久遠さんの作品

私の最期-恐怖の録音テープ-


次の日、私は昨日の記憶が曖昧なままいつも通りノーパン・ノーブラで学校へ登校した。
加奈が学校生活で唯一安らげる教室。
友達との楽しい会話。それも今日までであろう。
昼休みのチェックが終わり、午後はなんと2年生の先生が一斉出張でいないというのだ。
これを先輩が聞き逃すわけがない。私と一部の女子を残し、先輩方は完璧な防音設備のある
音楽室に2年男子全員を連れ込んだ。私の学年で全員で120人なので、
100人程度入る音楽室にこの半分以上がはいるのは余裕である。

午前中に先輩方はあらかじめ2年の男子限定で
「午後に音楽室でおもしろいテープの即売会やりますv是非どうぞ!」
と売り込みをしていたのである。だからその男子がほぼ音楽室に入っていったのである。
そして何が起こっているのかわかっていない私は普通に勉強する事にした。

「加奈ちゃん!男子が帰ってきたよ!」
さっきから友達とプリクラ交換していた智香がそう言ってきた。
「ホント?何があったんだろうね・・・」
「さぁ?なんかのテープらしいよ。フラッシュ動画の録音テープじゃないの?」
「多分そうだよ。あ、戻ってきた。」
私の教室に男子が戻ってきた。しかもなぜか私をみてニヤニヤしたり軽蔑の眼をしたりした。
それで私は1人の男子にテープの内容を聞くことにした。
「ねぇ、なんのテープ?フラッシュの録音?」
「プッ!そんなんじゃねぇよ!にしてもアンタにこんな趣味があったなんてな。」
「そうそう、いつも大人しいからやってねぇとおもってたんだけどねv」
「え・・・・?何の話?」
「そうだ加奈、これから女子トイレ来いって先輩が行ってたぜ。早く行ってこいよ。」
「う、うん・・・」

女子トイレで先輩方が待っている。つまりまた苛められるかなんかだろうと私は思った。
そしてトイレにいくと先輩がいきなり私を囲んでニヤニヤした。
「な、なんでしょうか・・・?」
「ねぇ、男子になんのテープか聞いてきた?」
「い、いいえ・・・ご主人様方が売っていたとは聞いたのですが、なんのテープなんですか?」
「コレの事?」
先輩の手に握られていたのは売られていたテープだった。タイトルには
「2年×組の大和撫子「加奈」の実態!Hな彼女は毎日激しくオナニー」とあった。
しかもケースには前に受けたお仕置きの時、密かにとられてた画像が貼られていた。
私はもう声もだせなかった。
「あ・・・あ・・・」
「凄いでしょ?私たち放送委員会委員長と副委員長だから放送室の機械使い放題!
だから私達の声消して、アンタの声だけにして最初から最期まで全部ね☆ジャケットには
手が写ってたからPCでちょっと加工しただけ。最高傑作ってやつね」
「ひ・・どい・・・・」
私はもう泣くぐらいしかできなかった。奴隷となってしまった以上、先輩方に逆らえない。
今起こっている事は紛れもない事実・・・。
「んじゃ今日はもういいから戻りなさいv男子達全員に300円でコレ売ってあげたから。
アンタはもう変態オナニー女として見られるでしょうねvさよならvv」
「そんな・・・」

泣いていた事を隠して私は教室に戻った。そうしたら男子どころかこのテープは
女子の手にまで行き渡っていてすでに私はクラスの嫌われ者にまでになった。
話し掛けようとしても「しゃべんな変態!」とか「もう膜破れてんの?」とかの
質問ばかり。

挙句の果てに私は学年中から変態扱いされた。唯一の友は智香だけ。
しかし真実をはなせば私はおそらく先輩方にもっと恐ろしいお仕置きを受けるだろう。
もしかしたら智香を巻き込むかもしれない。
だから智香が何を聞いても
「私は本当に変態なの」
と、学年中の変態論に肯定するしかなかったのだ。

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