どらごんさんの作品

ジャスティーナ  第三章性奴F


 藤堂に再度促され、ジャスティーナは黒川の前で土下座して、性奴隷としての口上を述べた。
屈辱的な言葉である。まだ母国語で言わされないだけ、ましだと思った。
「黒川さん。どうです……。いい肉体をしているでしょう。オークションで落札したんですけどね」
 藤堂がうれしそうに自分の所有物を自慢した。
ジャスティーナの大きな胸や尻のことを誇張して、藤堂はしゃべっている。
ジャスティーナは、藤堂と黒川からじろじろと見られて、どうしていいか分からずに、
土下座したままで顔を紅くしていた。
「何を恥ずかしがっているのだい。立ち上がって、全てを見せなさい。奴隷なんだから」
ジャスティーナは、よろよろと立ち上がった。乳房や股間を貫くリングが黒川の目に露になる。
「おい。面白いものをつけているんだね」
黒川の目が、股間から垂れ下がる鎖を食い入るように見つめている。
「実は、俺はね。白人女性に劣等感があったんだよ。
高校時代にホームステイしていたときに、クラスメートの美しい白人の女の子に告白して、
全く相手にされずにふられたことがあったんですよ。
相手の女の子の肌は、まるでギリシャの女神のように輝いて見えてね……。
今とはなっては全く恥ずかしい話なんだが……。
でも、そのときは本気で、東洋人の自分には、近づいただけで目がつぶれてしまうような気がしていたのです」
黒川は語りながら、過去のことを思い出しているのか、遠くのものを見つめている目をしていた。
「はっはっは。黒川さんは、吉祥寺の件で、ジャスティーナに苦い湯を飲まされただけではなく、
昔から痛い目に遭っていたんだね」と藤堂が笑った。
「藤堂さん。さ、触ってもいいの……」
「いいよ。好きにして下さいよ」
 黒川は、ジャスティーナの白い肌に指を這わせ、ピンク色の乳首を口に含んだ。
「俺に屈辱を与えた女をとことんまで陵辱してやるぞ……」
 黒川が獣のように鼻息を荒くして言った。
黒川の目が妖しい猟奇的な光を帯びていて、ジャスティーナはおびえた。
「エリートのお前がどうして奴隷になったの」と黒川がからかうような調子で聞いた。
ジャスティーナは、顔を赤らめて無言を保っている。
「お客様がおたずねだぞ。早く答えなさい」
藤堂が大声で怒鳴りつけた。
「イ……イヤラシイカラ、ド……奴隷ニ、ナリマシタ」
ジャスティーナの舌足らずな日本語に、藤堂も黒川も腹を抱えて爆笑する。
「だから、リングをこんなところにつけているのか」
黒川がジャスティーナの肉核や大×唇を貫いているリングをいじくった。
さらに、リングから伸びている鎖やプレートにも触れた。
黒川は、ジャスティーナの耳に酒臭い息を吹きかけながら、蛇のような執念を感じさせる眼で見ている。
(あああ……もう私は捕らわれの身なのね……。どんなことをされても、いっさい抵抗できないのよね)
ジャスティーナが身体を震わせて、亀のように四肢を固めて丸めた。
ユリアが黒川に酒を勧めながら、「黒川様。ジャスティーナのあそこを見て下さい」と指をさした。
ジャスティーナの股間から透明な粘液が垂れ始めている。
「ふん。見られて悦んでいるというわけか……。ほんとにいやらしい奴隷だな、お前は」
黒川の蔑むような視線にジャスティーナは身を切られるような思いであった。

藤堂は手をパンパンと叩いた。
「そろそろジャスティーナに芸をさせてみようか。ジャスティーナ、何か芸をしてみなさい。
お客様を楽しませるように」
「ハ……ハイ。ワカリマシタ、ゴ主人様」
 ジャスティーナは淫肉を使った惨めな酷芸を披露しなければならない屈辱に身を焦がす思いである。
「今日の芸として、お絵描きはいかがでしょうか。
この芸は、私が来日してから、花電車芸を研究した成果なんです。
花電車ってご存知ですよね。
女性の身体を使ったいやらしい芸のことなんですよ」とユリアが得意気に言うのが憎らしかった。
「花電車の中で、習字芸というのがあるんです。
それを応用して、お絵描き芸を考えました」とユリアが解説すると、黒川が聞き入っていた。
ここ一カ月ほど毎日のように、ユリアは様々な淫らな芸をジャスティーナに仕込んでいたのであるが、
その中でユリアが最も気に入っていたのが、このお絵描き芸であった。
淫肉にはさんだ筆で絵を描いていくという酷芸である。


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