霧裡爺さんの作品

恥罰学園 序章8


「四つん這いになりなさい」
はい、と悲しそうに答えて命令に従って香織先生は動く。
ここに来たばかりの頃は怯えながら怒ってばかりだったが従順になってきた。
あななたち許しませんよ、と言っていた口で今は、許してくださいと泣くのだ。
あななたちの将来に傷が――とか、ここまでなら何もなかったことに――とか、
麗美さんのお父様もたいへんなことに――とか。
教師らしい説教くさい言葉も今ではまったく聞かれなくなった。
嫌! とか、やめて! と叫んでいた悲鳴も少なくなった。
無駄だと分かったのだろう。
この手で分からせてやったのだ、と和美は自分の分厚い手のひらを見る。
地下室から音が漏れることはないが、あまりうるさいとカンにさわるので猿轡をかませる。
そのうえでたっぷりぶちまくった。
ウーウーという猿轡越しの悲鳴もだんだん消えてゆく。
それでも叩き続けると香織先生はぽろぽろ涙を流す。
ときには鼻水や涎まで垂らして顔をくしゃくしゃにして泣く。
たまらなく愛らしい。
香織先生は一種の天才ではないかと和美は思う。
自分は昔から口より先に手が出てしまうたちだ。
何人もの女の子を叩いてきた。
叩きやすい子。叩きづらい子。叩いて楽しい子。つまらない子。いろいろなタイプがある。
香織先生は最上級だ。すごく楽しい。
こんなに楽しいならもっと早く叩かせてくれれば良かったのにと思う。
あの、きめ細かい白い肌。ほどよく弾力と張りのある肉。反応の良さ。表情。
騒ぎ過ぎず無反応でもいられず耐えようとする健気さ。
一撃を加えるたびに伸びて震える白い細首のなまめかしさ。
だからついつい引き込まれて夢中で叩きすぎてしまう。
あのときもそうだった。
 
 あれはまだ拉致して間もない日。反抗的な態度が残っているときだった。
フックで鼻を吊って立たせて両手は後ろ手に拘束。当然全裸。猿轡もかませていた。
理由は良く覚えていないがずっとお尻をぶっていた。
逆ハート型の白いお尻にたくさんの手形をつけてやった。
あっという間にピンクの桃のようになり赤いトマトのように変化してゆく。
猿轡越しの声音が何かを訴える調子でしつこかった。
また説教かと思った。
黙れ、と叩いた。叩いた。叩いた。
こんなに楽しいことを邪魔するなと叩きまくった。
突然、背伸びでもするようにピクリと伸び上がったまま先生が硬直した。
さっきまでの訴えるような悲鳴が泣き声のようなものに変化している。
全身も細かく震えている。
異変の正体に最初に気づいたのは正面から撮影していた桃子だった。
「あー! おしっこしてるー」
「ええ! 本当? うわっ、もらしてるよこいつ。きったないなー。何考えてんのよ」
文恵が早口でまくしたてた。
懸命に閉じた香織の内腿を濡らし足元に尿の水たまりができてゆく。
「まあ、香織先生っ。ふふっ」
麗美の笑い声を合図に全員が大声で笑った。
和美は笑った後に先生に見とれていた。
絵のように綺麗だと思った。
雪のような白い肌が隅々までバラ色に染まってゆくのだ。
固くつぶった目尻から涙が一筋こぼれてゆく。
それでも流れ出るおしっこは止まらなかった。残酷なほどに長く大量である。
全裸の女教師はなす術もなく教え子達に笑われながら鼻を吊られた棒のような姿勢で
おしっこをもらし続けるしかなかった。


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