えりさんの作品

えり 断章〜12〜 えりの気持ち 下



  私は壇上の真ん中に来ると、ロープを手繰り寄せ、板を自分の前に置きました。
それから皆に向かって土下座して挨拶します。
 「皆さま、本日は大変お、、おつかれさまでした。
この、う、打ち上げでも、ドンくさくて足をひっぱってばかりの私から、せめてものお詫びに、
これから変態オナニーショーをさせていただきます。
どうぞご覧ください」
 ここでは私はド淫乱の変態なのです。
本当はセックスは嫌いだけれど、青山さんはそれを知っていて私にド淫乱の変態になれというのです。
 目の前の板には、かなり大きい男性器をかたどったバイブレーターが垂直に固定されています。
はい。昨日私が青山さんにプレゼントされたものです。
私は自ら脱ぎ、全裸になりました。
今日までで何人かの男子には嬲り者にされましたが、
まだ私の裸を見たことのないメンバーもいっぱいいます。
 「おおーッ!」と声があがりました。
 急に私は恥ずかしくなりました。
でもうずくまったり前を隠したりはしません。
 中学校の時と同じ、ストリップの時間がまたやってきたのです。
 私の細胞の一つ一つにまで、染み込んだ奴隷の本能があります。
 私は思い切ってガバッとがにまたに足を開きます。
 もう、室内は大爆笑の波、波。
涙を流して笑い転げる男子もいます。
なにがおかしいのでしょう。
さっきは当たり前のように私に触ってきたくせに。
同じ大学に通う私がこんなことをしているのが面白いのでしょうか。
 私は太いバイブに向かって腰を落としていきます。
昨晩、何度も何度も特訓しました。
覚悟して挿入をする私は、きっと真面目な顔をしていて、それがまた笑いを誘うのに違いありません。
 でも、意外とみんなはしーんとしています。
 姉ヶ崎さんも、半分満足そうな、半分不思議そうな顔で私を見ています。
 私の股の間が完全にバイブを飲み込むと、青山さんがバイブの振動スイッチをオンにします。
膝立ちの私は、腰を上下させてオナニーを見せます。
 私は姿勢を崩さないようにタメ息をつきます。

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