霧裡爺さんの作品

恥罰学園 序章10


「また泣く。もういいかげんにして下さい。香織先生、歳いくつですか」
「にっ、ヒクッ…にっ、にじゅう…ごぉ…」
そのあまりにも情けない子供のような言い方にまた笑いが起こる。
「先生。少しは教師として年上の女性としての威厳を持って下さい。
これじゃあどっちが先生で生徒だか分かりませんよ」
「だ、だって…」
自分の教え子たちに笑われながら大量のおしっこをもらしてしまったのだ。
しかも全裸で立ったままで。
さらには怒られては胸を叩かれ笑われてはお尻をぶたれる。
拉致された異常な状況下でかろうじて保ってきた自分というものが崩壊してゆく。
もはや自身の立ち位置すら見失いつつあった。
「臭いねっ!」
鞭を受けたかのように香織の裸身がびくつく。
本当は無色無臭と言ってもいいほどだったが言葉で香織を辱めてゆく。
「どうしてくれるんです先生。それもこんなに」
「これはひどいよねー。匂い取れないと思うな。弁償よね。弁償。
まずは麗美さんにきちんと謝りなさいよー。ほら、早くー」
たたみかけるように文恵が責める。
おしっこをもらして困っている香織をいじめるのが楽しくてしかたないのだ。
それでも教育者か、とか。25にもなって、とか。同性として恥ずかしい、とか。
こんなのが自分の担任だと思いたくない、とか。
思いつく限りの罵詈雑言を浴びせる。
何一つ反論できず小さくなって打ちひしがれる姿に、暴言の鞭に打たれて耐える姿に
より加虐性が増してゆくのだ。
「この、おもらし女っ!」
ペッと音を鳴らして文恵が唾を吐きかけた。
鼻を吊られている女教師は避けることも叶わず汚辱の塊を頬に受け、
拭うことはもちろん顔を伏せることもできずに晒し続けるしかなかった。
呼吸は激しい運動の後のように荒く、豊かな双乳を上下させている。
「かわいそうだよー。文恵ちゃーん」
「桃子。あんたも撮ってばっかいないで何か言ってやんなよ。
あたしらこんなのによく叱られたんだよ。はしたないだの品が無いだのって。
自分はどうなのさ。裸に剥いたらただの女、いや牝じゃない。おもらし牝だよ」
「出ちゃったものはしょうがないよねー。でも何回もされると困るから今度から
おむつでもさせる?」
一瞬の間の後、香織以外の全員が笑った。おむつ姿を想像したのだ。
「あははっ。いいね桃子それ。ぜひ教壇でやってもらいたいな。
でも今はこれを始末しないとね」
麗美がおしっこの水溜まりを見て少し考える。
「理沙。香織先生が着ていた服を持ってきなさい。下着も全部よ。
雑巾がわりにそれで拭かせてもらうわ」
 
 ある目的のためだけに作られたこの完全防音の地下室にはさまざまな仕掛けが隠されている。
床もその1つで30センチ四方のマス目で区切られているのは単なる模様ではない。
1つ1つが独立しており開閉が可能で、床の下には落下防止のための鉄柵、
さらにその下は下水道へとつながっている。
つまりこの地下室はどこであっても床を開けて床上の汚れを下水道に流すことができるのだ。
その仕掛けをあえて麗美が使わないのは香織をさらに精神的に嬲るためにすぎない。
ちなみに床の表面は分厚いレザー張りで程よくクッションが効いている。
長時間人間を這い回らせても膝を傷つけないように作られているのだ。
また、この床の仕掛けを使って簡単に拷問を行うことができる。
床を空けて中に両手両足を拘束した人間を立たせるのだ。
床下の鉄柵から床までは30センチ程。人間の膝下くらいの長さしかない。
あとは鼻フックで吊るか、膝に拘束具を巻いてしまえばいい。
両足の裏側に木の棒をくくりつけるのでもいい。
これで一切の自由を、座ることも眠ることすら封じることができる。
あとは気の向くまま放置するも良し、鞭打つも良し、好き放題である。
汗も涙も排泄物さえもそのまま下へ流すことができるので何日間でも責め苦を
与え続けることが可能なのだ。
いわば巨大な水洗トイレの上に立たせているようなものである。
床を開けて開脚のまま立たせて嬲ったり、四つん這いにさせて陵辱したり、
または何人も並ばせたり向かい合わせにして辱めたりとバリエーションも豊富だ。
天井や壁にも人間を辱めるための仕掛けが数多く備わっており、この部屋を作らせた男
麗美の父親の異常な残忍性やサディスティックな性癖を良く表していた。
その父親はさらに改良を加えた新しい部屋を使うようになったので
放置されたこの部屋を麗美が譲り受けたのだ。


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