えりさんの作品

えり 断章〜16〜 下(2)



 「まるで、オモチャみたいだった。言いづらいけど、聞きたくないだろうけど」
「ううん、大丈夫だよ。でもつらかったんだね、えり」
「うん・・・」
 そう言われて、私の心の中は涙が流れていました。
 でも現実の私の姿がそれを裏切ります。
 膣から精液をたらしながら、クリトリスの痛みに耐えて身を震わせている私。
 「毎日毎日、いじめっ子のおちんちん口に入れて、もちろん犯されたわ。
セックスしたの。自分から腰を動かして、精液搾り出し器だって言われたわ。
でも、私が一番うまかった。褒められた」
 私の目から本物の涙が出ました。
 藤本さんは一生懸命相槌を打ってくれます。
「学校に着くと、毎日トイレに連れ込まれて、何人ものおちんちんしゃぶらされて、
ちょっとでもいやそうにすると、殴る蹴るのめにあうの」
 私の言葉に合わせて、男子たちが私を軽く蹴っ飛ばします。
 私はその場に横転しながら、話し続けます。
「一度ね、どうなってもいいやって、反抗したことがあるの。そしたら、弟の鼓膜が破られたの」
 転がった私に男子たちが群がります。
「もうそれから、先生に言いつける気も起こらなかった。いやでいやで・・・」
 土井くんが私のオマンコに拳を突っ込みます。
「あ、ううう・・・」
「大丈夫?えり」
「うん・・・でもそんな気持ちは絶対に表に出さなかった」
原田くんが背中から手を回し乳首をいじくります。
「オナニーしろって言われれば、何人もの男子の前でも・・」
島くんは私のわき腹を思いっきり噛みました。
 「・・・したわ」
小笠原くんは私の顔面に向かっていきなり射精します。
「さ・・最初は男子のベルトで打たれていたけど、いつか電気のコードに変わっていったわ。
同じようにいじめられていた女子とレズショーさせられたり」
 男子達の愛撫が私をたかまらせていきます。私、こんな自分がいやです。
 「いやでいやでたまらなかった。本当よ。タバコのやけどのあとも五箇所じゃきかないわ」
 島くんが、私の太もものやけど痕に指を這わせます。ぐりぐりと引きつった皮膚を嬲ります。
「本当に、じぶんというものがなくなっていったの。
針をおっぱいに刺されて、ありがとうございますってお礼を言わされたの」
 今も昔も、私に自分なんてあったでしょうか。
私は過去のことのように地獄を話しているのがうそ臭くて、さらに自虐的な気分になりました。
「狂っていたようなものなの」
 「つらかったんだね。正気をなくされていたんだね」
「ええ、違うわ。正気じゃなかった。本当にそうなの。
いじめっこによってたかって乱暴されて、心と身体がバラバラにされて」
 姉ヶ崎さんは私の左乳首をねじりあげました。
彼女の目は、もっと具体的に、いやらしいことを言えと告げています。
「輪姦されたの。毎日、最低五人に。多いときは17、8人の男子に。
フェラチオは十本以下の日はなかった。
笑顔で私は男子の性処理肉奴隷です。
おいしい精液をありがとう、明日も飲ませてねって、自分から言ってた」
 全身を心にして、私は自分が性器そのものになっていくように思えました。
私の性器は私の傷口と同じ。
地獄に落とされるほど濡れてしまう。


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