霧裡爺さんの作品
恥罰学園 序章17
「そろそろ戻しても良いようね」
香織が自慰で果てるのをモニターで見ながら麗美が呟いた。
特殊な暗視カメラの数々は、まるで昼間のような鮮明さで余すところ無く恥ずかしい行為を映し出している。
「このところ毎晩ね。見られてないと思ってやる無防備なオナニーってぶざまだわ。
生々しいっていうか……」
「そうだ! 今度始めたらイク寸前で部屋に突入してやろうかな。
それで何をしていたのか問い詰めてやるの。
楓の前で言わせるのがいいか。あの娘、先生を崇拝してるみたいだから……。
抵抗するなら軽く拷問もできるし。
何を考えてオナってたか全部白状させて……実際に楓の見ている前でやらせて……
反省文の1つでも書かせるか。どう思う理沙」
「はい……素敵な考えだと思います」
麗美の足元で正座し、首輪以外なにも身に着けてない理沙が答えた。
「学校の方はうまくいってる?」
「はい。全て順調に進んでいます」
夏休みが終わってからは病欠扱いの香織に代わって、理沙が臨時教員として勤めていた。
「……あの……武彦様が香織さんを――」
「まーたパパが言ってきたの。味見させろとかなんとか。まったくもう。娘のオモチャを欲しがるなんて。
絶対にだめ。壊されちゃうに決まってるわ」
「…………」
「一度はっきり言っとかなきゃ。あれは……あの学園ごと私がお祖父様から頂いた
誕生日のプレゼントなのに。
パパは何でも人が持ってる物を欲しがるのよね。すぐに飽きて捨てちゃうくせに」
麗美は香織と楓の様子をモニターで見ながら、理沙に足舐めの奉仕を命じた。
「さて、理事長の方にも連絡しとかないと……。忙しいなー」