霧裡爺さんの作品

電車4



 チャリ、チャリ――と、鎖の揺れる音が断続的に鳴っている。
「けっ。ドスケベな腰だな。人妻の慎みってのを見せて、少しはじっとしてろよ」
 円形に群がっている少女たちが、せせら笑う。
 その中心に由紀子が置かれていた。全裸のまま仰向けで腰から身体を二つ折りにしている、
いわゆる”まんぐり返し”と呼ばれている屈辱的な姿である。
「か……痒い……痒いんです……助けて……フッ、フゥ――」
 うわ言のような由紀子の声。
 たっぷりと自分の手で塗り付けさせられたとろろ汁は絶大な効果を発揮し、
由紀子の股間全体に猛烈な痒みを発生させていた。
「あんなにこすり付けっからだよ。バカだなー。だから、やめとけって言ったろ」
 由紀子を見下ろしている少女の1人が言った。
 よく言うよ――と、その隣の少女が笑う。
「おまえが穴の中まで入れろ、つったんじゃねえか」
 プリンやヨーグルトなどに使うプラスチック製の小さなスプーンを由紀子は渡され、
それを使って膣とアナルの両方にとろろ汁を入れさせられたのである。
 おまえだって――と、少女が言い返す。
「クリに集中的に塗らせただろ。しかも皮まで剥かせてよ」
「まだ残ってるから、乳首にも塗ってみっか」と、別の少女。
 その少女が床にこぼれているとろろ汁を靴底に付け、由紀子の乳房を踏みにじる。
「ハッ! フィッ――」
「バカだな。このオバサン。乳首おっ勃ててやんの」
 少女はわざと靴底を軽く当て、グリグリと由紀子の乳首をこすりながら回した。
「こっちもだよ」
 由紀子の腰の近くにしゃがんでいる少女が言う。
その右手には由紀子のバッグから取り出した、メイク用の細いブラシが握られている。
「クリ、ピンピン」
 スッ、スッ――と、ブラシを由紀子のクリトリスに当て、繊細なタッチでこする。
「ヒィッ!」
 物足りないような甘い愛撫に、由紀子は喘ぎ、腰をブルブルと細かく震わした。
「摘んでみ。さっきより硬くなってっから」
 ブラシの少女が、由紀子の腰を挟んで対面にいる少女に言った。
「ヒグッ!」
 由紀子のクリトリスに痛みと悦びが同時に発生した。
「ほんとだ。こいつのデケエし、簡単に挟めていいや」
 使用済みの汚れた割り箸が由紀子のクリトリスを根元から挟み、前後上下左右と弄りまわす。
その眺めに再び少女たちが声を上げて笑った。
「あれ見ろよ。両方ともヒクヒクさせてやがる」
 少女が指を差し、両方と言ったのは由紀子の膣とアナルに挿入されている山芋のことだ。
少女たちがおもしろがって皮を削って作ったそれは、どちらも男性器の形をしており、
膣の方には手首ほどもある太さの巨大なモノが、アナルの方はそれより小さいが、
それでも由紀子の夫以上のサイズがあった。
 体内に収まりきらず上にはみ出ている皮付きの部分が、
由紀子の肉体の状態を吐露するように震え、笑いものになっているのだ。
「よく、こんなデカいの入ったなー」
 さっき来たばかりの少女が呆れたように覗き込む。
「楽勝。人妻様だよ。ズッポリいったぜ」
 もちろん由紀子の感想は違う。見た瞬間、あまりの巨大さに壊されてしまうと思った。
それでも気が狂わんばかりの痒みに負け、自分から挿入を願い出ねばならなかったのだ。
「ケツの方は初めてだったらしくてピーピー喚いていたけど、すぐに鼻を鳴らして悦び出すんだから淫乱だぜ」
 入れられただけで痒みが治まるわけもなく、山芋そのものなのでむしろ痒みは増してゆき、
そのまま放置されて苦しみ悶えることのなった。だから――。
「フゥッ……ハッ、ハッ、ハッ――」
 チャリ――と、鎖が鳴る。
「ははっ。また始めやがったよ」
 由紀子の股間の上には、1本の鎖が天井から垂れ下がっている。
乳房をビンタされたときに由紀子を吊り上げていた鎖だ。
そこに身体からハミ出ている山芋の部分を当てるように腰を振っているのだ。
 そうでもしないと耐え切れない。前後の粘膜が痛いほどの痒みに悲鳴を上げている。
「ほら。もっと、よく狙え」
「ガンバレ、オッバサーン」
 意地悪く鎖の長さは山芋に触れるか触れないか程度に調節されており、
そこに当てるために由紀子は大きく腰を振り、突き上げ、自分の恥部から目を背けることもできないのだ。
 ふいに少女の1人が、鎖を持って数センチ持ち上げた。
「アァッ! い、イヤッ! お願い――」
 突然のオアズケをくわされた犬のように狼狽し、
鎖を追いかけようと腰を突き上げる由紀子を見て、少女たちはゲラゲラと笑った。
 再び少女たちはクリトリスを、そして乳首までも、柔らかなブラシで弄り始めた。
そのタッチが弱すぎるほどソフトなのは、より由紀子を痒みと悦楽に焦らして辱めるためである。
「ヒィッ……も、もう……もう、お願い……お願いよう――」
 強い刺激を求めて由紀子は泣いた。膣とアナルの中をなんとかしたいのだ。
「ふふっ。もう、鎖でこすってるくらいじゃ物足りないだろ。その山芋を踏んであげようか?」
 鎖を持ち上げている少女が笑いかける。
 由紀子の口の中によだれがあふれた。聞いただけで腰が震えた。我慢はとうに限界を超えている。
もし今両手が自由に使えたなら、どれほど笑われようと少女たちの目の前で山芋を出し入れしていただろう。
「フッ、フゥ――」
 自分の膣とアナルに挿入された山芋を踏みにじられるという屈辱的な申し出に、
由紀子は大急ぎでうなずいた。少女の気が変わらないようにと。
「じゃあ、こう言ってみな」
 由紀子の耳に、屈辱的な言葉が吹き込まれた。
「い、淫乱な由紀子のマンコとアナルに山芋チンポをハメていただき、ありがとうございます――」
 躊躇する余裕もなく、由紀子は教えられた言葉を早口で復唱してゆく。
「嬉しくてご覧のとおり、乳首とクリを勃てて……マンコ汁を垂らしています――」
 少女たちが下品に笑う。
「お、お願いします。皆様の足で山芋チンポを踏んで……マンコとアナルを……かっ、かきまわしてぇ。おねがいっ!」
「ほ・ら・よっ!」
 少女の声とともに足が由紀子の上に降ってくる。
 踏まれた山芋が膣の粘膜をこすりながら移動し、その先端が子宮までも突いた。
「ヒィッ――」
 狂おしいほどに求めていた強い摩擦に、由紀子は歓喜の声を上げた。
 同時にアナルの山芋も別の少女に踏まれ、痒みに犯されている肉をこする。
「呆れたね。見ろ、こいつ。自分から腰、振ってやがんの」
 膣の方を踏んでいる少女は吐き捨てるように言い、グリグリと容赦なく靴底でかきまわした。
「フッ、フウッ、フッ、フッ、フッ――」
 喘ぎのような吐息を漏らし、涙を流し、よだれも流しながら由紀子は必死に腰を振り続けた。
待ち焦がれた刺激がもたらす快楽と哀しい官能の渦に呑み込まれ、少女たちの嘲笑も蔑みの言葉も耳に入らない。


「おーい。そいつの処分、決まったぞー」
 しばらくして、少し離れた場所で固まっていた数人の少女たちがそう声をかけたとき、
由紀子は2本の山芋のみならず乳房から顔面も含む全身を少女たちに踏みにじられ、
悲鳴交じりの愉悦の喘ぎを上げながら無我夢中で腰を振りまくっている最中だった。


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