どらごんさんの作品

性奴系図外伝(藤田浩二篇)(改定判)


第9章  完全なる性奴



その半年後、圭子は一郎との子供を出産した。

慶蔵は久しぶりに夕食後に産後の疲れの取れた圭子を寝室に呼んでいた。
思えば圭子が山野邸に来てから最初の1ヶ月ぐらいは毎晩のように圭子を抱いていた。
憧れの人を自分の思うままに陵辱でき、最初のうちは有頂天であった。

圭子を抱いた最初の晩はまだよく覚えている。
慶蔵の寝室に連れてこられた圭子は震えていた。
慶蔵は圭子に服を脱ぐになるように言うと、
特別仕様の胸が露出した卑猥なウェディングドレスを着用していた圭子はドレスを脱いだものの、
パンティはなかなか脱ごうとはしなかった。
「圭子さん。さっきは裸になって、私達の目の前で浣腸もされたのに、
何を恥ずかしがっているんだね」
慶蔵の言葉に圭子の美しい睫毛が動いたものの、やはり恥ずかしいのか
下着を着けたまま、恥ずかしそうに胸を隠していた。
「圭子さん。君はもう私に買われた身なのだよ」
慶蔵は圭子の腰を押さえると、片手で無理やり下着を膝下まで下げた。
圭子の柔らかそうな陰毛が姿を見せた。
圭子が可愛い悲鳴を上げた。
圭子の手をはねのけ、慶蔵はいとおしそうに柔毛をなでた。
「十五年前だったかね。いや、もっと前だったね。あの時は、私は全く貴女に相手にされませんでしたね」
圭子は俯いたままである。
圭子の目から涙が流れた。
「貴女の泣き顔も素敵ですよ」
慶蔵は圭子の頬にキスをすると、圭子をなかば無理やりにベッドに押し倒した。
そして、慶蔵も素早く全裸になると、圭子の白い肌をやさしく触った。
今まで慶蔵は新しい性奴隷を購入すると、初日から寝室でもさんざんに奉仕させたのであるが、
圭子が恋愛対象としてかつて憧れていた人でもあり、かつての欲望をまず果たしたくなったのである。
圭子と初めて出会った当時の慶蔵は三十歳を前にして、山野財閥当主の父親から帝王学を
受けている最中であった。
元来、慶蔵は生まれつき内向的な性格であったが、将来財閥を背負って立つことを期待されていたため、
小学校のときから、外向的な性格になるように厳しい教育としつけを受けてきていた。
慶蔵の父は厳格であり、生まれながらのリーダーであった。
その意味で、瑠美は祖父によく似ている。
慶蔵は、帝王学の一環として、いろんな若手経営者とも積極的に付き合うようにしていた。
圭子の夫も、そんな若手経営者の一人であった。
生まれつき外向的で人望に恵まれた圭子の夫に、慶蔵は軽い嫉妬を覚えていた。
それで、慶蔵は、当時まだ彼と恋愛中の圭子に求愛したのかもしれない。
そして、圭子に拒絶された慶蔵には、自分を見下げたような圭子の笑いにものすごい屈辱を感じた。
だが、その屈辱もようやく晴らせるときが来たのである。
圭子はベッドで小鳥のように震えていた。
無理もないであろう。
山野邸に来てから、慶蔵や使用人たちの前で全裸にされ、排泄を強要され、
慶蔵の娘達にも言葉で嬲られて、今や慶蔵に操を汚されようとしているのである。
ただ、巨額の借金を肩代わりしてもらっている慶蔵の意向に逆らうことは圭子にはとうていできないであろう。
慶蔵は、震えている白く美しい肢体を、目を細めて眺めていた。
「もう、貴女は私の物におなりになったのですよ」
慶蔵はやさしく圭子の耳に囁き、首筋にキスをした。
圭子は顔をしかめたが、慶蔵はかまわずに圭子の唇の中に舌を突っ込むと、圭子は激しく拒否した。
慶蔵は苦笑して、圭子の弾力のある柔らかい白い裸身の隅々までを撫で回した。
この美しい肢体を自分の物にできたということが愉快であった。
思っていた以上に、圭子の肉体は衰えがなく、白く輝いていた。
慶蔵は圭子の足を開かせると、蜜壷に舌を這わせた。
圭子の突起物を吸い、同時に圭子の乳首を両手で責めた。
圭子が喘ぎ声を出し始めた。
慶蔵は巨根を圭子の中にゆっくりと沈めていった。
初めて夫以外の男を受け入れるという圭子の目から涙がこぼれた。
「これから貴女をこの屋敷でゆっくりと嬲ってあげますからね。
時間はたっぷりあるのですから。
私は牝奴隷として貴女の全ての人格を奪うつもりですからね」
慶蔵は圭子の中で男根をスライドさせながら、圭子の耳に囁いた。
「気持ちいいかい、圭子さん」
圭子は顔を背けて、快感に必死に耐えているように見えた。
慶蔵は圭子の中に体液を打ち込んだとき、今までの心の鬱積がだいぶ軽くなっていくのを感じていた。
圭子は嗚咽していた。
その圭子に慶蔵はやさしく毛布をかけて上げた。
最初の夜こそ、慶蔵は圭子をやさしく抱いたが、次の日からは圭子の肉体を陵辱するようになっていった。
家政婦の明美も主人の欲望に応えるべく、圭子の肛門を開発し、
ベッドの上で慶蔵を喜ばせる様々なテクニックを圭子にしつけていった。
圭子が性奴隷としてさまざまなテクニックを身に付けていくごとに、慶蔵は圭子を汚していっているという
黒い悦びを覚えていた。
圭子を知り合いの暴力団が実質的に経営しているソープランドで研修させたのも、
あくまで圭子を性具として開発することで、慶蔵の征服欲を満たすためである。

久しぶりに慶蔵の寝室に呼ばれた圭子は、すっかり性奴になりきっていた。
「旦那様。お呼びいただきありがとうございます。今晩は一生懸命ご奉仕いたします」
寝室のドアの前で、慶蔵に深々と土下座した。
「もう身体は大丈夫なの」
「はい。もう大丈夫です」
首輪にはリード紐が下がっている。
慶蔵はリード紐を引っ張ると、圭子に立ち上がらせた。
「まあ、久しぶりにどうだい」
慶蔵はグラスを二つ取り出すと、ワインを注ぎ、圭子に勧めた。
圭子の顔がたちまちアルコールでほのかに染まった。
慶蔵は圭子の肌が山野邸に来てから、ますます淫靡に美しくなってきているのではないかと感じていた。
圭子をいつかは、国内の暴力団、あるいは海外へと転売するつもりだが、
それまでは圭子の白い肌をとことんまでなぶりたい気になる。
慶蔵は、圭子の美しい尻にある双丘をゆっくりと撫でた。
「あと少しで、ここも完全に私の物になる」
慶蔵は独り言のように言った。

特別に注文していた電気焼き鏝がようやく出来上がってきた。
二本の焼き鏝には、それぞれKとYという慶蔵のイニシャルをかたどった焼印が付いている。
圭子の尻の両方に鉄製の焼印を当てることにしたのだ。
まだ幼い静江は免除することにした。
「これで圭子の美尻に俺の印をつけてやる」
あくまで圭子の尻のみに焼印を記そうと慶蔵は思っていた。
圭子の肉体に自分の印が刻まれているところを想像し、慶蔵は興奮した。
確かに圭子の肌に傷が付けば、転売するときに支障が出た。
もちろん全く傷がないほうが高い値段が付きやすいのである。
だが、たとえ少しぐらい圭子の値段が下がろうともかまわなかった。
それよりは徹底的に圭子をいたぶりたかったのである。
慶蔵の圭子に対する怨みの深さの所以であろうか、
それともそれほど深く圭子を征服しつくしたいのであろうか。



圭子が焼印を入れられる日がやってきた。
山野邸のガレージの前には慶蔵一家と使用人たちとは別に、馴染みの暴力団幹部や政治家などが
集まっていた。
山野建設社長である浩二も招待されていた。
ざわめきがした。
股間のリングに紐を付けられた圭子が雅代に引っ張られてガレージへと庭を歩いてきたのだ。



雅代に引かれた圭子はすでに顔面蒼白である。
足も萎えそうになっており、雅代に叱咤されながらも何とか足を運んでいた。
まさに刑場に引かれていく死刑囚の心境である。
お抱え医師の小淵からも、場合によってはショック死する可能性もあるから覚悟するようにとも言われていた。
「奥様。もっと早く歩けないのですか。早く早く。ほら、皆様がお待ちかねですよ」
引っ張られる淫核に時折ちぎれるような痛みが走る。

「おーっ。圭子、来たな」
浩二は興奮して圭子に語りかけたが、恐怖に震える圭子には耳に入らない。

圭子がガレージに入ると、敬吾がすかさず圭子の腕を掴んだ。
そのままガレージの隅に連れて行く。
敬吾は手際よくロープを取り出した。
圭子は尻を向ける形できつく縛り付けられた。
圭子が縛り付けられたのは巨大なガレージの中にある金属製の柱である。
瑠美も美紀もわくわくしながら見ている。

圭子の足元にはすでに電気焼き鏝の準備ができていた。
どうやら焼き鏝は二本あるようである。
圭子の顔も恐怖に震えている。
全身から汗が噴出していた。
歯ががちがち音をたてた。

慶蔵が圭子の美尻を撫でて、敬吾に焼鏝を押し当てるべき場所を指示した。
「佐藤君。始めなさい」
敬吾が手袋をはめ直すと、焼印を圭子の尻の左側の丘に押し当てた。
「ぎゃああああああああああ」
圭子は気を失った。
明美が準備していたバケツに入った水を圭子にかけて目を覚まさせる。



「慶蔵さん、次は私にやらせて下さいよ」
浩二が慶蔵を上目使いで見た。 
慶蔵はうれしそうに頷いた。
浩二は敬吾から手袋を受け取る。
「圭子、楽しみにしてな」
浩二は鼻唄気分で、Y字の焼鏝を握った。
半死状態で目を半開きしている圭子に、浩二は真っ赤に熱を持っている焼印を見せつけた。
浩二は焼印を圭子の美尻に押し付けた。
敬吾よりも長い時間押し付ける。
肉の焼けるような臭いがした。
「うぎゃあああああああああああ」
圭子の絶叫がガレージ中に響き渡った。
圭子は失禁した。
圭子の足元から広がる尿に、浩二の靴が濡れた。



圭子の美尻にはくっきりとK.Yという慶蔵のイニシャルが刻み込まれた。
「これで、圭子は完全にお父様のモノよね」
瑠美が完全に気絶している圭子の尻を撫でながら、印字を見ていた。
「お姉さま。お父様だけじゃなくて、私達も何か圭子の身体に入れたいね」
美紀が瑠美の顔を覗き込むと、瑠美が頷いた。
娘達のサディストぶりを知っている慶蔵が
「待て待て。お前達に任したら、圭子の身体中が傷だらけになって、
売ろうとしても良い値が付かなくなってしまうよ」と言って笑った。
「山野会長さん。傷だらけになっても臓器は高く売れますからね。
そのときは私どもに声をかけて下さいよ」
暴力団幹部が揉み手をするような仕草をした。
「臓器を売ってしまって、圭子の外側だけ剥製にすればいいんじゃない」
あまりに率直な美紀の発言に、慶蔵も暴力団幹部も大笑いした。


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