かのんさんの作品

ターゲット パート1

日本のどこか山奥に、森に包まれた小学校がある。
生徒数は全校157人とそれなりに多く廃校の心配は今のところない、
小学校へ通うには一番近い子でも1キロはある。
それでいてバスがないのだから、つく頃にはもう足は樹の棒状態。
そんな所に、6年生の仲良しグループがあった。
大浦沙姫、浜宮朝子、向井果歩、鮎沢新奈だ。
このグループ、特に沙姫は、協力性もあり誰とでも親しく気さくに話せるとして成績は
勿論内申点でも高い評価を受けていた。
このグループが、とんでもないことをしでかそうなど、一体誰が考えただろう…。

―2時間目―
体育は、100m走だ。
沙姫は、タイムを記録表に書きこんで欲しいと頼まれた。
最後の番だ。赤組には篠崎由里子、白組には鮎沢新奈がいた。
先生「位置についてよーい…ドン!」
篠崎は、ほんの少しフライングした。と、新奈はほんの少し遅れた。
みるみる差が出、先生が告知したタイムは、新奈は勿論、4人全員より明らかに速いタイムだ。
先生はタイムウオッチに夢中で気付かなかったが、しっかりと片時も目を離さず見ていた沙姫には分かった。
沙姫「許せない…」
沙姫は、ただ一言そうもらした。
体育が終わり、誰もいない女子更衣室での出来事―。
沙姫「ねえ新奈ちゃん、今日の体育さ、あれ篠崎がフライングして新奈ちゃんが遅かったよ」
新奈「えっそうなの?」
大浦「うん―だからさ、何か篠崎許せなくない?」
朝子・果歩「「そーだよねーっ」」
沙姫の質問に、果歩と朝子が同意の色を見せた。
新奈「うん」
新奈も、遠慮がちだが、はっきりと発言した。
沙姫「よしっじゃあ篠崎を恥ずかしい目にあわせちゃおっか」
朝子・果歩・新奈「「「さんせーーーーー!!」」」
果歩「どうするの?」
沙姫「それはね…」

―放課後―
由里子「あー早く帰ろー。疲れちった」
由里子がくつ箱を開けると外履きがなかった。
由里子「えーっっ。どーしよォ…あれ大分馴染みのあるくつなのに…誰かが盗んだのかな?あれ?」
外履きの代りにくしゃくしゃになっている紙があった。
内容は以下のものだった。

あんたのくつは預かった
返して欲しくば体育館倉庫まで来い

由里子「えーっマジで!?…でも、行動を起こさなきゃ何も変わらない…」
由里子は体育館倉庫に向かい走り出した。

―体育館倉庫―
沙姫「遅いよーっ、篠崎さんっ。いや、由里子でいっか」
由里子「ふざけてるの!?さっさとくつを返しなさいよっ!」
果歩「何よっあんた生意気なのよっ」
げしっ
由里子を蹴った。
新奈「叫びたきゃ叫べばいーじゃん。ここは防音効果がしてあるしいっくらでも」
沙姫「由里子ォ。あんたさー、体育でズルしたでしょ」
由里子の脳裏に記憶が蘇った。
自分が負けたくない、絶対に、普通の人が優等生に勝てるという希望を与える為にはズルをしてもいいと―。
自分の軽はずみな行動―。
沙姫「新奈ちゃん傷付いてんだよね」
果歩「復讐みたいなもんかな」
朝子「あんたを恥ずかしい目に合わせてやるよ」
果歩「覚悟しなさいよね!」
そう言い終わらないうちに、浜宮と鮎沢が篠崎の両手両足を押さえた。
由里子「なにすんの!!」
沙姫は由里子のGジャンを素早く脱がせ、薄手のTシャツをスリップと同時にするっと脱がせた。
由里子「きゃーっ!」
そこには成長途中といいたげな小さな乳房があった。
スカートを脱がせ、パンティーも脱がすと、そこには全裸の由里子がいた。
と、そこでフラッシュの音がした。
ぱちぃ
果歩が由里子の全裸を写真に写す。
何枚も、少なくとも3枚はとっていただろう。
沙姫「じゃあ、果歩は写真とってよ」
果歩が頷いた。
新奈が由里子の胸を強く揉む。
由里子「いっ…いたっ…っ…」
同時に沙姫がもう片方の乳首を噛む。
更に朝子が自分の腕を突っ込んで処女膜を破る。
痛さ、快感、異物感…なんとも言えないような感覚が由里子を襲う。
自分のカメラで写真をとりまくる果歩への羞恥心も薄れ、長い髪を振り乱してイった由里子…。
沙姫「あんたの裸やイく姿は写真に映ったわよ」
果歩「チクったり生意気な態度したらどうなるか分かってるよね」
新奈「ずるなんかしたあんたが悪いんだかんね」
朝子「はい、服とくつ」
軽く投げ渡された服とくつは、どこも傷ついてはいないものの、
どこか哀愁さを漂わせていた。
それはくつと服を見る目が潤んでいたからであろう。

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