霧裡爺さんの作品

恥罰学園 33



 すでに香織には画面から目を背ける気力すら残ってなかった。
相変わらずの全裸の開脚正座。
左脇に立っている麗美に物のように髪をつかまれ、顔を上げさせられていた。
「よく見て、先生。楓はクラスの人気者になったの。ほら、みんなとっても楽しそうでしょ」
確かにその通りだった。
楓を中心に人の輪ができ、笑いに包まれている。
  
『お尻もっと上がるでしょ』
『笑えるー。そのまま振ってよ。ワンちゃん』
『ほらー。やれよー』
這わされたままの楓の背中や剥き出しの白い尻が、複数の足で小突かれている。
『楓さん』
静かな麗美の声を受けて、パンティーを被せられたままの楓の頭が謝罪でもするかのように下がり、
逆に露出されたままの尻が浮いてゆく。
か・え・で・さん――と、言い聞かせるような麗美の声にさらに高く上がり、そして――。
『アハハッ! 本当に振ってるよ、こいつ』
魅惑的な丸みが左右におずおずと揺れた。
『へー。天王寺さんの言うことなら何でも聞くんだー』
同級生でありながら誰も麗美を呼び捨てにする者はいない。
『でも楓ってさ、前に天王寺さんのこと悪く言ってたよね。それが何、これー』
『なんか今ならさ、言われたら靴でも舐めそうじゃない? ハハッ』
『そうね。試してみましょうか』
麗美がスッと右足を前に出す。
『聞こえていたでしょ。それともさすがにプライドが許さないかしら』
わずかなためらいの後、楓はうな垂れて這い進んで行く。
くすくすと笑いを背中に浴びながら。
『麗美さんの足に汚いパンツを付けるんじゃないよっ』
口うるさい文恵がヤジった。
楓はクラス全員に見下されながら首を伸ばし、麗美の上履きの先端にそっと唇を当てた。
『やったー! 信じられない。あの楓が。ハハハッ』
盛り上がるクラスメイトたちをよそに、麗美は不満気だった。
『ダメッ。誰がキスをしなさいなんて言った? 舐・め・る・の――』
膝を曲げてひょいと右足を浮かした。
『ごまかそうとした罰よ。舌を出して靴の底を隅々まできれいに舐めなさい!』
あまりのことに楓は一瞬、麗美を睨んだものの力無く目を伏せ、
『……分かり、ました』
小さく答えると、柔らかなピンクの舌をいっぱいに伸ばして靴底を舐め始めた。
口惜しげに両手を握り締め、目に涙を溜めながら。
  
(……あ、あれは……私は――)
「先生――」
自失の態で画面を見つめている香織の頭を、麗美は髪をつかんで揺さぶって命じた。
「ご自分で確認なさい。おまんこに指を入れてね。1本じゃ物足りないでしょうから2本使うといいわ

「はい……」
香織は背中で組んでいた両手を久し振りに解き、右手の人差し指と中指を内部へと挿入した。
「フウゥッ……」
鮮烈な甘い疼きに思わず声が漏れる。
「どうです?」
「あ、あの……濡れて……濡らしてしまっています……とても――」
「汗ですか?」
「いえ、あの……あい……お、おまんこ汁でした……」
「指を動かして音を聞かせてちょうだい。勝手にイカないようにね」
「は、はい……」
独特の湿った肉音が恥ずかしいほどに響く。
「フフッ。いやらしい。匂ってきそう。気持ち良いんでしょ」
「はい……」
横から尻が軽く蹴られた。
「馬鹿の一つ覚えみたいに『はい』ばかり繰り返すなって言ってるでしょ。
何度教えれば覚えるのかしら。教師のくせに。少しは学習なさい」
監禁状態にあるとはいえ、全裸で自慰のような行為を強要され、受け答えが悪いと言っては
罵られて足蹴にされる。
しかも相手は8つも歳下の同性で、自分の教え子に。
そう考えると改めて惨めさにめまいがした。
「も、申し訳――」
香織は秘肉をかき回して恥ずかしい音をたてながら答えた。
一旦与えられた命令は『よし』と言われるか、その命令を打ち消すような次の命令を受けるまで
続行しなければならないのだ。
まさに、飼い犬さながらに。
「謝って済むのは対等な人間同士の話よ。ちゃんと言い直しなさい。奴隷らしく。
『いやらしいおまんこを弄らせて頂いて、ありがとうございます。
気持ち良すぎて恥知らずな汁まみれのおまんこがヌチャヌチャ言ってます』ってね」
――奴隷としての自覚が足りない。
そう麗美に何度となく言われた。
――奴隷に人権なんてものは無いわ。あるのは義務だけ。私を楽しませることが唯一の存在価値であり
存在意義よ。
――先生の肉も心も眼差しも吐息も声も言葉も汗も涙も、あらゆるものが私の玩具よ。理解しなさい。

私は奴隷です、と繰り返し言わされながら数限りなく鞭打たれ、這いまわされ、性的な奉仕をさせられ
、犯され、排泄を強いられ、卑猥な器具で辱められ、恥ずかしい芸をさせられ、そして、そして――。

(わ、私は……)
「……はい、麗美様。い、いやらしいおまんこ……おまんこを弄らせて頂き、ありがとうございます―
―」
言葉が自涜の指使いを加速させてゆく。
「ウッ……気持ち良すぎて恥ずかしい……あの、おまんこが汁でいっぱいで……ぬ、
ヌチャヌチャ音をたてていますぅ……」
それは事実であるだけに辛く恥ずかしかった。
「クリは? 触ってみなさい」
「はい……ヒゥッ!」
さっきまで麗美の指にさんざん痛めつけられていたというのに、触れると甘い疼きが腰の奥にまで
走った。
「く、クリは……クリトリスは……か、硬くて、その……」
快楽に負けて徐々に曲がってゆく香織の背筋を、麗美は乱暴に髪をつかんで引き伸ばしながら罵った。

「言い方がつまらない。考えなさい。汁垂らしながらおまんこ弄って鼻鳴らしてるくせに気取ってるん
じゃないわよ」
香織の脳裏に、今まで罵倒された数々の言葉が浮かんだ。
「ぼ、勃起……私は……クリトリスをいやらしく……た、立ててしまっています。触れると、その……
感じて。気持ち良いです……」
「つまり先生は興奮してるんですね。発情期のメスのように」
「はい……そのとおりです。私は……メス、ウゥッ」
香織は2本の指を性器に挿入したまま、親指で疼く肉芽を撫でさすり答えた。
「イッてしまいそうなぐらい、ですか? 先生」
口で答えるより早く、指を甘く締めつける肉がYESと答えた。
「……はっ、はい。もうすぐ……その、あ、アクメに――」
「クククッ。フハハハッ――」
笑われながらも香織は指を止めずに蜜音を響かせ続けるしかなかった。
確実に迫り来る悦楽の頂点になんとか抗おうと、唇を強く噛みながら。


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