霧裡爺さんの作品

恥罰学園 19



 その後に起こったことを理沙はうっすらとしか憶えていない。
が、ビデオに残されていた映像を見ると、目を背けたくなるようなものばかりであった。
そこには、あの男性教師とつながったままで廊下を這い歩く自分がいた。
それはまるで嫌がる男性教師を引いて歩く家畜のようにも見えた。
髪をつかまれて晒された表情は、苦痛とともに恍惚を表しているのが分かる。
涙を流し、口の端からよだれを垂らし、鼻水までも垂らし、瞳はとろけていた。
時折、歩みを止めた理沙の腰が小刻みに震える。
――腰を振ってないで歩けよ。
生徒たちに怒られていた。
――こいつら本当に教師かよ。
笑われていた。
乳首を、髪を、鼻を引っ張られて這い歩かされていた。
――きったねぇの。
唾をかけられていた。
結合させられている性器からは、精液と愛液が混じり合った汁が糸を引いて垂れている。
「私たちは教師なのに、学校でおまんこしています。ごめんなさい」
ビンタをされながら何度も謝罪をさせられていた。
男性教師と声が合わないと、何度もやり直しさせられていた。
「私たちは何よりも何よりも、おまんこが大好きです」
腰を足蹴にされて揺すられながら2人で言わされていた。
拘束を解かれ、仰向けに寝かせられた男性教師にフェラチオさせられている映像もあった。
相手の顔を跨ぎ、逆さまに重なっている。いわゆる69の体勢で。
――入れたいんだろ。もっとガンバレよ。
――ケツ振ってサービスしたら勃つんじゃねえの。
――理沙先生。しっかりー。あははっ。
数々の野次を浴びながら、懸命にしゃぶっていた。
しかも嫌がる男性教師の顔に自分の性器をこすりつけながら。
映像では伝わらない強烈な痒みが理沙を苦しめているのだ。
陰部に塗られた特殊な催淫剤は、数万もの極小の虫が這い回っているような錯覚を与えた。
かきむしりたくて狂いそうになる。
意思で耐えられるものではなかった。
やっと勃起した男性教師の肉棒に狙いを定め、腰を下ろして性器で咥え込もうとしている自分。
生徒たちに足蹴にされて邪魔されて泣いていた。
耳を塞ぎたくなるような淫語のおねだりを言わされ、やっと結合を許されると、
騎乗位の体勢で激しく腰を振っていた。
くるしげな2人の教師の性交を囲んで見ている生徒たちは、実に楽しそうだった。
  
(私は……わたし……あぁ――)
誰も居ない職員用女性トイレの個室。
生徒を罰することによって刺激を受けた理沙の脳裏に、以前の学校で自分が受けた辱めの
映像が次々と浮かび上がる。
久しぶりに生やした陰毛をさすっていただけの指は、いつの間にか下へと降りてゆき、
秘唇をこすり上げていた。
声を漏らさぬように取り出したハンカチを咥え、性感の詰まった肉芽を撫で、摘んでは揺すった。
(――!)
それは教師としてと言うより、飼われている奴隷の身では許されない行為であった。
奴隷にはプライヴェートもプライバシーも無い。
プライドや人格は踏みにじられ、弄ばれるためのみに存在している。
それを分かっていながらも指を止められない自分を蔑んだ。
――なんて淫らなのだろう。
以前の学校で罰ゲームに使われた、あの男性教師の名前をどうしても思い出せなかった。
次の日からは来なくなり、辞職したと聞いた。
――全ては自分のせい。
あのときに撮られたビデオは、一部の生徒たちの前で学校で上映させられた。
しかも性教育の一環と称して、理沙自身の口で解説までさせられていた。
さらには実習として、満座の中で何度も男子生徒に犯された。
教材として自分の手で肉体を開示させられ、性器能の説明をさせられた。
オナニーをして見せて、口や手での奉仕から排泄行為までも見世物にされた。
それでもそれは理沙の奴隷調教の始まりにしか過ぎなかったのだが。
(!)
メールの受信で理沙の指が止まる。麗美からだ。
過去の想いから現実へと理沙は引き戻される。
すぐに返信し、中途半端な状態の性器をトイレットペーパーで拭ってトイレから出た。


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