イブさんの作品

第1章 プロジェクト始動 その3:ナナ

「 翌日、ユキとアヤは学校に来なかった。
昨日あんな目にあわされたのだから当然だ。
クラスの人の大半がユキへの仕打ちは目撃していたから知っていて当然だが、
人目につかないところで行ったアヤへのお仕置きも、もう知っている人がほとんどだった。
「アイツら、もう学校来れないね」
 ハルが笑ってユカリに言った。
「私はちょっと、緊張してたけどね」
「でも最後はユカリだって楽しんでたじゃん。
ユカリ、背ぇ高いし、腕力あるし、意外といじめとか、向いてるかもよ?」
 ハルの言葉に、ユカリがふふっと笑った。
でもユカリは、ユキはハルに嫌がらせをしていて前から嫌いだったし、
アヤには特定の恨みがあったからあんなことをしたけれど、無意味に人をいじめる気にはなれないな、
と思っていた。
 バン!という音が突然して、ユカリの目にハルの机に両手を叩きつけた茶髪の女の姿が飛び込んできた。
「ちょっと来てくんない?」
 ハルをにらみつけてそう言うと、彼女はユカリにも、「アンタも」と声をかけた。
ユキとよく一緒にいた、隣のクラスのナナだ。
さっきまであちこちから聞こえていたユキの昨日のことを笑う声がピタリとやんでいた。
ナナの後ろには4、5人の男女がいて、拒んでも乱暴に連れて行かれるのでは、
とユカリはすでに怯えていた。
「用があるならここで言えば?」
 ハルはちらりと時計を見てからそう言った。ナナが舌打ちする。
「来いっつってんだよ!」
 ナナがイライラした声で言ってハルの左側に回った。
後ろにいた男の一人がそれを見てハルの右側に回る。
両腕を取って強引に連れて行くつもりだった。
「ほら来…ひゃあ!」
 ナナが声を上げる。ハルが自分の右側に回った男の腕をつかんで、
男の手にナナの胸をさわらせたのだった。
「いや!ちょっ…バカ!さわんな!」
 ナナが叫んで、一瞬嬉しそうな顔をしていた男も、ハッとしてハルの手を振りはらう。
「てめ…」
 ナナが赤面してハルをにらみつける。ナナのとりまきも、いいようにあしらわれているナナの姿に、
動揺した表情を見せていた。
「ユカリ、せっかくナナが来てくれたんだし、アンタも何かしてやれば?」
 その言葉にナナが後ろを振り返る。しかし相手がユカリとなると、ナナも強気だった。
「てめえ、中学の頃はいじめられてたんだって?アヤから聞いて知ってんだよ。
いい気になってるとお前がどんなヤツだったか言いふらすぞ!」
 脅されてユカリがうつむくのを見て、ハルがナナの肩を叩いた。
「何よ?」
 振り向いたナナの胸を両手で掴み、ハルはそれを思いっきり揉んだ。
「いやあ!や、やめろ!何す…んんっ!」
 ナナが体をくねらせる。ハルの腕を掴んで胸からはなそうとするが、うまく手に力が入らなかった。
「おい、やめろ……うわああっ!」
 止めに入った男の急所をハルはナナの胸を掴んだままの格好で力一杯蹴り上げ、
しりもちをついた男の股間をさらにぐりぐりと踏みつけた。
「ひいいいいいっ!やめ…うぅっ!」
 男が意識を失ってうずくまる。
他のとりまきたちはナナと男の不様な格好に、ハルに抵抗する気力を失っていた。
「ナナ、昨日何があったのか、知ってるよな?」
「うぅ…胸…はなしてよっ!」
「質問に答えろよ。昨日、ユキはどうなった?」
「っく……、きょ、教室で…スカートめくられて…尻叩きされて…」
「そうだよ。最後はパンツも脱がされたけどね。
……ねえ、アンタとユキってさ、仲良しなんでしょ?よく一緒に偉そうな態度取ってたよね」
 言いながら、ハルは胸を更に強く揉む。
「っんん!!やあっ!はなせよ!」
「ユカリ、コイツの腕押さえてて」
 ハルの言葉にビクッとしながらもナナはユカリをにらみつけた。
「そんなことしたら、アンタのこと全部バラしてやるから!」
「ユカリ、気にしなくていいよ。
コイツ、ユカリの過去のことばっかり言ってるけどさ、ユカリの中学時代よりひどい目にあわせてやれば、
もうユカリのことも脅せないでしょ」
 ね、というように優しい目を向けるハルに、ユカリはうなずいて、自分のスカートのベルトを外した。
そしてハルにナナの腕を後ろにまわしてもらうと、その手をベルトで縛った。
「痛い!縛ってんじゃねえよ!てめえなんか中学の時、頭から水かけられて泣いたくせに!
毎日スカートめくりとかされてたくせに!…っんん!腕痛い!私の手はなさないと、
高校でもいじめるかんな!」
 ナナの言葉にユカリは一瞬たじろいだが、ハルは大笑いした。
「あはは、この状況でそんなことが言えるなんて、アンタってバカなんじゃない?…
ユカリ!ナナにいじめられる前にアンタがナナをいじめちゃえば?」
「え?」
 ユカリがぽかんとした顔を向ける。
「スカートめくり、ユカリが中学でされてたみたいにさ、ナナにしちゃいなよ。
そしたらナナはもうユカリにこんな偉そうなこと言えないでしょ」
「ちょ…ちょっ……嘘!ダメぇ!そんなの絶対ダメなんだから!!」
 ナナが取り乱す姿が、ユカリの迷いを吹き飛ばした。自分の方が優位に立っているんだ、
ということは言い知れない優越感をユカリに与えた。
「きゃああああああああああああっ!!ヤダヤダヤダぁ!!」
 ユカリはナナのスカートを両手で持ち上げ、そのまま手を離さなかった。
両手を縛られていて抵抗できないナナは精一杯足を閉じるが、そんなのはまるで意味がなかった。
だがそうすることがナナの心をわずかに支えていることに気付いたユカリは、
ナナに追い打ちをかけることにした。
ユカリはスカートを持った両手に力を込めて、ナナの体を持ち上げたのだ。
「きゃああああああああっ!!何すんの!?おろして!いやああああっ!!」
 さっきまでの強気な態度はどこへやら、足をバタバタさせて叫ぶナナの目には
うっすらと涙が浮かんでいた。
「もうやめて!おろして!おろしてってばぁ!!」
 狂ったように叫ぶナナに顔を近づけ、ハルは笑いながら言った。
「わかった?ユカリはもう中学の時のユカリじゃないの」
 ナナは悔しそうに唇を噛んだが、もう文句など言える状況ではなかった。
「わ、わかったわよぉ……わかったからもうおろしてぇ!!」
 ユカリがパッと手をはなし、ナナは肩で息をしながら、床に膝をついて座り込んだ。
「じゃ、次は私からだね」
 ハルが楽しそうに言って、ナナがバッと顔を上げる。その表情は今にも泣き出しそうだった。
「そこに正座して」
 ナナは不安そうな表情で、正座する。
「じゃ、そのまま体前に倒して」
 ハルは乱暴にナナの上体を押して前に倒した。
両手が縛られていて手をつけないので、お尻をつきだした格好になる。
「アンタとユキって仲良かったんでしょ?だからお仕置きもお揃いにしてあげるよ」
「え?…ね、ねえ、まさか尻叩き!?私…私そんなの嫌ぁ!」
「知らねーよ」
 ハルはそう言ってナナのスカートをまくり上げた。
そしてホウキを持つと、ナナの尻を叩いた。
「いやああっ!痛い!ちょっとやめてよ!もうアンタ達に文句言わないって約束するからぁ〜っ!!
痛い!痛い痛い痛いいいいっ!!」
「おいおい、こんなのまだ序の口だよ?さっき言っただろ、ユキはパンツも脱がされたって!」
 そう言うと、ハルはナナのパンツをずり下げた。
「きゃあああああああああ!!嘘でしょ!?やめてえええええっ!!」
 ハルは丸出しになったナナの尻を容赦なく叩き続けた。
「痛い!痛い!ごめんなさい!もう文句言いません!
あひゃあっ!痛いぃ!ごめんなさい、ごめんなさぁ〜い!!」
 それでもナナを叩き続けるハルの腕を、誰かが掴んだ。ハルが振り向くと、
さっき股間を蹴られて意識を失っていた男だった。
「てめ、やめろよ」
「ふーん、ナナがそんなに大事なんだ」
 ハルは動揺せずに、むしろ余裕の笑みを浮かべた。
「じゃあさ、さっきナナの胸さわれた時、ちょっと嬉しかったでしょ」
「なっ…!そんなわけねーだろ!」
「どうかな」
 笑いながら男の手を振りはらうと、ハルは素早く男のズボンのベルトに手を伸ばした。
「うわ、やめろよ!」
 慌ててハルの腕を掴むが、ハルは無理矢理に男のベルトを外し、ホックを外すとチャックを下げた。
そして男の腕を後ろに持っていく。ユカリがすぐに男のベルトで男の手を縛った。
「何すんだよっ」
「じゃーん!お披露目!」
 笑ってハルは男のズボンをトランクスごとおろした。
「うわあああああっ!!何しやがんだよ!」
「まあまあ、アンタにイイ夢見させてあげるから」
 ハルはそう言ってウインクをした。男は顔を真っ赤にしてジタバタしていたが、
腕を縛られていては何もできなかった。
「ナナ、何するかはわかってるよね?」
 そう言ってナナの髪をつかんで、彼女の顔を持ち上げた。
ユカリが男をその場に座らせる。ナナの目の前に男のモノがあった。
「嘘…やだぁ〜…」
 ナナのそんな言葉は無視して、ハルはナナの顔を無理矢理男の股間に押しつけた。
男はさっきまでと違い、抵抗せずに、むしろナナが自分のモノをくわえるのを待っているようだった。
「おい、さっさとくわえてやれよ」
「嫌よ!絶対イヤ!」
 そう言っていっこうにくわえようとしないナナに、ハルはため息をついてホウキを持った。
「じゃあしょうがないね」
 そしてナナのアソコにホウキを突っ込む。
「ひっ…ひゃああっ!!痛い!痛い!やめてえ!わかった、ちゃんとやるから!ホウキはやめてええっ!」
 ようやくナナは大人しく口でご奉仕を始めた。男の息づかいが段々と荒くなっていく。
「コイツが口に出したら、ちゃんと飲み下すんだぞ」
 ハルの言葉に青くなりながら、ナナは悔しげな表情で奉仕を続けた。
「……んっ!!」
 とうとう男が射精した。反射的にナナが顔を離そうとするが、ハルがそれをしっかりと押さえた。
「ん…んんっ」
 涙目で嫌だとうったえるナナだったが、ハルはそんなの気にしなかった。
「うぅ…うえ……」
 仕方なく、ナナは男の精液を飲み込む。
「ほら、よかったでしょ?じゃあさっさとパンツとズボンはいてね」
 ハルは笑って男の手を縛っていたベルトをはずした。
男は結局ハルに抵抗するどころか気持ちよくなってしまった自分を恥ずかしいと思って、
ズボンをはくとそそくさと教室を出ていった。
「ユカリ、バケツに水くんできて」
 ユカリにそう指示を出すと、ナナの手を縛っていたベルトをはずした。
ナナは慌てて脱がされていたパンツをはいた。ハルはナナのブレザーとスカートを脱がせた。
「やだぁ!っもう!何よ、まだ何かするの!?」
 悔しげに叫ぶナナに、ハルは意味ありげな笑みを返した。
「ハル、水をくんできたけど?」
「その水、コイツにかけるんだけど、でもそれはユカリの仕事だよ。
ユカリ、中学の時に水かけられたんでしょ?それを笑ったナナも、同じ目にあわせてやらなきゃ」
「ちょっ……も、もう笑ったりしないから……やめてよぉ〜!!」
 そう懇願するナナに、ユカリは容赦なく水をかけた。
「きゃあああああっ!!冷たい!冷たいぃっ!」
「あの時の私がどんな気持ちだったかわかったでしょ?
これでもう、私のこと笑ったりなんてできないはずよ」
 そう言ったユカリの言葉は冷たかった。
「うぅ…もうやだあ〜っ」
 制服を持って逃げようとするナナの腕をハルが掴んだ。
ナナから制服を取り上げると、代わりに雑巾を渡した。
「アンタに水かけたせいでうちの教室の床が濡れたわ。拭いていって」
「くっ……!!」
 反抗的な目を向けるナナを、ハルは「嫌なの?」とにらみつけた。
「わ、わかったわよ!やりゃいいんでしょ!」
 ナナはそう言って床を拭き始めた。あと少しで拭き終わる、という頃、
ハルがナナの股間のあたりに後ろからホウキを当てた。
「ひゃあっ!!」
 ナナがしりもちをつく。
「ほら、ちゃんと掃除しろよ」
 ナナが悔しそうに唇を噛みながら再び拭きはじめると、またハルはホウキを当てる。
今度はナナがお尻を動かしてそれをよけようとしたが、ハルは面白そうに、
ナナのお尻の動きに合わせてホウキを動かした。
「ちょっ……あぁん!」
「ほらほら、あとちょっとだろ?早く拭けよ」
 またナナが拭き始めると、ハルは今度はナナのパンツを掴んで、そこにホウキを入れて
お尻や股間をいじった。
「やああああっ!!もうやだぁっ!」
 ナナは無理矢理振りはらって立ち上がろうとする。ハルはそれに抵抗せず、
しかしホウキはパンツの中に入れたままでホウキから手をはなした。
「やあああぁんっ!!」
 ハルのせいで、ナナが立ち上がった時にホウキがお尻の割れ目ではさまれるような形に
なってしまったのだ。ハルは笑ってホウキを抜いてやった。
「んんっ!…もう……もうやあああああああああああっっ!!」
 ナナはそう言って制服をハルから奪うと泣きながら走っていった。
 ハルはユカリとパン、と手を合わせた。
「それにしてもユキとナナって逃げ方まで似てんのな」
 ハルがそう言って、二人は顔を見合わせて笑った。
「でもこれで、一年を仕切ってた二人はもう文句言ってこないね」
 ユカリが笑顔で言う。
「でも…」
 後ろから声がした。それはユキのとりまきだったカナコだった。
「ユキとかナナって2年や3年にも知り合いいたから、一応、気をつけた方がいいよ」
「アンタはユキの味方だったのに、何よ、今度はアタシの味方につくわけ?」
「ユキやナナをいじめてるアンタを見てるのに逆らうなんてバカでしょ」
 その答えにハルが笑顔になった。
「OK、2年でも3年でも来ればいいよ。やっと学校生活が楽しくなってきたんだ。
どうせなら、アタシがこの学校のトップに立ってやるわ」
 そう言ってハルはユカリとカナコに親指を立てて見せた。。

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