Gさんの作品

いじめられっこ3


奴隷契約書にはあゆみに全ての権限を与え自分はあゆみの所有物であることを書いた。
この契約書に私はサインをした。
あとはあゆみのサインをもらえば私はあゆみの所有物になる。
私は本当に変態だと再確認した。
実の妹のように仲がよかった近所の後輩に所有物にしてくださいという契約書を書いている。
頭のおかしい人としか思えない。
もしあゆみがこの契約書をみたらどんな顔をするだろうか、軽蔑し二度と話しをしてくれないだろう。
私はそうはなりたくない。あゆみは大切な後輩だから。
私はその日妄想にふけた。
契約書をなんども読み返しあゆみがこの契約書にサインをしてくれるのを思いながら、
あゆみが私をバカにした顔で見る。
ばかじゃないの?と私を責め立てる。私はお願いしますと土下座しあゆみに奴隷にしてくださいと頼み込む。
興奮して眠れなかった。その契約書は机の中に閉まった。
次の日あゆみと一緒に学校にいきました。
あゆみは私のことを「なっちゃん」と呼びます。
今日もなっちゃん一緒に行こうとあゆみが近寄ってきました。
放課後になると私とあゆみは同じバレー部に所属しています。
私のポジションはライト。エースのレフトではないけれどなんとかスタメンの6人に入れています。
あゆみもポジションはライト。
もちろん私ともう1人の2年生がいるのでサブですがもともとバレーの素質のあるあゆみは1年の中でも
上手いほうでした。
ある日、練習であゆみが私の代わりにスタメン組みに入りました。
私は本当は泣きたいぐらいだったけどみんなの前で泣けないし特にあゆみの前じゃ絶対泣けない。
あゆみも戸惑ってはいましたが顧問の先生に褒められていました。
私はその日家に帰ってひとりで悔しくて泣きました。
いくら仲のよいあゆみだからって部活は別。
私が試合に出れなくてあゆみのタオルを持ってあゆみがベンチに戻ってきたときにあゆみに
タオル、ドリンクを渡し、あゆみをうちわで扇いであげなきゃいけないと思うと悔しくて涙がでました。
でも今思うと部活は別ではなく、私の中に奴隷契約書を渡すチャンスが出来たと少し思っていた気もする。
でもそのときはショックで泣いていた。
私はそれからスタメンに返り咲くことはできなかった。
あゆみがベンチに戻ってくるとタオルとドリンクを渡す、汗をかいているあゆみをうちわで扇ぐ
それが私の仕事になった。
あゆみは試合になると私にタオルを渡しまたコートに戻っていく。
こうした中でゆっくりと私はあゆみの奴隷への準備を始めていたのかもしれない。
奴隷というと少し言いすぎだけどあゆみへ忠誠心を見せていくことに何の違いも無い。

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