霧裡爺さんの作品

恥罰学園 序章16


夢。
こんなこと夢でしかありえない。
目が覚めればいつもの部屋のいつものベッドにいるはず。
あれから何日過ぎたのだろう。
麗美達のオモチャとして性をいたぶられる毎日。
奴隷としての躾、屈辱的な調教を受けさせられる日々。
もう夏休みは終わったと言っていた。
もしこれが現実なら世間で問題になっているはずだ。警察も動くだろう。
いくら天王寺グループといえども日本は法治国家だ。許されるはずがない。
(だから……夢だから……いい……)
暗闇に横たわる香織の右手が、おずおずと股間に伸びてゆく。
その手を寸前で止めて膝を緩めたまま、左手で乳首をいじめた。
独りの行為でも自分を焦らすのが好きだ。
そのまま今まで受けた辱めを頭に描く。
それを想像力が、より惨めで酷い映像に変えてゆく。
投げつけられた言葉の数々を思い出した。
「こいつって絶対マゾっ気あるよねー。ははっ、恥ずかしいかっこう」
その、いかにも見下した文恵の『こいつ』が心を揺さぶる。
両膝を立てて外側に倒し、足の裏を合わせて裸の下半身をひし形に開く。
そこに空想の視線を複数当てて耐える。
地下室にやって来る少女達は今では7人に増えていた。
いずれも香織のクラスの生徒達だ。
人数が増えるほどに少女達は加虐的になってゆく。
這いまわされ、お尻や胸をぶたれ、足を舐めさせられ、犬にもブタにもなった。
私はそんなにも憎まれていたのだろうか。
指を肉裂に這わせて上下にこする。
彼女達の前でもやらされた恥ずかしい行為だ。
既に湿っている。
いじりながら高校1年の夏を香織は思い出していた。
両親の都合で秋に転校するまでいじめられていた日々。
ひどい性的いじめを受けて処女を失った暑い日。
自分の中で消し去っていたはずの辛い記憶。
硬くなっているクリトリスをなでる。
中指を濡れそぼる肉穴に挿入する。
出そうになる甘い喘ぎを吐息に変えて吐き出した。
昨日の悪夢が影響して昔のことなど思い出してしまったのだろう。
(あんな……ありえない……私が……)
レズ用の双頭のバイブ。
その片方を膣に挿入されて腰にバンドで固定され、男性のような姿にされてしまった。
「先生が嫌ならいいのよ。その代わりうちの男達を使ってこいつを陵辱させるから。もちろん生で中出しだから
妊娠するかもしれないけど。ま、簡単に堕ろせるから。どっちにしても処女はここで失ってもらうわ」
全裸で這わされた愛らしい形のお尻が苦しげに揺れている。
彼女に塗られている催淫剤の辛さは身に染みて分かっていた。
「ねえ、好きなのをこいつに選ばせようよ。記念すべき初めてのお相手を」
「そうね。どっちも嫌だなんて言うなら……犬にでも犯させようか。それ用に訓練されたのがいるのよ」
歓声と笑いが起こった。
「い、いや! ……犬……男の人も……やめて」
「好きな方を選べって言ってんだろ。べちょべちょに濡らしてるくせに気取ってんじゃねえよ。
もっとケツ上げろ。こう言っておねだりしながらケツ振れ」
「あと10数えるうちにできなかったら犬に決定ね。はい10……9……8」
「ま、待って――」
「7……6……5」
「せ、先生に――」
「4……3……2……1」
「先生にして欲しいの……お、おまんこを……せ、先生おまんこして下さい……あっあっ――」
爆笑されながらクラス委員長の立花楓は必死にお尻を上げて左右に振った。濡れた陰部を晒しながら。
(立花さんまで……そんな……嘘よ……)
そのときのことを思い出しながら使う香織の指は、いつしか2本に増えている。
犬のように後ろからの結合を強制され、従ってしまった自分。
彼女の腰を抱えて腰を振りたて、昇りつめてしまった自分。
血と愛液で汚れた彼女の秘部を内部まで舌で清めている自分。
キスしながら彼女の身体をまさぐり、絶頂に導いてしまった自分。
(ゆるせない……こ、こんな……私なんて……うっ――)
自分を罰するように強く乳首をねじる。
さらに1本増やして3本の指を乱暴に膣に出し入れする。
暗闇に響く湿った肉の音が、より自分を惨めに追い込んでゆく。
立花楓の顔を思い浮かべた。
麗美達のグループを嫌っている一派の中心的存在だった。
だから狙われて拉致されてしまったのか。
楓がまだ1年生のときに自分にくれた手紙を思い出す。
それはラブレターとも呼べない可愛いもので、自分の全てを賛美する言葉で埋め尽くされていた。
(私は……そんな人間では……ご、ごめんなさい……ゆるして……)
いつしか粗末なベッドの上に這っていた。
自虐の思いに導かれるように、勃起しているクリトリスを激しくいじる。
と、同時に破壊するかのような勢いで、濡れた膣に指を出し入れする。
「本気でオナってるよ。この牝ブタ」
そんな嘲りの声が心に響く。
声を漏らさぬように枕に顔を押し付け、立てたお尻を細かく震わせながら香織は自慰で果てた。


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