えりさんの作品
えりヒストリーC
やがてサークルのメンバーたちは、私のことを心配してくれた藤本さんを罠にかけました。
藤本さんは私を救おうとして危険なゲームに参加させられ、負けたことで輪姦され、奴隷に堕とされたのです。
姉ヶ崎さんは藤本さんに「虫3号」と名付けました。
そして、わずかひと月であらゆる責めを施し、洗脳していきました。
私はその姿にかつての真理のことを重ね、心配になりました。
中学生の時、奴隷同士は、お互いの存在を正視出来ず、普段は口もききませんでした。
しかし真理の死を過去に経験している私は、藤本さんのことをちゃんと慮りながら、奴隷として生きていけるよう、
リードしていくことを決めました。
それが、私のせいで、ごく普通の女子大生の生活を捨てなければならなかった彼女に出来る、せめてものことでした。
「虫3号アコ」と呼ばれるようになった藤本さんと、私こと「虫2号えり」の、奴隷としての大学生活がこうして始まったのでした。
さて・・・・・・・・・・
今後サークルのみんなは、私たちを使ってどんな残酷なゲームをするでしょうか?
私、そしてアコの心身はこの後どこまで持ちこたえることが出来るでしょうか?
サークルのみんなはやがて私たち以外の「虫」を欲しがるでしょうか?
姉ヶ崎さんは、どこまで私の秘密を知っているのでしょうか?
かつての私のように、サークルの奴隷には妊娠の危険はないのでしょうか?
そして私は、木村君とまた再会することはあるのでしょうか?
これから書いていきたいと思います。