えりさんの作品

学校 3

 私、三時間舐めろって言われても出来ますよ。
 玉を包むようにしゃぶるとか、いろいろ訓練させられました。
 もちろん、肛門を舐めるのは定番です。
 男子が後ろに回って私の頭の上におちんちんを乗せて、
 「ちょんまげ!」
 とやって、みんなが大爆笑、なんてこともありました。
 もちろん、私や奴隷たちにはたぶん、なんの表情も浮かんでなかったと思います。
 お互い覗き込んだわけではありませんが、手に取るようにわかります。
 たとえいじめられているとき以外はお互い目も合わせないような関係でも、いまから思えば、
 私たちは「仲間」だったのかもしれません。
 ほっぺたにおちんちんをびたびたされても、能面のような顔をしていたと思います。

 私は、いまだに表情が豊かではありません。
 笑顔も、まるで強制されているように、ぎごちない顔になってしまいます。
 自然に笑えない人間になってしまいました。
 そんな自分が嫌でたまらない時期もありました。

 でもそんな私も、学校の建物を見ると、あの頃自分はイキイキしていた、と思えるのです。

「2号、もしお前に子どもが出来たら、学校の建物の前で子どもにどう説明するんだよ、昔の自分をよ。ヒヒヒ」
「………」
「こう言うんだろ、私は性的なおもちゃだったの。いつも青筋が浮き出たおちんちんをくわえて、
一生懸命、首を振っていたのよって」
「………」
「黙ってたって、もう濡れてきてんの、お見通しなんだよ。ホラ、お前の口から言ってみろよ2号」
「私は性的なおもちゃだったの。いつも青筋が浮き出たおちんちんをくわえて、
一生懸命、首を振っていたのよ」
「よおし、フフフ、でもさ、だいたいお前に子どもなんて出来んのかよ」
「………」
「さんざん使われたからなあ、俺たちに。出来ても流産じゃないの。知らないけど。
だいたいお前のおっぱいは母乳出ないだろ。あれだけ針刺されてたら」
「………」
「え? 言ってみろよ。自分の立場を」
「……はい、私のおっぱいは、赤ちゃんのためにあるのではありません。皆さんのための道具です」
「じゃあ、どうされたいんだよ?」
「はい。今日も針山にしてください」
「ははは、いい心がけだ」
「………」
「お前も笑えよ、俺たちが楽しんでるんだからよ」
「………」
「それが笑顔かよ。キモチワリーな。ホント、お前ら陰気だから、いびり抜かれてもしかたねえよな」

 今日もいじめっ子の笑顔は、私の表情と違って、心から楽しそうで、爽やかでした。
あんなに自然に笑えている側になれない私は、やっぱり虫けらです。
 「今日も思う存分、いびり抜いてください!」

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