霧裡爺さんの作品

恥罰学園 47



 麗美に命じられた芝居の中で理沙は、実際の羞恥に身を焦がしていた。
300を超える男女の中で、唯一人全裸にさせられているのだから当然ではあるが、
それ以上に舞台が学校であるというのが強く作用していた。
嫌でも思い出してしまうのだ。
以前の学校で麗美と出会い、麗美に魂までも蹂躙された日々を。
そして恥辱がもたらす被虐の快楽を。
すでに理沙の肉体は反応を始めてしまっていた。
 千鶴が理沙の脱いだ衣服と下着を拾い集めて口を開く。
「ずいぶんと高価そうな物ばかりね。これも学園から盗んだお金で買ったんじゃない?」
「はい……そのとおりです。申し訳ありません」
理沙は全裸の身体を縮めたままで答えた。
「没収します! 盗人にこんなものを着せとくわけにいかないわ。
処分して弁済の足しにでも当てましょう」
ですが理事長――と、それまで黙っていた鎌木が口を開いた。
「すでにこいつの私物は何もかも……下着1枚残さず押収して売却済みです。
そいつまで売ると着るものが……」
――そんなやつ、裸で働かせればいいのよ!
生徒たちから野次が飛び、拍手が上がった。
「まあ、そういうわけにもいかないでしょう。後で何か、用務員に相応しい物を用意しましょう」
千鶴の言葉に、生徒たちは不満げな声を漏らした。
初めは所定の位置で整列していた生徒たちは、徐々に近づいてきて今では
壇のすぐ前でひしめき合い、理沙に好奇の視線を浴びせている。
まるで公開の集団リンチといった様相である。
「ただし、それも素直に罰を受けて反省の態度を見せてもらってからの話です」
そう、まだ理沙の受難は終わっていない。むしろ始まったばかりなのだ。
 おもむろに鎌木は理沙に近づくと、
「いつまで丸まってんだ。さっさと立て。おらっ!」
と、およそ学園の教頭とは思えぬ言いざまで、身体を縮こまらせている理沙の白い尻を蹴った。
鎌木もまた、集団の加虐的な熱気に当てられている。
「うっ……は、はい」
もう一度足で小突かれた理沙は、呻きながらおずおずと立ち上がった。
「手で隠すんじゃない。何のための素っ裸だ。気をつけで立ってろ!」
理沙はそれにも従い、力なく両手を外して裸身があらわにした。
現れたモデルのようなラインと美しい肌が、興奮して声を荒げていた
生徒たちから溜息を漏らさせて一瞬の静寂を訪れさせた。
理沙の不規則な息遣いが、はっきり聴こえるほどに。
 その静寂を突然の平手打ちが破った。
理沙の裸の尻へ、容赦のない鎌木の一撃である。
「うくっ……」
「黙って突っ立ってないで、言うことはないのか!」
言いながら鎌木は、全裸で気をつけの姿勢で耐えている理沙の尻を何度も叩いた。
「……あの……ご、ごめんなさい」
打たれている尻の音にかき消されそうなか細い声だった。
声が小さい、と。心がこもっていない、と。何をしたのか言え、と。
いちゃもんをつけながら鎌木は叩き続ける。
「……わ、私は泥棒です。みなさんの大切なお金を盗んで使い込んでしまいました……
申し訳ありません……私は泥棒です――」
繰り返しながら無抵抗に尻をぶたれる全裸の理沙に、その惨めな様子に、
生徒たちの嘲笑と蔑みの視線が浴びせられる。
「ちっ。叩きすぎてこっちの手が痛くなっちまうじゃねえか」
「ご、ごめんなさい……」
 鎌木は叩きながら千鶴を盗み見た。
本来はこの尻打ちも千鶴がやる予定だったのだが、
ぼうっとして動き出さないのを見かねて代理でやっているのである。
その千鶴はというと演壇に両手をついて俯いたまま動かず、挿入されている淫具の悪戯に耐えるように
軽く腰を引いて腿を震わせていた。
そういうときは代わりを務めるよう、麗美にあらかじめ言われている。
生徒たちの中にいる麗美を見ると苦笑しながら頷いていた。
「よし。そのまま回れ右だ。みんなにケツをみせな」
「はい……」
幾つもの手形がついた尻が晒された。
「今度は自分でケツを叩きな。得意だろ。叩くのは」
惨めさに理沙の肩が揺れる。
「は、はい……こうですか」
理沙は右手で尻を打った。
「なんだそれは。音が聴こえないぞ。撫でてるだけじゃないか」
「こ、これで……」
今度は大きく音が鳴った。
「左のケツはどうした。ほったらかしか」
「いえ、あの……叩きます」
――何、あれ。バッカみたい。あははっ。
――もっと強くやれよー。
自分で自分の尻を叩き続ける理沙を見て、生徒たちは大笑いした。
自分たちを不当に苦しめてきた憎い女教師の哀れな転落振りが、楽しくてしかたないのだ。
「そんな格好じゃ叩きづらいだろ。遠慮すんな。ケツを突き出せよ」
言いながら鎌木は理沙の正面に立って両の乳首を摘み、
そのまま引っ張って身体が直角になるまで上体を傾けさせた。
「ピンピンじゃねえか」と、理沙の耳元であざ笑いながら。
自然と理沙の尻は生徒たちに突き出されてしまう。
それは危険な姿勢だった。
――ねえ、ねえ。ほら、あそこ。
――やだ。なんか見えそう。ははっ。
両腿をきつく閉じ合わせているとはいえ、下から壇上を見上げている生徒たちには、
理沙の恥ずかしいところが覗けそうになっている。
「とろいぞ。もっと速く打て! なまけるな、泥棒女!」
鎌木が耳元で怒鳴った。
「はっ、はい……」
理沙の両手が忙しく尻をぶつ。
「もっと強く! もっと! もっとだよ!」
鎌木は理沙の乳首を捻りながら命じた。
「くぅ……は、い」
肉を打つ音が体育館に響く。
生徒たちは、くすくすと笑っている。
壁際に並んで立っている他の教師たちは止めようともしない。
 前日に行われた職員会議でも理沙は全裸にさせられていた。
自分の犯罪行為を認めて全裸で土下座し、「警察だけは――」と命乞いしたのだ。
そこで今後の自分の扱われ方や、今されているように全校集会で生徒たちの前で
罰せられることを了解させられたのである。
千鶴の靴を這って舐めながら。
麗美の命令で、教師たちにも嫌われるよう振舞ってきた理沙に同情する者はいなかった。
そんな非人道的なことをしてはいけない、などど言いそうな教師たちはそれ以前に学園を去っていた。
変わってゆく学園に愛想を尽かして。
麗美に監禁され続け、その間の学園の事情を知らない香織だけが呆然としている。
「ごめんなさい……ごめんなさい……ごめんなさい――」
謝罪を繰り返しながら自分で叩き続けている尻はすでに真っ赤になっていた。
「ふらふらすんなっ! しゃきっとしてろ!」
「はいっ……」
返事をしながらも理沙は、従順に尻を叩き続ける。
「生意気に足を閉じてるからそうなるんだ。開けっ!」
「ううっ……は、い……」
ほんのわずかではあるが、常に絶対服従を守ってきた理沙の態度に乱れが出ていた。
初めから奴隷として扱われていたなら覚悟もできる。諦めようもある。
だが、短い間とはいえ厳格な教師として接してきた。
その彼ら、彼女ら、同僚たちに、あさましい姿を晒さねばならないのだ。
生徒たちの中にいる麗美は、そんな様子を見て鼻で笑っている。
 尻を突き出したままの理沙の両足が、おずおずと開いてゆく。
まさか、そこまでは――と、眺めていた生徒たちはざわめいた。
そんな姿勢で開脚すればどうなるか、分かりきっている。
「さっさとしないかっ! ガバッと開け! おまえのような最低の泥棒女に人権なんてあると思うなよ
!」
「はいっ……わ、分かりました……」
するすると理沙の両足が開く。膝の間隔は肩幅以上に大きく。
すらりとした下肢で正三角形を描くように。
いや、それ以上に無残なほど開いてゆく。
「何が分かったって? 言ってみろ!」
十分過ぎるほど硬くなっている乳首を捻りながら鎌木が怒鳴った。
「私に……私に人権はありません」
空気が、視線が、どよめきが理沙の無防備な股間を撫でさする。
薄い陰毛は後ろからの眺めの何ものも隠す役には立たず、柔らかそうな肉の唇のありさまや、
その狭間から覗けるサーモンピンクのぬめる肉襞までも、
さらには後ろの小さな窄まりさえも披露してしまっていた。
――すげえ。俺、生の初めて見た。
――マンコもろ出し。
圧倒的に多い女子の悲鳴や爆笑に混じって、少数の男子の声も聴こえた。
「じ、人権なんて……ないんです」
肉体の潤いを示すように、理沙の声は濡れている。
そうかい、じゃあ――と、鎌木が理沙のうなじに手を当てて頭を下げてゆく。
理沙の身体が腰から二つ折りになり、膝の間から逆さまの顔が出て生徒たちと向かい合う格好になった。
ドッ――と、生徒たちが沸いて拍手が起こる。
「何をされても、どんな目に遭わされても文句はねえな」
理沙がきつく目をつぶったまま、「はい」と頷く。
「だったら自分の手で広げろ。晒せ。恥をかいてみろ。そして――」
命じられた理沙の身体がブルッと震え、うんうん――と小さく頷く。
そろそろと動き出した両手が一瞬顔を覆い、そこから白い裸身の中で唯一赤く染められている尻へと向
かった。
細く長い指が震えながら開いて尻肉を捉えた。
「……み、見て……ご覧に……」
言われるまでもなく全員がそこを注視していた。
「みなさんの大事なお金を盗んで……遊びに使ってしまったようなバカな女には……
何も隠すことは許されません……ひ、広げます。どうぞ……」
10本の指が尻肉を大きく左右に引き離し、羞恥に窄まるアナルをさらけ出した。
「ああっ!」
つられてその下にある肉唇までもが綻びを大きくした。
300を超える悪意と好奇と嘲りの視線が、理沙の秘められた2つの器官を蹂躙する。
縦に並べられている顔と見比べて嬲る。
――あはははっ! 最っ高!
――よくあんなこと……。信じらんない。
加えて嘲笑や心無い野次や辱めの寸評が、理沙の被虐の官能を揺さぶる。
「ご、ごめんなさい……ごめんなさぁいっ――」
理沙の指がさらに食い込んで、そこを裂こうとでもするように割り開かれた。
――何か……濡れて……。
必死に抑えようと儚い努力をするものの、許容量を遥かに超えた恥辱を受け、
理沙の秘肉は潤いを増すばかりであった。


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