霧裡爺さんの作品

恥罰学園 31



 いたたまれずに画面から顔を背けた香織の乳首が、理沙の手でねじ上げられた。
(ウッ……クゥ……)
香織も理沙も共に全裸で、開脚のまま正座をさせられている。
密着している両者を真上から見ると、2つのV字が縦に重なってるように見えるだろう。
両者の違いと言えば、前方の香織は両手を背中で深く組んでいるのに対して、後方の理沙は自由な両手で
香織の乳首を弄り続けていることである。
自由な両手、と言っても本当の意味ではない。
乳首を弄られている方も弄っている方も、どちらも奴隷に堕とされた教師なのだ。
「ちゃんと見てあげなさいよ。がんばっている楓を」
奴隷たちの主人である麗美が笑う。
『お、オマンコ……びろーん……オマンコびろーん――』
何度も繰り返し言わされている楓の声が画面から流れる。
その一言ごとに楓は、つまんだ小陰唇を大きく開閉させられていた。
『手ぇ、抜くな! もっと引っ張れ!』
『……は、い……オマンコびろーん――』
『ハハッ! 裏返しになるまでめくってみろ!』
『び、びろん……オマンコびろーん――』
『何、腰引いてんの。マンコ突き出しなさいよ!』
『クゥッ……オマンコー、びろーん。オマンコ――』
『いいねぇ。ついでに腰振ってみな』
加虐的な嘲笑と心無い揶揄で教室が満たされてゆく。
(これが……私のクラス……そんな……)
香織の胸に無力感が満ちる。
初めて受け持ったクラスであった。
いじめの無い、笑顔の絶えないクラスを作りたかった。
それは自分が教職を目指した理由でもある。
昔の自分のような被害者は出すものか、と。
明光学園でなら、あの理事長の下でならできると信じていた。
嬲られ続ける楓の姿が、高校時代の自分と重なり、香織の心を揺さぶる。
(ごめんなさい……許して……もう、いやです……やめてよぉ……あ、あ、あ――)
体温が上昇する。
呼吸が荒くなる。
肉が敏感になってゆく。
「みんなひどいわよねー。誰も楓を助けようとしないのよ」
先生って今までどんな教育してたの、と麗美が笑う。
  
『……こ、これが生意気な立花楓の……正体です。見て下さい――』
画面の楓は両手でつまんだ小陰唇を思い切り引っ張りながら、強要された言葉を続ける。
『こ、このとおり……マン汁……垂らしてます――』
きったねぇー、と笑いが起こる。
『見て……く、クリトリスも……勃ててしまっていますぅ――』
『フフッ。カワイイよねー』
桃子が顔を近づけて、楓のクリトリスにフッと息をかけた。
『ヒッ……や、やめて』
むき出しの肉が反応してうごめく。
『やっらしー。こいつ感じてるよ』
隠しようもない女性器の状態が笑いものになった。
『ほら。ここ、見て見て』
『あ、ほんとだ。ハハッ。何でー』
催淫剤を塗られているのを知っているのは、麗美たち数人だけである。
事情を知らない生徒たちから見れば、
『わ、私……立花楓は……恥ずかしいところを見られて……興奮する……ろ、露出狂で……いじめられ
てマンコ濡らす……ま、マゾです』
そう言わされる楓の言葉を信じた。おもしろがった。
『こいつ本物だよー』
『じゃあ、もっといじめてあげようね。ハハッ』
そっと桃子が横から手を伸ばした。
『ねえ、ねえ。撫でて良い? 良いよね、楓ちゃん』
返事を待たずに桃子の人差し指の腹が、クリトリスの頂点に載せられた。
『クゥッ! ……や、やめ――』
敏感にさせられていた肉芽に痺れるような悦楽が発生する。
『桃子。良くそんなとこ触れるねー』
『えー。コリコリしてカワイイよー』
桃子は小動物の頭でも撫でるように、下から上へと何度も指でこすり上げた。
『――っ! ぁ……く……』
楓はM字開脚の両手で陰唇をつまみ広げたままという恥辱の姿勢のままで、必死に声を殺す。
『うわっ! 見て、あれ。なんかヒクヒクしてるよー。エローい』
『い、イヤッ――』
『もっと開けよー、楓。露出狂だろ。遠慮すんな』
  
 映像を見せられている香織の呼吸が乱れる。
背後から理沙の細く、しなやかな指で絶妙の刺激を受け続けているのだ。
香織の乳房と乳首に、同性ならではのポイントを捉えた愛撫で。
(……ァ……ゥ……)
香織は自分の肉体が呪わしかった。
両の乳首は朗かに硬く、突き出てしまっている。
開脚正座の中心部、そこがどうなっているかは見なくても分かる。
もどかしげなムズムズとした感触。
刺激を待ち焦がれた肉芽がムクリと頭をもたげ、その存在をアピールし始めている。
性器全体も火照っている。
きっと床も汚してしまってるに違いない。
(あさましい……私なんて……もう、どうにでもなるがいい……もう、いい)
性的虐待を受けている楓の映像を見ながら、香織は自暴自棄の念に駆られた。
『……お、おまんこが――』
画面から流れる辛そうな楓の声。強制されているのだろう。
『……が、がまんできない……したいです』
『聞こえないよ。もっとハッキリ言いな。楓!』
香織は無意識に背中で組んでいる両手を強く握った。
『……おな……オナニーしたい……見られながらオナニーを……あぁ』
嘲笑が湧き起こる。
自虐に濡れた香織の心が、映像の楓に吸い寄せられ重なってゆく。
長期にわたる監禁。
連日の奴隷調教は香織の25歳の健康な肉体を性的に大きく発達させていた。
画面の楓に負けじと、香織の性器は蜜をこぼし続ける。
「すごいでしょう。楓の指使い」
麗美が画面と香織を交互に見て微笑んだ。
「昼休みが終わるまでにイカなかったら、先生をうちの男たちに犯させ続けて妊娠させてやるって
言ったの。だから、ほら。笑えるほど必死でしょ。アハハッ」
その表情までも晒すためか、机の上に仰向けに寝ていた楓は髪をつかまれ、
無理に首から上だけ起こされたまま揺さぶられていた。
苦痛に耐えているような表情。
無残なのは股間のありさまだった。
立てた膝を両脇の友人に大きく開かされ、さらにはその2人に左右から肉裂を引っ張られ、
中身を晒されているのだ。
楓自身に開かせていたが、自慰に指を使わせるために2人が代わりを命じられたようだ。
「おもしろいでしょ。クラス委員長、立花楓のおまんこ丸出しオナニー。指が邪魔にならないように
クリ以外は触らせないでやらせたのよ」
(なんてひどいことを……)
そのクリトリスにさえも制約を受けているのか。
楓の指は決して視線を遮ることなく、頂点には触れずに、つまんだ2本の指が忙しく動いていた。
ときには、根元から回すように。
ときには、つまんだまま指先を細かく震わし。
ときには、包皮を何度も被せては剥き。
楓は必死に自分を辱め、追い詰めてゆく。
『すっげー……痛くないのか。あんな……』
見物している男子がコクリと唾を飲んで呟いた。
『ふん。変態よ』
女子たちの目は興奮しながらも辛辣である。
香織には理解できた。楓の指の激しさの意味を。
快楽へ転がろうとする肉体。
止めようとする理性。
通常の自制心の強い楓なら理性が勝つだろう。
だからこそ懸命に、なりふりかまわず指を使っているのだ。
時間内にクラスメイトたちの前で恥を晒して香織を助けるために。
(立花さん……楓ちゃん……)
次々とあふれ出る愛液。
収縮を繰り返す肉孔。
発情している性器を弄り続ける淫らな見世物と化していた。
『ンンッ――』
楓の真一文字に結ばれた唇の奥から喘ぎが漏れ出し、
『アッ! アァッ!』
愛らしいお尻が浮き上がり、ぶるぶると震えだす。
迫る最後のときを正視できず、香織は目を閉じて画面から背けた。
(クゥッ――)
とたんに香織の両乳首に痛みが走った。
そうするよう命じられていた理沙が、ねじりながら引っ張り上げているのだ。容赦が無い。
それでも香織は画面を見るのを拒んだ。
『アッァァ……いやっ!』
「ほら、イクわ。見てあげないの? 先生」
麗美の声を受けて、理沙はさらに強く香織の乳首を引いた。
左右に離すように引かれ、ぐりぐりとねじられ、指の間で乳首が潰される。
その激痛に香織は唇を噛んで耐える。
今の香織には、むしろ肉の痛みはありがたかった。
自分のために教え子が恥辱に耐えてるのに、自分だけ無傷でなんかいたくない。
苦痛に寄り添い、縋らねば自分を保てそうに無かった。
『――――!』
そのときを告げる生々しく、甲高く、どこか幼いような楓の声。
一瞬の静寂の後、生徒たちの心無い歓声と嘲笑が爆発した。
楓の受けたそれを、香織は自分が受けている気がした。


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