どらごんさんの作品

性奴系図外伝(藤田浩二篇)(改定判)


第6章  淫魔たちの宴(後編)



圭子の淫芸で、宴会は大盛り上がりである。
ここまでうまく大役がこなせたことに、総務部長としての悟はほっとする。
「さて、次は圭子夫人が股間を使ってお札を挟み取ります」
お札を寝そべった男の口に挟み、男の顔の上を圭子夫人が跨って秘唇を使ってお札を挟み取るのだと
悟は説明した。



(そんなこと……恥ずかしいわ)
お札を口に挟んだ男の目には、圭子の女の部分が露わになってしまう。
あまりの恥ずかしい芸に圭子は身震いしたが、今やどうしようもない。



「蛭倉君。今度は君が行きなさい」
浩二がかつて悟の前に総務部長をしていた蛭倉を指名した。
蛭倉も以前はよく社長宅に出入りしていた。
そして社内の動向をあれこれと圭子の夫に報告というか、告げ口をしていたのである。
当時は、副社長だった浩二ですら蛭倉を恐れていたほどであった。
実務能力はあまりなかったが、社長である圭子の夫に媚びへつらうことでのみ部長職を得ていた蛭倉は、
浩二が社長になると、新設のIT部門の部長に横滑りしたのである。
しかし、特にIT分野での専門知識のない蛭倉は部長といってもただの飾りであった。
実務は全て中途入社したばかりでIT分野に幅広い経験を持っている課長が取り仕切っている。
かつて圭子に媚びていた蛭倉も、圭子の性奴ぶりを見せつけられ、淫欲に満ちた目を圭子に向け始めている。

蛭倉は畳の上に寝そべった。
悟は財布から一万円札を取り出した。
圭子へのチップのつもりであろうか。
悟のせめてもの圭子への思いやりかもしれなかった。
「一万円は高すぎるよ。千円でいいんじゃないの」
浩二が大声を出した。
悟はしかたなく千円札を蛭倉の口に挟んだ。
圭子は覚悟を決めたかのように蛭倉の顔の上に跨った。
圭子の無毛の割れ目が蛭倉の目に焼きついた。そして、流れ出る愛液も。
圭子は目を瞑りながら、腰をかがめていく。
圭子が腰を屈めると、無毛の割れ目がぱっくりと口を開けて、
じゅくじゅくに濡れた秘唇がお札を吸い取ろうと、顔に迫ってくる。
悟はややうつむき加減となった圭子の体を脇の下に両手を入れてぐっと起こした。
「このままでは皆さんによく見えないですからね。もう少し身体を起こして下さい」
圭子は言われた通りに、身体を多少起し、腰を突き出すようにした。
蛭倉の口に丸めた千円札を圭子が股間で吸い取っていく。
圭子の淫核が蛭倉の鼻にあたり、圭子が甘い吐息を漏らした。
拍手が沸いた。
「これはもらっとくね」
圭子の股間から明美が無情にも千円札を引き抜いて、自分の財布に入れた。



圭子は次々と様々な淫芸を披露していく。
かつては自分の目下といってもよかった男達の前で、圭子は恥ずかしげもなく陰部をさらし、
よがる姿を見られていた。

淫芸が一通り終わった頃を見計らって、浩二が立ち上がった。
「皆さん、聞いてください。知っている人もいるとは思うが、
総務部長の川上君が山野グループ会長秘書の倉沢さんとこのたび婚約しました」
一斉に座敷内に拍手が起こった。
「これで、わが社も山野グループの一員として磐石でしょう」
司会の仕事を終えて自分の膳についていた悟とその横に座っている婚約者の知香が立ち上がって、
出席者に頭を下げた。
かつては弱々しかった悟は今や総務部長として堂々たる風格を身に付けつつあった。
そしてその横には綺麗に化粧をした知香が付き添っている。
まさにこれからの時代を担う二人を象徴していた。
それに引き換え、かつて貴婦人として振る舞っていた圭子は全裸で畳の上に膝をつき、
恥ずかしい姿をさらしている。
その惨めな姿を知香は見下ろしていた。

明美が静江に習字の用意をさせている。
「圭子、せっかくだから、川上君と倉沢さんの婚約を祝って、何かお祝いの言葉でも書いて上げなさい」
浩二の言葉に、圭子はほんの一瞬動揺を見せたが、すぐに諦めの表情になった。
圭子は悟と知香が並んで座っている前まで行くと、土下座して挨拶をした。
静江が真新しい和紙を圭子の前に敷いた。
圭子は立ったまま足を広げた。
静江が太筆を圭子の膣に挿入し、細筆を肛門に挿入した。
「ううふーん」
筆が陰部に侵入する刺激で、圭子は息を漏らした。
静江は墨を圭子の女肉に挟まれた二本の筆にたっぷりとしみ込ませる。
男達の目は圭子の股間に集中していた。

「ああ、もうこれで、悟さんとは終わりだわ…………」
自分の密かな恋が完全に終わったと思った。
圭子の美しい目から思いがけず涙がぽろぽろと流れた。
あまりの恥ずかしさに耐え切れなかったゆえか、それとも失恋したことによるものか。
「早くやりなさいよ、この牝犬」
顔をアルコールで赤くした知香が空になった徳利を投げつけた。
「はい、申し訳ありません」
圭子は書道に集中しようとして、膣と肛門に力を込め、和紙の前にしゃがみ込む。
「いいから、圭子、もっとアソコをよく見せなさいよ」
知香になじられて侮辱された気に圭子はなったが、
それと同時に周囲から自分の恥ずかしい姿が見られていることに股間が熱くなっている。
圭子は被虐に震えながらも、膣と肛門に挿入した大小二本を使って、卑猥な書道を書き上げていく。
「ねね、悟さん、見て見て。圭子って結構うまいんだね」
知香は圭子の淫靡な腰使いに感心する。
「書道師範だっていう話だからね」
悟がぼそっと言った。
圭子は、「祝 婚約」という文字を太筆で書き上げると、小筆で「性奴圭子」と署名した。
そして、悟と知香のところまで行って、土下座したまま書き上げた紙を捧げるように両手で手渡した。
悟が無言で受け取る。
「あははは。圭子、お前の卑猥な書道は楽しませてもらったよ。ほんと、みじめだね」
知香が圭子の惨めな姿を見て大笑いをした。
「ねえねえ、悟さん、この性奴圭子って何?苗字が性奴っていうの?
あ、そうか。圭子はもう奴隷なんだから苗字なんて要らないよね。ほんと、ばかみたい」
知香は紙を見せて悟に寄りかかりながら、酒のつまみである鳥のから揚げを圭子の顔に投げつけた。
山野グループ会長秘書である知香に媚びるかのように、男たちはどっと笑った。

圭子の屈辱の書道教室が終わると、何人かの男が圭子の周りに集まって、
圭子がどのように太筆や細筆を咥えているかをじっくりと観察した。
「へえ、何、この筆。いぼいぼがついてんじゃん」
「筆を動かしたら、圭子さん、気持ちよさそうな顔をしやがるぜ」
「ほんとだ。マゾだね、こりゃ」
男達は面白がって、挟まった太筆を好きなように動かした。
太筆の動きに合わせて圭子の喘ぎ声が早くなったりするのが面白い。
圭子自身もいまや完全に自暴自棄になり、背徳の快感に身を委ねていた。
男達はさらに、圭子の乳首や淫核に嵌められたリングを手に取ったりして、しげしげと観察する。
「なんかもう、圭子さんって人間やめさせられたみたいだね。俺、昔はあこがれていたのにね」
「もう人間と言うよりモノという感じだね」
男達は興味本位にいろんなことを吐き出した。
その言葉にいちいち反応するかのように、とろりとした蜜が吐き出される。
蜜が吐き出されると、男達がまた圭子をからかい、さらに圭子がそれに反応して蜜を出す。

「よーし。今度は椅子になれ」
圭子は四つん這いにさせられ、その背中に男が乗った。
「うほー、すわり心地がいいなあ」
男は足を離してぶらぶらさせた。男の体重で、圭子の顔が苦痛にゆがむ。
惨めな人間椅子である。
「わー、面白そう。悟さん、おいでよ」
知香は強引に悟の手を引っ張った。
「記念写真撮ろうよ」
知香は圭子の背中に乗ってポーズを撮る。
悟は遠慮したのか、圭子のすぐ横に立て膝をついた。
「もう一枚撮ろうか」
悟は「あっ、そう」とどもった。
「悟さん、もっと横に来てよ。圭子椅子の上に一緒に座りなよ」
悟も圭子の背中に乗った。
二人分の体重がかかり、圭子は呻き声をもらした。



「こら、圭子。今度は犬のまねをしろ」
嗜虐の快感に酔っ払った蛭倉がかつての卑屈な態度がうそみたいに思えるような態度で圭子に命じた。
圭子は、犬のようにちんちんをやらされた。、
「おら、圭子。もっと足を開いて見せろ」
「お前のおっぱい、でかいよな」
「お前の肌はつるつるしてて気持ちいいなあ」
「おい、犬のようにもっと舌を出して、『はあはあ』言え」
つま先立ちした圭子の開いた陰部や乳房を、幹部達は無骨な指で撫で回した。
かつての貴婦人を性奴としていることに男たちは快感を感じていた。
「圭子、ほら飲んでみろよ、ほら」
圭子がアルコールに強くないことを知っている古参幹部ら数人が調子に乗って、
圭子の頬に徳利をぶつけるようにして酒の無理強いをした。
「あ、あのお酒は・・・」
アルコールに強くない圭子は美しい肢体をよじって何とかかわそうとする。
「もう奴隷なんだから、断るなよ、バカ」
圭子は次々と日本酒を一気飲みで飲まされ、体がたちまち赤く染まってふらふらとなる。
「赤犬だね、全く」
その様子を見て周囲の人間が笑った。



「山野会長からの伝言ですが、圭子夫人の肛門だったら自由にしていいということですよ」
酔いでふらふらとなった圭子が四んばいにされたのを見て、悟が駆け寄った。
「えー?」
部長の一人が不満を漏らしたが、悟があらためて「山野会長のご意向ですから」と言うと、
慶蔵の威光を恐れたのか、異を唱えるものはいなかった。
「ちえっ。アナルでもいいか」
部長の悪態に悟は頷きながら苦笑した。
悟は圭子の顔を見たが、圭子はすでにふらふら状態で視線が定まっていなかった。
「わかった。まず、俺からやらせてくれ」
常務の田沢がすでにズボンを下ろし、薄汚れた下着を出していた。
下着の上からも、オベリスクが天まで怒張しているのが分かる。
田沢も興奮し、理性を喪失してすっかり淫獣の群れの一員と化していた。
田沢は屹立したオベリスクを取り出すと、圭子の尻にずぶりと挿入した。
悩ましげな声を発する圭子に、田沢はますます興奮して腰使いの動きを早くする。
悟はその様子をぼんやりと眺めていた。

「はっはっは。田沢さん、ほどほどにして下さいね。やりすぎて圭子の尻が裂けたら、
私が慶蔵さんから怒られるから」
浩二は圭子の美尻を抱えこんで奮闘している田沢常務の背中に声をかけた。
浩二の手は静江の手をしっかりと逃がさないように握っていた。
圭子の姿を見て心配そうな目付きをする静江をどこかに連れ込むのであろうか。
「静江、さあ行こうか」
静江は浩二に逆らうことをせず、引かれるままになっていた。

田沢が圭子の中に放出すると、別の淫獣がすぐに続いた。
淫獣の群れの中には当然、すでに野獣の目をしている始も蛭倉もいた。
圭子の口の中に自分のモノを強引に突っ込むものもいた。
横から圭子の豊かな乳房を触る者もいる。
「きゃははは、すごいすごい」
「みじめだね」
その様子を知香と鶴代が面白がって見物していた。



圭子はぼんやりとする頭で、静江のことを心配した。
静江を目で追ってみたが、この座敷の中にはすでにいないようだった。
浩二の姿もない。
実は、浩二は別の部屋で静江を抱いて慰み者にしていたのであるが、もちろん圭子は気づいてもいない。
たとえ気づいたとしても今の圭子としてはどうしようもないのである。


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