どらごんさんの作品

性奴系図外伝(佐藤敬吾篇)

第1章  美奴隷の泡踊り


「佐藤。今から藤川圭子さんをここまで迎えに行ってくれ」と言って、
山野慶蔵が住所を書いたメモをお抱え運転手である佐藤敬吾に渡した。
これから敬吾は藤川建設社長夫人である藤川圭子を迎えに行くのだ。
「かしこまりました」
ほとんど感情を表さずに敬吾は応えた。
藤川家は山野邸から車で二十分ほどの瀟洒な住宅街にあった。
もちろん敷地が千坪を優に超える山野邸から比べるべくもないが、
この高級住宅街において付近の家よりは目立っていた。
敬吾が到着を告げると、圭子は藤色の和服に身を包み、スーツケースをもって出てきた。
三十六歳と聞いていたが、すらりとした体躯である。
髪をアップした圭子は白い肌にきれいな瞳が目立った。長い睫毛も美しい。
スーツケースを圭子から受け取ったときに、圭子の白いうなじがみえ、香水の匂いがした。
なによりも育ちの良さが感じられ、清楚で気高い雰囲気に圭子は包まれている。
和服の下の肉体はどんなに美しいのであろうか。
圭子がどのような事情で慶蔵に買われるに至ったかは何も知らない。
後部座席に座った圭子は門扉まで見送りに来た子供たちに悲痛な表情で手を振った。
圭子はこれから自分に訪れる過酷な運命を圭子は予期しているのであろうか。
もうこれで何人目だろうか。
高級外車のハンドルを握りながら、敬吾は軽く過去を思った。
(この女もこれから地獄を見ていくんだな…………)
敬吾は嘆息した。
初めて圭子の裸身を見たとき、敬吾は股間がテントを張るのを感じた。
それほど圭子は美しかった。
山野邸に着いた早々に、圭子はリビングで脱がされたのである。
家政婦の宮本明美と敬吾の目の前でである。
慶蔵は羞恥で身をよじる圭子の姿を明らかに楽しんでいた。
恥ずかしさで紅潮した圭子の裸身。
すらりとした手足に豊満な胸と尻。腰が細くくびれ、背中に贅肉はない。
顔も鼻筋が通り、薄い口紅が似合っていた。
慶蔵に命令され、敬吾は圭子を後ろ手に縛り上げた。
敬吾は完璧なロープワーク技術を有していた。
敬吾が縛れば、いっさい身動きができなくなるのである。
山野邸で、敬吾は圭子が牝奴隷へと変貌していくさまをつぶさに見ていた。
当初は反抗的態度や戸惑いを見せることが多かった圭子も徐々に従順に変えられていく。
家政婦兼調教師の明美が日夜の調教で圭子をマゾへと開発していった。
二十代後半でスラリとした明美であるが、圭子を責めるときの形相は悪鬼のようであった。
慶蔵の娘である瑠美や美紀も容赦なく圭子を虐待していた。
圭子がマゾ奴隷に変貌を遂げていくごとに、妖艶な美しさが増していることに敬吾は内心驚いていた。
圭子は夜になると、山野家の当主である慶蔵の慰み者として抱かれている。
その美しい肢体を惜しげもなく慶蔵に捧げているのである。
圭子が慶蔵の寝室に引かれていく後ろ姿をたまたま敬吾は見かけたことがあったが、
薄暗い廊下を首輪に付けられたリード紐で明美に引かれていく圭子の後ろ姿、
特にくびれた腰から豊満なお尻の悩ましいラインが敬吾の目に焼き付いた。
心底、慶蔵のことをうらやましく思った。
敬吾は明美や瑠美から頼まれれば、圭子を亀甲縛りやさまざまな縛りで虐めた。
股縄をするときも、敬吾は絶妙なバランスで圭子の敏感な部分に快感を与えるように工夫するのである。
圭子は敬吾に縛られるごとに、微かな喜悦の表情を浮かべるようになっていた。
「佐藤さん。いつも思うんだけど、どこでロープ勉強したの?」
瑠美が興味津々で聞いてきたが、敬吾はぽつりと「自分で勉強しました」と言った。
敬吾のことは、佐藤敬吾という名前以外の個人情報を瑠美でさえも知らなかった。
敬吾がどこの出身で、どういう経歴の持ち主で、何が趣味であるか全く知らない。
仕事をしていないときは自室に籠もっているか、どこかへ外出している。
全くとらえどころのない男であった。
元々、ある日突然、慶蔵にどこからともなく連れられてきたのである。
瑠美は最初に敬吾を見たとき、韓国の某有名アクションスターに似ていると思った。
身長が185センチくらいはあり、浅黒い精悍な肌で目にも力がみなぎっている。
黒っぽいスーツの下の肉体はさぞかし鍛え上げられているのだろうと思わせるほど、
敬吾の動きは俊敏であった。
敬吾の山野邸での職務は運転手であったが、時折、慶蔵の護衛も務めていた。
さらに、性奴隷を縄で縛るとき、絶妙な縛り技を見せるのである。
敬吾はほとんど会話をしない。
聞かれたことに必要最小限で答えるという感じであった。
もう何年も山野邸に住み込みで働いているのに、瑠美たちにとっては、敬吾は相変わらず「謎の人」であった。
高級外車のハンドルを握る敬吾は多少上気していた。
深夜の道路はほとんど人通りがないが、ついついアクセルに力がこもる。
ミラー越しに疲れきって窓にもたれかかった圭子の寝顔が見えた。
今夜初めて圭子を抱けるのだ。
圭子は先程ソープランドでの研修を終わったばかりである。
敬吾はすでに寝室で休んでいる慶蔵から圭子の覚えたてのテクニックを逐一報告するように
言われたのである。
疲れ切った表情で女中部屋に早足で戻ろうとする圭子を敬吾は呼び止めて、
早速浴室で準備をするように命じた。
「えっ、今から?どうしてですか」
圭子は不満げな表情を表した。
無理もない。
つい先ほどまで、慶蔵の懇意にしている暴力団が実質オーナーであるソープランドで
恥辱にまみれた研修を終えたばかりである。
見知らぬ客にさんざんその美しい肉体を慰められたのであった。
その心理的ショックはまだ圭子の心に尾を強く引いている。
圭子は女中部屋で枕に突っ伏して、思い切り泣いてしまいたかったのである。
だが、山野家は圭子にショックを癒すゆとりを与えてくれるほどやさしくはなかった。
「旦那様の命令だ」
敬吾が有無を言わせない口調で圭子を睨みつけると、圭子は頬を不満そうに膨らませた。
だが、飼い主である慶蔵の意志は圭子にとり絶対である。
「浴室へ行く」
敬吾の必要最小限の単語に、圭子は俯き加減で従う。
足を引きずるようにして歩く圭子の脳裏にさきほどまでソープランド研修でのことがまざまざと蘇ってきた。
圭子を今朝から指導したベテランソープ嬢は年齢的には圭子より5歳ほど下であったが、
細面で鼠のような意地悪い顔をしていた。
「へえ。あんた、なんでここのお毛毛がないのぉ」
ソープ嬢は指導の合間に剃られた股間をしげしげと観察した。
「聞いた話しだけど、あんた性奴隷なんだって。みじめよね。人間じゃないんでしょ」
ベテラン嬢は思ったことを遠慮なく言い放つ性格のようであった。
他人に対する配慮など彼女の辞書にはないのだろう。
圭子は何を言われても、ぐっと唇を噛み締めて耐えた。
ソープ嬢の圭子に対する実技指導も厳しかった。
圭子がちょっとでも間違えたりすると、罵詈雑言を浴びせられ、平手で頬を叩かれるのである。
昼の時間になったが、圭子は昼食を用意してもらえなかった。一種のいじめである。
後輩のソープ嬢がカレーライスをベテラン嬢に作ってきたが、圭子の分は最初から用意していないようであった。
ベテラン嬢はカレーを食べながら、圭子に客を迎えるときの挨拶の仕方や、言葉遣い、
お絞りの渡し方などを偉そうに指導している。
圭子はようやくベテラン嬢の食べ残しを少しもらうことができた。
主だったテクニックを一通り教えてもらうと、実地講習ということで何人かの客を取らされることになった。
「客を取らされるという話しは聞いていないです」
圭子はベテラン嬢に軽く抗議した。
「何言ってんの。あたしはね、元レディースで暴れ回っていたのよ。鑑別所にも入れられた
経験があるんだからね」
ベテラン嬢が凄みをきかして脅し上げると、暴力世界の住人に慣れていない圭子は簡単に屈服した。
「おい、お前。奴隷のくせに、口答えしやがって。ここで土下座して謝れ」
土下座する圭子の目から涙がぽろぽろ流れた。
「もういいよ。控え室へ行くよ。ぐずぐずしないで」
控え室には5,6人のソープ嬢が待機していた。
圭子は一番の新人として雑用担当となる。
先輩ソープ嬢にお茶やお菓子を出したり、肩や腰を言われるままに揉んだりした。
揉み方が悪いと言って、先輩にぶたれた。
「圭子、お客だよ」
圭子は初めて客を取ることになった。
緊張で足ががくがく震えている。
客の前で正座して頭を下げて挨拶をした。
ほんの少し前まで高貴な生活を送っていた身が今や売春婦に落魄れていることがしんじられなかった。
客も圭子の剃り上げられた秘所を見て、さんざんに圭子を嬲った。
圭子は教えられたばかりのテクニックで、秘所を使って客の身体を洗い、
客のモノを口に含み、客のモノを肉体に受け入れた。
そして客の汚液を体内に注がれるのである。
屈辱の時間が終わり、客を玄関で土下座したまま見送った。
圭子は疲れきった身体で控え室に戻ってきた。
圭子の講習を担当したベテラン嬢から話しを聞いて面白がった売れっ子ソープ嬢が
無毛の陰部を見せて欲しいと言ってきた。
売れっ子嬢が圭子の肩になれなれしく手をかけた。
圭子は俯きながら衣装を脱いで全裸になった。
「へえ、毛を剃られているんだあ。なんでなんでー」
「ほお、面白いね」
「へえ、圭子って奴隷なんだあ」
他のソープ嬢たちも圭子を取り囲んだ。
「ねえ、オナニーさせようか」
売れっ子嬢がベテラン嬢を見た。ベテラン嬢が頷いた。
「圭子。オナニーしなさい」
圭子は半泣きになりながらも、言われるままに花芯をいやらしく擦っていく。
「もっと足を開きなさいよ。それじゃ、プロのソープ嬢になれないよ」
「もっといやらしく声を上げなさいよ」
「声が小さいよ。もっと激しく」
年下の先輩嬢たちから圭子は散々に辱められた。
先輩達による虐待は、深夜になってようやく店が閉まるまで続いたのであった。
浴室の脱衣場で、圭子はさきほどしつけられた通りに、敬吾の前で土下座した。
膝を着いたままで敬吾の着衣を脱がしていく。
これからは、山野邸でもソープ嬢としてのサービスを提供させられるのか。
圭子はしかたなく敬吾にサービスを提供した。
「これがツボ洗いです」
敬吾の指を自分の蜜壷にあてがって、羞恥に顔を赤くした圭子が説明する。
敬吾のいつもの無表情が多少赤みを帯びてきた。
圭子と敬吾は浴槽に一緒に入る。
敬吾の屹立したモノを水面からわずかに出させて、「潜望鏡です」と言って、圭子は舌で舐めた。
浴槽から上がると、自分の股間や乳房に大量のローションを塗り、
マットに臥している敬吾の身体を股間や乳房をこすりつけて洗ったのである。
敬吾が圭子の腰が砕けるのでは思うほど、激しく突き上げてきた。
そして、怒涛の白液を圭子の胎内に発射した。
「研修は成功だな。旦那様もきっと満足することだろう」
敬吾は眉一つ動かさずに冷静に言うと、静かに圭子の身体を離した。


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