えりさんの作品

人間の鎖・えりの鎖5


  第一回で書きましたよね。
 えりの乳首に洗濯バサミをセット、お○んこには針を刺されて分銅をぶら下げられている。
 「風もないのにぶーらぶら♪」

 針って 痛いです。
 激痛です。
 汗がにじみます。
 脂汗って、じとっとしてるんですよ
 自分が醜い怨念のかたまりになったような気持ちになりました。
 なんでこんなことしてるんだろう。
 なんでこんなことさせらてるんだろう。
 こんなことしている私も一緒に、全部なくなってしまえばいいのに。

 最初はみんな見物してるんだけど、しばらくたつと、みんなが他のことしてても、
私はずっと同じ格好で歌い続けなければいけなかったんです。
 一時間ぐらい。
 羞恥のうえに放置……人格崩壊。
 あの地獄は私の原点です。
 人格を棄てられた…そして自らの人格を捨てた一時間。

 でも 強烈な体験だから 忘れられない 麻薬みたいに。
 親や友だちになってくれた人のさりげない優しさより、いじめっ子が与えてくれた劇薬のような
強烈な体験の方が、私を支配してしまうのです。

 大切に思ってくださった方々のこまやかな配慮の方が大事だと理性ではわかっているのですが。

 バーチャルな世界でなら、そんな自分を開放できます。
 でも、だからといって爽快にはなれません。
 醜い欲望に負けてしまうのは、自分自身の心の問題ですから
 バーチャルな世界であっても、ごまかせません。

 「どこの世界に、こんなかっこうして踊っている女の子が居るでしょうか。
私に優しくしてくださった方、産んでくれたお母さんお父さん、みんなみんなごめんなさい。
私は皆さんの誰に対してよりもたくさん、私を性処理用の奴隷に仕込んだ人たちのために頑張って、
身体を張って尽くしたのです」

 今晩も、私を理科室に連れてってください。

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