えりさんの作品

えり 断章〜16〜 上(4)



  でも、私はそんな母を許していました。
 母は一生懸命外で働いてくれました。
 いま大学に行けるのも母のおかげです。
 母にとっても、私にとっても、暗い時代は終わって、いまはお互いわかりあっているはずでした。

 こんな時にもただただおちんちんをしゃぶり、おまんことアナルでご奉仕するしかない
私の上に腰掛けながら、小笠原くんは真面目ぶって話しています。
 「そうですか、ではもし、えりさんに連絡がつきましたら…、あ、ちょっとお待ちください」
 小笠原くんは携帯を私の口の前に差しだし、片方の手で思いっきり私の乳首をつねりあげました。
「あうッ!」
 咄嗟に声を出してしまった私は、息を呑みます。
 
 たぶん母は、私がどうなっているか直感しているはずです。
 私が結局、大学に入っても、同じような運命にあっているということを。
 
「失礼しました。はい、えりさんに連絡がつきましたら、
私タナカまで電話をかけるように伝えていただけますか。
はい、ほんとうに夜中遅くにすみませんでした」
 小笠原くんは電話を切りました。
 そして、私の髪を?んで引き上げました。

 中学時代、見て見ぬふりの母が一度だけ私に真面目な顔で言ったことがありました。
「女は、忍耐だから……」
 きょとんとしている私に、母は言いました。
「でもお前は、抜け出すんだよ。勉強だってやれば出来るんだから。
私みたいに、男に吸いつかれる人生送ったらおしまいなんだから。ね」
 
 「なあえり、お前のババアに教えてやったほうがよかったか? 
お前が何本ものチンポしゃぶって、ザーメン何十CCも飲み込んでるのを」
 小笠原くんがそう言ってる間にも、江田くんは私にピストン運動の追い込みをかけてきます。

 私が勉強してきたのは、母に見せつけてやるためだった。
 許すことで、自分はあなたがいる世界から抜け出したのだと自慢したかった。
 そんな、イヤな娘だった。
 でも、それももう終わりなんだ、たぶん。

 江田くんがフィニッシュを決めて、爽やかに言います。
 「ナマでマンコにぶちこまれてうれしいですって、親に報告させてみたいなあ」
 七人の男子と姉ヶ崎さんは楽しそうに、股間から白い液をたらす私を見下ろしています。

 私、もう報告しています。お母さんに。
 報告しているのと同じです。
 あなたの娘は、まだ「忍耐」してますよ。
 どうも、抜けられないみたいです。
 でも…でも…ごめんなさい。
 一生懸命働いて、支えてくれたのに…またこんなことになって……。

 「ほう、コイツ泣いてるよ」
 河本くんは私の口の中でまだ元気なおちんちんをかき回しながら、
私の顔をみんなに見せるように手でしゃくりあげます。
 家族まで使って踏みつける、そんな喜びにみんなは楽しそうな顔をしています。

 踏みつけられすぎて、私の家はバラバラです。
 でも大丈夫。
 お母さんは、どうせまた見て見ぬふり、聞こえないフリだから……。
 
 皆さん、もっと私を泣かせてください。
 ザーメンがぶちまけられた顔で、私はそう芯から願いました。
「どんな罰でもお受けしますので、どうか、この性処理肉奴隷に反省の機会をお与えください。
よろしくおねがいいたします」


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