霧裡爺さんの作品

恥罰学園 序章1


 明光学園教師、田村香織は闇の中でもがいていた。
帰宅途中の公園で何者かに拉致されたのだ。
いきなり黒い袋のようなものを被せられたところまでしか記憶にない。
目隠しをされている。両手はベルトのようなもので背中に拘束されている。
足は揃えた状態で動かせない。声も出せない。
 
(なに…これ…誰か…助けて…)
誰かが近づいて来る気配がする。それも複数。
(ひっ! い、いやっ…)
複数の屈強な手が機械的に香織の体から衣服を切り裂き、剥ぎ取ってゆく。
抗う術もなく最後の一枚も奪われ、25歳の美しい女教師は全裸を晒された。
レイプされる、と感じ懸命に身を縮める裸身に舐めるような男達の視線が這う。
それまで一言も発しなかった者からも溜息が漏れる。唾を飲む音が聞こえる。
男たちはその豊かな乳房に触れず、尻にも、漆黒の茂みの奥にも手を伸ばさずに香織を立たせた。
しゃがんで身を守ろうとする香織の長い髪がつかまれ、鼻の穴に金属のクリップが入れられた。
(あっ、な、何…痛い…)
鼻クリップが引き上げられ、痛みに耐えかねた裸身が伸ばされてゆく。
つま先立ちになるまで上げられて一切の抵抗を封じられ、そのまま引っ張り歩かされる。
香織はそのまま広い地下室を家畜のように鼻を引かれて何週もまわった。
 
「来たのねっ!」
ドアが開く音とほぼ同時に聞こえてきたのは意外にも若い女の声だった。
それに続いて複数の弾けるような笑い声が部屋に響く。
「キャハハハハッ! 最高っ」
「なにあれっ、かーわいそっ、あははっ」
「偉そうな香織先生もこれでお終いねぇー。ふふっ」
女の指示で香織に咥えさせていた布が外された。
「だ、誰なの、あなたたち…すぐにほどきなさい。こんなことをして、ただで済むと…」
最後まで言い終えることができずに香織の裸身は引き伸ばされ、男の平手が尻を打つ。
「あぐっ!」
「ね、ね。こいつ意外と濃いね」
爪先立ちに鼻クリップで引き伸ばされたうえに、不意の打撃を尻に受けたため
裸身が弓なりに反って腰が突き出される。
「こういう清純ぶったやつほど生えるのよ」
その股間を覗き、指差して女たちが笑う。
男が香織の鼻クリップを引き上げたまま怒声をあげる。
「お嬢様に生意気な口を利くな。牝っ!」
更に香織の尻を二度三度と強烈に打ち続けてゆく。
「ひっ、ひぁっ!」
右手を上げて男を制して女が言う。
「いいわ、香織先生。ゆっくり躾けてあげるから。うんと楽しませてね」
言いながら香織に着けられているアイマスクを外す。
「…あ、あなたは……」
そこには3ヶ月前に香織の受け持ちクラス、2年A組に転校してきた女生徒。
天王寺麗美が微笑んでいた。


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