浩二はつい笑い声を上げた。



「ところで、慶蔵さんから話しは大体聞いているけど、圭子さんはここに来てからどういうことをされてきたの?」
圭子にとってはどれも臓腑がえぐられるほどの屈辱の思い出ばかりである。
圭子が口ごもったりすると、浩二はその爬虫類顔を向けて、まるで会社で部下の報告での
あいまいな点をさらに説明させるかのようなピシャリとした態度をとった。
「ふふ、ふーん、それで。うん?そこのところはもっと詳しく。。。なるほどね、大変だね、それは。」
圭子は屈辱のあまり泣きそうな表情になりながら、体験したことをあらかた話した。
「ところで、今までの話だと公開オナニーの話しはないようだけど、それはされなかったの?」
圭子は当然、慶蔵の鬼畜のような娘達によって時折公開オナニーもやらされていた。
ただ、女性にとって衆人環視の中、自分の身体を慰めるように要求されることはある意味、
脱糞や淫芸をやらされること以上に屈辱的なことであったので、圭子には口に出せなかったのである。
「慶蔵さんが言ってたけど、圭子さんに時々やらせているってさ。僕にうそついちゃだめだなぁ」
浩二の目が蛇のように光り、圭子はおびえた。
圭子は、壁を背に座らされ、M字に開脚させられた。
「奥様、ちょっと一人でやってみせてくれないかな、今ここで」
かつて自分に平伏していた人間の前で恥辱の舞を演じることに圭子は一瞬に躊躇した表情を浮かべた。
(もうやるしかないのね…………)
圭子は、右手の中指で円を描くかのように指を動かした。
浩二が見えやすいように腰の位置を動かしたのも、今まで調教されてきた悲しい成果である。
浩二の視線が圭子に痛いほど突き刺さる。
今まで自分より下と思っていた人間の前で自涜行為をすることに、
圭子の屈辱心と被虐心がせめぎ合いながら、圭子の表情に交互に現れた。
圭子の心を覆っている芯が一枚ずつめくれていっているような感じがした。
指で自分の敏感な部分をまさぐりながら、圭子は甘い吐息を発した。
「ああん、ああん、ううんうん」
圭子の指の動きが早くなった。
「奥様の恥ずかしい部分が丸見えですね。会社のみんなにも見せてやりたい」
浩二の言葉が圭子の心の一部をえぐった。
もちろん嬲られることに悔しさもあるが、めらめらと燃え上がった被虐心に身体の芯が焦がされていく。
「ああ、もうこんなにびちょびちょ」
浩二はおどけたような声を出して、圭子の秘所から垂れ落ちる蜜を指ですくった。
「あらら、糸を引いちゃってるね、圭子さん、感じてるの?」
「あーーん、そんなこと、あんあん、言わないで、あーん、恥ずかしいですぅ」
もう圭子の心は半ば宙をさまよっている。
圭子の指の動きがますます激しくなった。
「いっちゃう、あーん、いっちゃう」
圭子は浩二に見られながら絶頂に達した。
肩越しに見たぼんやりした視線の先に、にやついた爬虫類のような男の顔があった。

浩二が圭子の尻に抱きついてきた。
「いやっ」
アクメに達したばかりの圭子の脳裏に浩二に犯されるのだという恐怖が湧いた。
夫の元部下に陵辱されるのだけは避けたい。
すでに自らを性的奴隷に落ちぶれたと自覚している圭子であったが、
ふとした拍子に過去の浩二に対する感情が蘇るのだ。
圭子は這うように寝具の上を襖まで数歩進んだが、その美尻はすぐに浩二の両手で押さえられた。
「半年前まで圭子さんを抱けるなんて、思ってもいなかったよ」
浩二の荒い息遣いが圭子の首筋にかかった。
(ああ、自分はもう奴隷なんだ…………。何でも言うとおりにしなければならない奴隷なんだわ)
圭子はあきらめたように腰を高く上げて、浩二のモノを受け入れる準備をした。



浩二は圭子の中に射精すると、すぐに布団に仰向けに寝転んだ。
心地よい満足感に捕らわれてふわふわした感じの中にいた浩二はすぐに自分にのしかかってくるものを
感じた。
なんと圭子が自分のモノを咥えてキレイにしてくれているのである。
亀頭周りにこびりついた精液を舌で丁寧にふき取り、一心不乱に陰茎まで舐めてくれるのである。
(慶蔵さんによるしつけは徹底しているな…………)と浩二はあらためて感じた。
浩二の陰部を掃除した圭子の舌は、さらに浩二の全身をくまなく回ったのである。
そして浩二の首筋に熱い息をふきかける。
浩二は元々セックスが強い方ではない。
年齢のせいか最近はとんとご無沙汰気味だった。
それが圭子の舌による愛撫を受けて、いったんしぼんだそれが再びむくむくと硬くなった。
「圭子の後ろの穴はどうですか?」
圭子が憂いを含んだ目で浩二を見つめてきた。
浩二はアナルセックスの経験がなかった。
慶蔵がさかんに圭子のアナルのすばらしさを力説していたことを思い出し、慶蔵の顔を立てる意味で、
自らのロケットを圭子の尻穴に挿入した。
すでに肛門調教を受けていた圭子は苦もなく、浩二のモノを受け入れた。
二度目の発射をした浩二は、喉の渇きを覚えた。
隣室の座敷に控えている家政婦の明美に、襖越しにビールをお願いした。
「どーぞ」
襖を開けて、明美がビールとお絞りをもってきた。
「圭子はいかがでしたか、藤田社長様」
明美が上目遣いで尋ねた。
「よかったよ、とっても」
浩二はお絞りで顔をふきつつ、舌での奉仕を続ける圭子の栗毛色の髪をなでた。
「ものすごく淫らに乱れたでしょう、この女」
明美は汚いものを指すかのように言う。浩二は笑った。
「でも、まだ乱れたりないんじゃないか」
浩二の目がいたづらっぽく笑った。



圭子は浩二と明美の前で公開オナニーを命じられた。
圭子は布団の上に寝かせられ、指で自分をまさぐるように浩二に命じられた。
自分で慰めているという自涜行為を人に見られている。
それもいわば自分の嫌いな人たちの前で。
(ああ、なんという屈辱だろう…………)
目の前では、浩二と明美が自分のオナニーを見ながら、ビールで乾杯している。
「圭子にはオナニー芸も仕込んでいるんですよ、社長様」
「ほう、どういうのかね」
明美は、大きく手を数回叩いた。
むくっと圭子が起き上がり、立ったままで足をいっぱいに開き、指の動きを続けた。
「圭子、ちゃんと目を開けて、こっちを見るんだよ」と明美が言う。
圭子は目を開いた。
浩二と明美がにやにやしがら自分の淫らな行為を見物していた。
思わず目を伏せそうになるが、明美から鞭が飛ぶ。
「でも、見た感じなんか間抜けだね、立ったままマンズリするのって」
圭子の引き締まった脚、見事に発達した臀部、くびれた細腰と、マンズリのコミカルな動きがどうも合わず、
滑稽な感じがする。
「そうですわ、社長様。おら、圭子!そんな恥ずかしいことして、よく生きていられるよね」
明美の手拍子に合わせ、圭子は指を突っ込んだり、出したりを繰り返した。
圭子の指がどんどん早くなる。
浩二の好奇の視線が蜜壷に釘付けになる。
「圭子、これを使え」
浩二が渡したビールの空き瓶で、圭子は動物のような唸り声を上げて昇天した。



「藤田社長様、よろしかったら娘の静江の方もいかがですか」
明美の勧めに、浩二はすぐに反応した。
すでに圭子の激しい一人芝居を見て、股間がまた勃起していた。
圭子のみならず、美少女で知られる娘の静江も味わえるのかと浩二は思った。
「ほら、いつまで寝てんだよ。もう行くよ」
激しいオナニーの後で横になっていた圭子の美尻を明美は無慈悲にも蹴飛ばした。
立ち上がった圭子の花核を無慈悲にも貫いたリングに、明美が紐を通す。
それを見ていた浩二は股間が激しく猛り狂うのを感じていた。
圭子が明美に紐で引かれていく。
その後ろ姿に寝転んで煙草を吸いながら浩二は声をかけた。
会社の宴会で圭子を使おうと思ったのだ。
圭子をよく知っている会社の幹部たちがどんな表情を圭子を見るのか、
そして圭子はどんな表情で恥を晒すのかということを思ったら、浩二の心が弾んだ。
娘の静江も宴会で淫芸を披露させると浩二は言ったが、本当に静江に恥ずかしい芸をさせたいというより、
可愛い娘を陵辱される母の気持ちを突付いてみたいだけである。
うつむき加減の圭子の口から、消え入りそうな声で「はい」という声が漏れた。


(外伝の投稿を快く承諾されたKeikoさんに感謝の意を表します)

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