黒い森さんの作品

復讐 四章5



由梨子の地獄の日々が続いていた。その日、由梨子に散々豚の鳴き真似をさせた良江は今度は
由梨子を全裸にしたまま直立不動の姿勢で立たせた。
「ああっ・・!」
由梨子は恥ずかしそうに顔を赤らめ屈辱に耐えている。
良江がいくら由梨子を責めても、由梨子はまだ理性と羞恥心を失わず、女性としてのプライドを保ち続けている。
そんな由梨子に良江は内心驚いていた。だがそれだけにますます責めがいがあるのだった。
 良江はラジカセを持って来ると再生ボタンを押した。静かなピアノ伴奏と共に、
「ワン、ツー!ワン、ツー!・・」
という女性の声が聞こえてきた。
「さあ、由梨子。号令に合わせてお尻を振ってごらん?」
それを聞いて由梨子の顔は困惑したようになった。
「そんな・・。」
「早く!」
「ああっ・・そんな事できません・・」
由梨子は顔を真っ赤にして俯いた。
「命令を聞かないというのね?いいの?」
良江は由梨子に問い詰めた。
「ああっ・・!」
由梨子は両手の拳をぐっと握りしめた。
良江は由梨子に今度は裸踊りをさせようとしているのだろう。
一体どこまで自分を辱めれば気が済むのだろうか。
あまりに悔しかった。だが由梨子はこらえなければならなかった。
唇をぐっと噛んで顔を上げ、泣きそうになるのを必死にこらえた。
そして号令に合わせて尻を左右に動かし始めた。
 それを見た良江はニヤリと笑って次々と指示を出した。
「両手は頭の後ろに組みなさい!」
「もっと腰を入れて!思い切り振ってごらん!」
「あああっ・・ああっ・・!」
由梨子の目からはこらえていた涙が自然にこぼれ落ちていた。


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