霧裡爺さんの作品

恥罰学園 48



 それは、あまりにも異常な光景だった。
つい昨日まで暴君のごとく振舞っていた女教師が、体育館の壇上で全校生徒の見守る中、
素っ裸で晒されているのである。
尻を打たれ謝罪させられているのである。
しかも大胆な開脚のうえに深く前屈させた姿勢で、両手で尻肉を開くよう強制されているため、
隠しておきたい部位が全て丸出しになっているのだ。
生徒たちはその惨めな転落振りを目の当たりにして興奮している。
理事長と教頭が主導して行っていることから、これが学園公認であることを示していた。
言わばお墨付きの公開リンチである。
横領という犯罪の負い目を持ち、従順に罰を受け続ける理沙に対して、
この女には何をしても許されるんだ――という空気が濃密になってゆく。
 教頭の鎌木に任せっきりだった理事長の千鶴が、不意に声を上げた。
「そ、そのへんでいいわ。こっちに来なさい……理沙」
「はい」
すでに身体を隠す気力も失ったように、全裸の理沙がふらふらと演壇へ歩く。
「あなたは……あなたは今日から生まれ変わらねばなりません」
「はい……」
そこで千鶴は辛そうに目をつぶって間を空けた。
「……そ、その証として、今ここで――」
ここの――と、千鶴は理沙の股間へ手を伸ばし、薄い陰毛を摘んだ。
「け、毛を……陰毛を全て剃り落としてもらいます」
そう言って千鶴が演壇の中から安全かみそりを取り出すと、生徒たちはドッ――と、沸いた。
一方、理沙は一切の抵抗を示さず、陰毛を摘まれたまま気をつけの姿勢で「分かりました」と、
力無く答えた。
 クリームを塗った薄い陰毛を両膝をついて剃る理沙の姿に、生徒たちは手を叩いて笑っている。
元々は麗美の奴隷にされたときに理沙の陰毛は全て奪われていたのだが、
このときのために伸ばしておくよう命じられていたのだ。
こうして笑いものにするためである。
高級な衣服や下着を与えておいたのもそのためで、
それは学園内で理沙への憎しみを増加させる効果も果たしていた。
麗美は、理沙という女教師に華美な装いと横暴な振る舞いを与えて、
学園中の嫌われ者としたうえで堕とすことにしたのだ。
どうせなら高いところから落っことしたほうがおもしろいでしょ――と。
 公開の剃毛を終えた理沙は、丁寧にタオルで股間を拭った。
「終わったのなら……立ちなさい。見せるんです。みんなに」
「はい……」
あるべきものを完全に失った裸体が立ち上がる。
ぷっくりと盛り上がった恥丘のふくらみや、そこから下へ真っ直ぐ伸びている亀裂の様子までも
見えてしまっている。
まるでその部分だけが幼女に戻ってしまったようなアンバランスさに、生徒たちは爆笑し、
壁際で並んでいる教師の一部からも失笑がこぼれた。
――先生、いいっ! あははっ。似合ってるー。
――つるっつるね。赤ちゃんみたい。
――そのわりには、ほらっ。何かハミ出てるじゃない。
生徒たちのそんな野次にも理沙は、目をつぶり顔を背けるだけで、
気をつけの姿勢を保ったまま恥辱に耐えている。
 理沙の斜め後ろに控えている千鶴もまた苦しんでいた。
千鶴も麗美の奴隷として陰毛を奪われている身なので、自身が晒され笑われている気持ちにさせられるのだ。
それを分かっていて麗美は、あえて千鶴に理沙の剃毛をさせるよう、千鶴の前後に挿入させているバイブを最強にして命じたのだ。
 千鶴が理沙を演壇へと招いた。
「理沙……あ、挨拶を。ここで……みんなに見えるように上がって……あ、足を……」
「……はい」
少しは弱められたとはいえ、バイブの刺激を受け続ける千鶴は平静を装うのが困難になってきていた。
引いた腰が細かく震えている。
が、生徒たちは理沙に目を奪われ、千鶴の様子を気にかける者はいない。
理沙は演壇の上に乗ると、そこで生徒たちの方を向いてしゃがみ、
「み、見て下さい!」
と、言って大きく股を開いたのだ。
まるでそれは和式トイレで用を足すような、いやそれ以に大胆に開脚した格好であり、そこにいた300以上の全ての人間に、
無毛の恥部のたたずまいを完全に晒すことになった。
 あまりに過激な露出振りに体育館は一瞬静まり返り、次に爆発のような反応が起こった。
大量の歓声が、悲鳴が、笑いが、驚きが、非難が、そして手を叩く音が、まるで暴風雨のように叩きつけられてゆく。
そして、さまざまな感情を基にした無数の視線が、秘部の周辺から内部までも舐めまわし、嬲り尽くすのであった。
それらは理沙を否応も無く、甘く危険な状態へと追い詰めてゆくのだ。
――あ、あれ……。
最前列で見ている生徒が気づいて指を差した。理沙の変化を。
必死に唇を噛み締めてこらえようとする理沙の秘奥からはジワリと蜜が溢れ出し、
隠れていたはずの敏感な肉粒は刺激を求めて頭をもたげ始めているのだ。
 千鶴が2度、3度と演壇を叩いた。
「し、静かに! みなさん静かに!」
それでも生徒たちの騒ぎは一向に収まらず、ついには鎌木が「退場させるぞ」と、怒鳴り出すまで続いた。
「理沙さ……いえ、理沙から話があります。全員、聞きなさい」
千鶴は演壇に備え付けられているマイクを理沙へ向けた。
「……そ、外園理沙です――」
数人がたまらず吹き出した。
演壇の上で全裸開脚し、陰毛まで奪われて何もかもが剥き出しの状況で、
普通に名乗っているのがおかしくてならないのだ。
「……ご、ご覧下さい。この恥ずかしく情けない姿が……新しい私です――」
クスクスと忍び笑いが上がる。
「贖罪と反省の気持ちを込めて、ここを……ウッ」
鎌木に演壇の後ろから尻を叩かれ、理沙は呻いた。
「ここ? はっきり言えよ。ふん、足もまだ狭いな。手伝ってやる」
そう、理沙にだけ聞こえるように鎌木は言うと、背後から両手を伸ばして理沙の膝をつかみ、
一気に限界まで開かせた。
理沙の柔軟な身体は膝から膝まで一直線に伸びきり、その中心がさらに大胆に晒された。
唇を噛んで羞恥に耐える理沙に代わって、見上げている生徒たちが悲鳴を上げた。
が、悲鳴を上げながらも目を輝かせ、誰もが楽しげに笑って見ている。
「どうした。挨拶を続けろよ。見世物らしくオマンコをグッと突き出してな」
そんな鎌木の囁きに、理沙は悲しげに眉を寄せたものの何も言わずに目を伏せるしかなかった。
今日は鎌木に従うよう麗美に命じられているのだ。逆らうことはできない。
「……せ、性器を、です。陰毛を剃って、性器を丸めました」
言いながら理沙は震える腰に力を入れ、前へと突き出した。そこを強調するように。
生徒たちが、よりいっそう沸きあがった。
――ね、ほら。間違いないわよ。
――ほんとう……やだ。
愛液がにじみ出る秘裂は隠す術もなく、勃起してしまったクリトリスまでも指摘され、
笑いものになっているのを理沙ははっきり感じとっていた。
 湧き上がる被虐の官能が理沙を満たしてゆく。
興奮しきっている生徒たちの中、唯一人だけ妖しく微笑んでいる女子生徒、麗美と目が合った。
もしも――と、理沙は想像してしまう。
「指を使いなさい」そう命じられたなら、と。
麗美1人を除いて霞んでゆく視界の中で、理沙は思い出していた。以前の学校でのことを。
     
 放課後の教室。教壇の上。生徒たちの見守る中で、今と同じ姿勢をとらされた。
もちろん全裸で。そして無毛のままで。
そのうえ小陰唇を自分で摘んで引っ張り、内部をさらけ出すよう強いられたのだ。
数え切れないほど焦らされ、寸前で刺激を止められ、発情しきった肉と心を剥き出しにされた。
涙を流し、よだれを垂らし、そしてそれ以上の愛液を神聖な教壇に垂らして、恥知らずな哀願をさせられた。
狂ってしまいそうなもどかしさと快楽の板ばさみの中で、言われるがままに腰を突き出し、
耳を塞ぎたくなるような言葉を発し、ここまで伸びるかと驚くほどに摘んだ柔肉を引っ張って晒し、
どんなことでもやった。
屈辱的な褒美を求めて。
自分が登下校のときに履いていた踵の高い靴の細いヒールで、
尖りきったクリトリスを弄ってもらえるというのがそれだった。
積み上げてきたプライドを理不尽に潰されるほどに悦びは深くなり、
虐げられるほどにあさましく声を上げて濡らした。
マゾだと笑われ、自覚させられ、宣言させられた。
「私は淫乱なマゾ教師です。どうか、いじめて下さい」と。
そして秘奥に挿し込まれ、かきまわされて自前の潤滑液がたっぷり付けられたヒールをアナルに入れられ、
同時にもう一方のヒールでクリトリスを責められ、経験したことないほど激しく昇りつめたのだ。

しかも両手は小陰唇を引き伸ばしたままで、自分でも見たことのない複雑な肉の動きを晒してしまっていた。
その様子は撮影されており、後にネット上に広く流されることになった。
新たに理沙自身がその動画を紹介するシーンが追加され、いかにも理沙本人が望んで公開しているような演出が加えられて。


メニューへ 妄想小説へ 次へ進む

動画 アダルト動画 ライブチャット