霧裡爺さんの作品
恥罰学園 3
「こいつはね。ド変態のマゾ女よ」
変態。それはあの平手打ちされた夜に、吐き捨てるように投げつけられた言葉だ。
「仕込む必要も無い程だったわ。生まれつきかしらね? いじめてあげると大喜びで濡らすの。
ほら、見て」
麗美が鞭の先端を千鶴の頭に載せて差し出した。
そこには、ねっとりした愛液が大量に付着している。
「こんな扱いを受けて、このザマ。あはははっ」
くるりと鞭を返して、汚れを千鶴の横顔で拭った。
「淫乱なマゾである本当の自分が嫌いで強気で隠していたのね。
ひざまづかせてやったら、すぐに正体を現したわ。
いやらしくお尻を振って、涎を下から垂らして、鼻を鳴らしてブタみたいにね。
理知的で道徳心にあふれる誇り高い我らの学園理事長様の中身は、
踏みにじられると興奮して濡らす変態女だったってわけ」
そうでしょう、と麗美に尻を蹴られた千鶴は、
「……はい……そのとおり……です……」と涙声で認めた。
麗美はチラチラとこっちを見て笑いながら、何事か千鶴に耳打ちする。
頷く全裸の女理事長と指示する女生徒は、見事なほどに対照的な表情だ。
「……あの……鎌木さん……」
鎌木の腰の辺りを見つめたまま、床に正座した千鶴が口を開く。
「あのときは……その……せ、せっかく押し倒していただいたのに……生意気にも抵抗してしまい……
も、申し訳ありませんでした。……次からは……絶対に拒みません。……い、いつでもどこでも……私
の……あ、穴を……好きなように使って下さい……お願いします」
じゃあ次ね、と再び麗美が耳打ちを始めると、千鶴の顔が苦悩に歪み朱に染まってゆく。
「……わ、私……実は……とても…ド…ドスケベで……」
閉じていた正座の膝が開いてゆく。
「つきあっている人もいないし……だから…その……い、いつも欲求不満で……」
左手で乳房を揉みだす。
「ひとりで……お、オナ…オナニーばかりして……うっ……いるんです」
右手が無毛の股間に降り、指が陰裂をこする。
「それで……何度も……か、鎌木さんのことを……あっ…考えながら……」
左手が乳首をつまみ、右手の指は2本が膣に入ってゆく。
「こんなふうに……ふぅ…お、おま…おまんこを…いじって……あぁ……」
口を開けたままで食事をしているような濡れた肉音が響く。
「鎌木さんに……レイプされるかと……思った夜も……私……オ、オナニーして……い、イキました。
…ごめんなさい……はっ…」
「本当の話よ。こいつオナるのが大好きみたい」
前屈みに倒れそうになる千鶴の姿勢を麗美が首輪を引いて戻す。
「……な、何度も乱暴に……犯されるのを想像したり……くっ…しゃ、写真とか……何か弱みを握られ
たり……脅迫……命令……あっ、あっ……大勢の人前で……いじめられ…わ、私っ…わたし」
「ふふ。もうイキそうになってる」
困ったような紅潮した顔に舌足らずな声で自慰を続ける千鶴の淫美さに引き込まれてゆく。
「あの……お詫び……鎌木さんを私の……オナニーのネ、ネタに勝手に使って……お詫びさせて下さい
」
麗美に耳打ちされた言葉を言いながら千鶴が這って来る。
「お詫びに鎌木さんの……お、おチンポ……しゃぶらせて……お願い……」
千鶴の手が伸びる。チャックが下ろされた。
ズポンの中におずおずと手が入ってくる。
もう、逃げる気は無い。
この女が手に入るならば、どうとでもなるがいい。
既に硬くなっている肉棒をつままれ、そっと外に取り出された。
「良かったわね、千鶴。させてもらえそうじゃない。練習しておいて良かったでしょ」
千鶴が頷き、唇が近づいてくる。
「教頭先生。こいつったらね――」
麗美が声を押し殺して笑う。
「フェラチオしたこと一度も無いんだって。
だから先生に失礼の無いように道具を使って練習させといたの。
本物にやるのは先生が初めてになるわ。光栄でしょ」
そっと先端に唇が触れた。
根元を細くて柔らかい指に支えられた。
ついばむように唇が何度も先端に当たる。
おずおずと前後する指に幹をこすられた。
チロチロと先端を幹を舌が這う。
「……よ、良かったら……あの……せ、精液を……呑ませて……」
自分の汚れたモノが温かく包まれてゆく。すっぽりと咥えられた。
頬をすぼめて顔を前後する千鶴と目が合った。
その潤んだ瞳とたどたどしい淫らな口技の前に、抑制も理性も消え去ってゆく。
「う! くっ――」
止められない。
千鶴の口中に激しく射精した。
「ねっ。人間ほどおもしろいオモチャは無いでしょう。ふふふっ――」
麗美が楽しげに笑った。