keikoさんの作品

ブーちゃんC


教室に入った私に深雪さんが近づいてきました。
「ブーちゃん」
私はメス豚です。
「ぶーぶー」と甘えた声を出しました。
「ブーちゃんはかわいいメス豚ね。もっと可愛らしくしてあげるわ」
深雪さんはセロテープで私の鼻を上向かせて額に固定したのです。
私の鼻の穴が上を向いてしまいました。
「これでメス豚らしくなったわ」
深雪さんが腕組みをして満足そうに言いました。
「ぶーちゃん!」
クラスの生徒が声を合わせて呼びました。
私はみんなのほうを向いて
「ぶーぶー」と鳴き真似をしました。教室中がどっと笑い声に包まれました。
私は鼻の穴をまるで豚のように上に向けられたまま、教科書を読み、説明し、黒板に書きました。
勤務を早めに終え、校舎の外に出ました。深雪さんが友達を2人誘って校門で待っていました。
今日は、お約束の散歩をさせていただく日です。

メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット