霧裡爺さんの作品

恥罰学園 7



 いつのまにか肉棒を愛撫していた千鶴の舌が止まっていた。
根元を心地良くくすぐっていた荒い呼吸も止まり、辛そうに小刻みに震えている。
「危ないならしゃがんでおけ。和式でやるみたいにしゃがんで股広げてケツにゴミ袋を当ててな。
もしも一滴でも床に垂らしたりしたら舌で舐め取らせてやるぞ」
「…………」
話す余力すらも無いのか、千鶴は暴発を恐れるようにノロノロと動いた。
命じられたとおりに全裸で股を広げてしゃがみ、
家庭用の半透明ゴミ袋の口を広げて股間にあてがう姿からは、理事長としての威厳は微塵も感じられない。
「咥えろよ。誰がフェラを止めて良いって言った。もしもに備えて当てさせてやっただけだ。てめえの
クソの臭いなんか嗅ぎたくもないからな。
こっちより先に出したりしたら……そうだな、罰として俺の小便を呑ませてやる」
分かったのか――と、黙って肉棒を咥えて舐める千鶴の髪をつかんで仰向けにさせる。
目が合った。
とろり、と瞳が濡れている。
千鶴が性的な辱めを受けたときだけに見せる独特の酔ったような瞳。
そこに吸い込まれそうになる。
意思になにかが絡みつく。
支配しているのは自分なのか、この女か。
しているつもりで、させられているだけではないのか。
小さく神妙に頷く千鶴にムズムズする。
「わ、分かってるのか! 便器にしてやるって言ってんだぞっ!」
髪をつかんだまま激しく揺さぶった。
潤んだ千鶴の目が細くなってゆく。
大きく3度頷き、舌が肉棒にまとわりついてくる。
――すべてを甘受いたします。
そう言っている気がした。
その表情と舌技に導かれ、腰の奥に痺れのような快楽信号が発生してゆく。
その時である。
現の音が淫猥な空間を壊した。
木製の扉が響く。
千鶴が息を呑み、身を堅くする。
間を開けて再度ノックが鳴り、理事長を呼ぶ教師の声がした。
応えられる訳が無い。
――どうすればいいの。
そんな表情で千鶴が見上げる。
ドアの外のやつに言ってやりたくなった。
今、理事長は素っ裸でクソをこらえながらチンポをしゃぶってるから手が離せないんだと。
ドアノブがガチャリと金属音を鳴らす。
肉棒を咥えたままの千鶴が、くぐもった悲鳴をあげた。
ロックされているのか、千鶴の位置からは見えていない。
もしもの恐怖が締め続けていた括約筋に一瞬の麻痺を与えた。
崩壊にはそれだけで十分だった。
わずかな破裂音。
千鶴の身体が死角になっていて見えないがまちがいない。
ゴミ袋を叩く音がしている。
千鶴の身体が真っ赤に染まり震えていた。
「やったな」
ぼそりと告げた言葉に凍りつく。
声を出さずに泣き出した。
すでにノックをした教師は立ち去っているが、千鶴は気づいていないのだろう。
涙を流しながら身体を預け、密着してきた。
足に当たる乳房と尖った乳首の感触が心地良い。
しゃくりあげるような鼻息が陰毛をくすぐる。
そこだけが頼りとばかりに、奥深く咥えた肉棒をきつく絞めてくる。
技術もなにも無い。
怯えと屈辱に恐慌をきたして、口中のものにしがみついているだけなのだろう。
その必死さが愛らしくてたまらない。
両手でその頭を押さえて前後に揺すり、合わせて腰を突き上げる。
「ぐっ、うっ――」
情欲に導かれるままに解き放ち、千鶴の喉奥に己の濁液を叩きつけた。


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