keikoさんの作品
keikoさんのメールはこちらから

母娘 悦虐の輪舞C



帰宅した由美は、毎日のように部屋で一人泣いた。
母にだけは心配をさせたくなかった。
母親の前では気丈にふるまったが、一人になると毎日繰り返される虐めに涙が溢れてきた。
机に向かっても勉強は手につかなかった。
集中して受験勉強をするような状況ではなかった。
そればかりか、いすに座っている由美の下腹部がいつごろからか、
熱くなってしまうことに戸惑いを覚えていた。
学校での性的な辱めを思い出すと股間がなぜか熱くなるのだ。
むずむずするような、子宮の部分が熱いかたまりを呑みこんだような不思議な感覚に襲われるのだ。
いけないと思いつつ、パジャマのズボンに指を侵入させてショーツの上から秘部を押さえてしまう。
指をショーツの上から使い、刺激してしまうのだ。
気持ちよかった。
後ろめたい気持ちよりも快感のほうが強かった。
クラスメイトからの虐めを思い起こすたびに自慰行為をしてしまう自分が惨めであった。
みじめに思っても、毎晩、指を使って自分を慰めずにはおれなかった。
 学校を休みたかった。休まなければ心が壊れそうだった。
仮病を使って休んだその日の午後、瑤子と沙也加が見舞いに来た。
母の景子が由美の部屋まで通した。
「由美さん、お友達が心配してきてくださったわよ」
母が由美の部屋をノックするとそっとドアを開いた。
瑤子と沙也加が開いたドアからすべり込んできた。
「由美、大丈夫?心配したよ」
瑤子がベッドで寝ている由美に顔を近づけて優しく声をかけた。
母親が部屋を出ると瑤子と沙也加の声は一変した。
由美に写真を見せつけた。
スカートをめくられてショーツを膝まで下ろされた由美を写した写真だ。
後ろから羽交い締めにされて恥毛を露出させたままの由美が鮮明に写っている。
顔までくっきりと写っている写真だ。この写真をばらまくと脅された。
「明日は必ず学校に来るのよ、わかった?」
「由美が来ないと学校がつまらないってみんなも言っているのよ」
由美は翌日から登校するしかなかった。
由美が頷くのを見て瑤子はこの美少女を完全に手に入れたと思った。
 翌日、由美は暗い顔で登校した。由美子は休み時間にまたショーツを膝までずらされた。
「脱がしちゃおうよ。昨日、勝手に休んだ罰よ」
誰が言った言葉だろうか。両側から由美はショーツを足首まで下ろされ、抜かれていった。
瑤子が由美の今まで穿いていたショーツを汚いものを掴むように指先でつまんで教室の後ろに設置されてるゴミ箱に投げ捨てた。
由美は、うつむいてスカートを直すと、黙ってゴミ箱に向かった。
唇を噛んで屈辱感に耐えたが、止め処もなく涙がにじんできている。
惨めであった。泣いている自分が惨めであった。
泣き顔は、虐めている側への敗北だと思った。
ゴミ箱の中に、さっきまで穿いていた、まだ体温の残る白いショーツが無造作に落ちているのが見えた。
しゃがみ込んでスカートの後ろから剥き出しの臀部が露出しないように細心の注意を払いながら拾い上げた。
ゴミ箱の細かな埃が付着したショーツを手にしたとき、教室の前面のドアが開けられ、
眼鏡をかけた40代の男性教師が入ってきた。
古文担当の教師だ。
由美は手にしたショーツを履く間もなく、スカートのポケットにまるめてしまい込むと自分の席に戻った。
スカートの下はノーパンティのまま、授業を受けなければならない。
屈辱感がこみ上げてきた。涙がまたにじんでくる。
ノートに板書された古文の解説文を書き込むこともできず、
教師の低く聞き取りにくい声をただ聞いているだけだった。


メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット