どらごんさんの作品

性奴系図外伝(藤田浩二篇)(改定判)


第6章  淫魔たちの宴(中編)



「圭子、お前の裸をみんなにじっくりと見てもらいなさい」
浩二が自分の横で侍る静江のお酌を受けながら、赤ら顔で命じた。

浩二は数日前を思い出し、股間を硬直させている。
浩二は用事にかこつけて慶蔵邸に立ち寄ったのであるが、圭子がソープランドで習得した
テクニックを堪能するように勧められたのである。
浴室に入ると浩二の垢のこびりついたポールを圭子がそのピンク色の舌できれいに舐め取り、
浴室のマットの上に横たわった浩二の身体を股間にソープをたっぷりと塗りたくって洗ったのだ。
「かわいい圭子、まるでソープ嬢みたいだね」
石鹸で滑る圭子の股間が自分の肌に吸い付く感じが気持ちよかったので、
浩二は感想を言ってやりたくなったのである。
「ソープ嬢だなんて恥ずかしいですわ、社長様」
圭子は身をくねらせるようにして恥ずかしがったが、その仕草がまた浩二を刺激する。
「ソープ嬢以下かな、今のお前は。肉体で奉仕する肉奴隷だね」
石鹸とは別に、とろりとした蜜が浩二の身体に注がれた。
「でも気持ちいいなあ。圭子、お前の肌がすべすべしていて、とっても気持ちいいぞ」
家に帰る浩二を圭子は山野邸の玄関で額を床にこすり付けるように土下座して見送ったのであるが、
「今日はよかったよ、圭子。今度の宴会楽しみにしているよ」と
浩二はつま先で圭子の顎を上に上げさせながら、淫らに圭子に笑いかけたのであった。



宴会に出席している幹部のほとんどはかつて圭子の夫に仕えていた者である。
一部には圭子を正視できないという風情を見せている者もいたが、
大部分の者はこれがあのあこがれの圭子夫人の肉体なのかと、欲望をぎらつかせた視線で圭子を見ていた。
その視線にさらされ、圭子は身体が熱くなっていくのを感じる。
「ああ、静江はまだ脱がされていないのね、よかった」
浩二の横にいる静江は和服を着たままだった。
静江が無事ということに安堵する。

「それでは、皆様。社長からのお言葉もあり、これより圭子夫人のストリップショーを始めます」
悟がいつのまにか司会者として座敷に出ていた。
明美が淫靡な音楽の入ったCDを用意してきている。
「ああ…………恥ずかしい」
淫蕩な音楽に合わせ、圭子は和服を次々と、そして蝶が舞うようにしながらゆっくりと脱いでいく。
着物を一枚ずつ剥ぐごとに、獣のような目で見ている男達から歓声が上がった。
圭子が全裸になった。
幹部達のぎらぎらした視線が圭子の身体を焼き尽くすほどであった。
男達はいままで想像することしかできなかった圭子の肉体がさらされたことに、明らかに興奮していた。
今や圭子は哀れないけにえである。

「圭子、足を開いて、君のアソコをみんなに見せてあげなさい」
圭子が浩二を見ると、浩二が静江の肩に手を回している。
圭子は言われた通りに畳に腰を下ろして、足を大きく開脚した。
「おおー、すげぇ」
「丸見えだよ、これ!」
圭子の奥まった部分を見ようと、男たちが圭子の前の方に集まり、歓声を上げる。
圭子の股間はここ一週間ほど剃毛されていなかったこともあり、
恥丘を中心にうっすらと無精ひげのように生えている。
明美が剃毛の準備を整えた。
「社長、どうぞ」
悟のよびかけに浩二が片手を上げて応え、歓声の中を圭子の前へと歩いていった。
「ほう、圭子もきれいにしないとね」
浩二はシェービングフォームを圭子の股間にかけると、おもむろにジョリジョリと
剃刀で圭子の淫毛を剃り出した。
顔見知りの人たちの前で陰毛を剃られることに、圭子も恥辱のあまり顔がゆがむ。
同時に被虐の甘美が身を焦がしていく。
剃り上がった陰部を最後に明美がおしぼりで拭く。
「わっはははは、子供みたいだね」
男たちが大笑いする。

「それでは、まずはめんどり芸からはじめます」
悟が声を張り上げて、この卑猥な出し物の内容を冷静な声で説明する。
「まずは5人ほど、協力してくれるかたは手を上げてください」
ほとんどの男達が我先に手を上げた。
「まあまあ、落ち着きなさい。時間はたっぷりあるのだからね」
浩二がにこやかに笑って、適当に5人を選んだ。
静江が浩二に背中を押され、座敷中央に押し出されてくる。
悟は、ゴルフボールの入ったバスケットを静江に渡した。
静江から圭子の周りに集まってきた五人の男に渡すように頼んでいる。
「うっ、うっ、うっ」
静江は泣きそうな顔をしながら、自分の母をこれから陵辱する一人一人に震える手でボールを渡した。
男達は圭子の体の中ににやけた顔でゴルフボールを突っ込んでいく。
「圭子さん、なんでこんなところにピアスなんてしているの?」
かつては圭子を仰ぎ見るような目で見ていた部長の一人が、
股間や乳首のピアスをつまんだりしながら、圭子をからかうように聞いた。
強く引っ張られるので痛い。
男達の圭子を見る視線は完全に奴隷を見る目である。
ボールを肉体の中に貯えた圭子は腰を落とした。
「コケーコッコ、コケ、コケーコッコ」
圭子は大袈裟に雌鶏の鳴き真似をし、両手を羽ばたかせて、腰を落としたまま練り歩く。
「こっちの方が鶏らしいわよ」
明美が圭子の美しい鼻を洗濯バサミではさんだ。
「コケーコッコ、コケーコッコ」
圭子は練り歩きながら、次々と産卵した。
高貴な婦人のあまりにも淫らでこっけいな格好に、座敷内は大爆笑である。

「このボールなんか臭うよなあ」
男の一人が、圭子が肛門から産卵したばかりのほかほかのボールを手にとって、臭いをかいだ。
「わっはははは」
浩二は陽気に笑う。
かつては圭子の夫に取り入っていた常務の田沢次郎も、
今や圭子を見下げるような目で見て、浩二に合わせて追従笑いをしている。

屈辱の産卵を終えた圭子は、悟から座るように言われた。
言われた通り、圭子は畳に尻をつけ、両手も後ろに着いて、両脚を畳に付けたまま両足を大きく広げた。
明美がゴルフのパター練習用のグリーンを畳に敷いた。
幅が30センチくらいで長さは3メートルくらいあるだろうか。
圭子の股間まで続いている。
「それでは、パターゴルフを始めます。圭子夫人のホールにホールインワンを目指す人は手を挙げてください」
悟の声が圭子にはうらめしく響く。
静江が「産卵」されたゴルフボールを一つ一つ集めていた。
さらに、用意してきたパターを参加者に手渡す。



「よーし、いくぞ」
営業部門の部長の一人がパターでコツンとボールを叩いた。
ボールは圭子の秘貝目がけて転がっていったが、惜しくも手前の太ももに当って、跳ね返った。
その男は社内で一、二を争うほどのゴルフ狂であったが、
あこがれていた貴婦人の股間をまじかに見て興奮しすぎたのか、
普段のプレーからは想像もできないほど手元が狂ったのである。
「次は俺が行くぞ」
経理部長が圭子の秘貝を凝視して十分に間合いを取ってから、ボールを打った。
しかし、慎重になりすぎたのか、ボールはむなしく圭子の股間の手前で止まった。
最後の一人となったのが新任海外部長の相馬始であった。
「性奴隷の圭子さん、行きますよー」
始は先日の圭子の痴態を思い出したのか、圭子に淫靡な声をかけた。
始はボールを強めに打った。
ボールはまっすぐに圭子の秘貝に向かっていき、花核に見事に命中した。
「あ、ああん」
圭子が甘い吐息を漏らした。
始が股間に命中したボールを拾った。
「みなさん、見てくださいよ。ボールが圭子さんの愛液で濡れていますよ」
始が大袈裟に言って笑った。
始がパターの先で圭子の股間を撫で回す。
「ああ、あん、うっふん、ああん、あん」
パターの刺激で圭子は喘ぎ声を上げ始めた。
圭子の足の指先が完全に反り返っている。
幹部達が圭子の乱れる様をよく見たいと、圭子の周りに集まっていた。
「ほら、僕の言ったとおりだろう。圭子は完全にマゾになってしまっているんだから。
慶蔵さんにここまでしつられたんだよ」
浩二が社員達に圭子の痴態について得意げに語った。
「まさか、ここまでとは…………」
「あの奥様がこんなマゾ奴隷に落魄れるなんて」
「でも、いい気味だ、ははは」
社員達は口々に感想を言った。
パターの動きが早くなった。
「ほら、牝犬、早くイクところを見せろよ、みんな待ってんだぞ」
「あああー、あああー、あああん」
始によるパターの刺激で圭子は激しく乱れる。
「パターよりこいつのほうがいいんじゃないか」
営業部門の部長の一人が足を圭子の股間に載せて踏みつける。
新たな刺激に圭子も乱れ狂った。
「ああ、いい、いい、ああっ」
男たちが圭子の痴態を見て爆笑する。
かつては頭を下げる一方でまともに話しかけることも許されていなかった貴婦人を
このようにいたぶっているのである。
圭子は男たちの淫靡な視線の中で絶頂に達してしまった。

絶頂に達しても圭子は淫芸から解放されることはない。
絶頂に達して荒い息を吐いたまま畳の上で横臥している圭子に関係なく、
悟はプログラムに目を落とすと、「次の芸は、フィストファックです」と会場に告げた。
会場の中にどよめきが走る。
圭子の性器の中に拳を出し入れするという荒芸である。
「圭子夫人の膣は強靭で、拳ぐらい平気で飲み込んでしまうんですよ」
悟が拳を振り上げて説明する。
なんとおぞましい芸であろうか。



「今度は田沢さん、どうですか」
常務の田沢次郎は、浩二に声をかけられた。
田沢はかつてどちらかというと副社長であった浩二とは折り合いが良くなかった。
それで社長に接近していた。
社長の自宅に招かれることも多かったため、圭子の手料理をご馳走になったこともあった。
田沢は性奴に堕ちた圭子を蔑みの目で見ていたが、さすがに陵辱に積極的に参加することは憚られていた。
ただ、浩二は爬虫類のような目を向けて、田沢に参加することを迫っているのである。
「わかりました」
今や社長となった浩二に対しては、屈服するしかない。
しかし、田沢は浩二に屈服したことに屈辱を感じていたかといえば、そうではない。
上流階級の婦人と思っていた圭子を陵辱することに参加することができ、うれしさもある。
「ああ、田沢さん…………」
圭子が激しい動揺をみせている。
やはり、かつて親しかった田沢が自分を陵辱するために迫ってきたことに、慄きを感じているのであろう。
「し、しかたないんですよ」
田沢は圭子に言い訳をした。
すでに、ワイシャツの袖は捲り上げている。
拳を蜜壷の入り口にあてがった。
まずは指を一本ずつ圭子の体内に挿入していく。
田沢は自分がすでに淫獣と化しているのを感じていた。
「あ、ああ、ああ」
圭子が甘い吐息を上げ、すっかり静まり返った座敷に響いた。
田沢の五本の指がすっかり圭子の体内に入った。
そして田沢は圭子の中で握りこぶしを作った。
「わあ、すごい、すごい」
「ほんとに拳が入ったあ」
慶蔵の秘書だという知香が驚異の目を開き、それに鶴代が応じた。
田沢の拳が圭子の内を貫いていく。
愛液が大量に分泌され、かなり滑りが良くなっている。
「おおーっ」
田沢の拳どころか腕をどんどん飲み込んでいく圭子の壷の威力に、浩二を始め、幹部連中も絶句である。
自分の腕を圭子に飲み込ませ、腕を出し入れして圭子に喘ぎ声を上げさせることに、
田沢はたまらない征服感を味わった。
「奥様にこんな特技があったとは……。おかげで楽しめました」
田沢はにやりと笑って、圭子の頬にキスをした。


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