黒い森さんの作品

復讐 五章2



次の日、由梨子は予期していた通り良江に呼び出された。
「申し訳ありません。昨日はどうしても会社を抜け出せなくて・・」
由梨子は良江の前で手をついて謝った。
「ふん、そんな言い訳は通用しないわ。奴隷のくせに私の命令に背くなんて許せないわ。厳しい罰を与えてやる。」
実際良江は腹立たしい思いだった。今までこれほどまでに自分に屈服させて来たのに、
由梨子はなお仕事を優先し、自分との約束を二の次にした。
(きっと心の中では今も私の事を馬鹿にしているのね・・いいわ。思い知らせてやる・・。)
 良江はすぐに由梨子に全裸になるよう命令し、両手を縛って、由梨子が爪先立ちになるまで吊り上げた。
(ああっ・・)
頭上の手から脚の先まで由梨子の裸身はめいいっぱい伸びきり、全くの無防備にされた。
「さあ、いくわよ。」
良江は今まで使っていたのより3倍も長い鞭を由梨子に見せた。
「や、止めて・・!」
由梨子は恐怖して思わず叫んでしまった。
「うるさい!」
良江はかまわず鞭を振った。鞭はヒュンと風を切ってしなり、無防備な由梨子の細い腰に巻きついた。
ビシッ!
鋭い音と同時に由梨子が悲鳴を上げた。
「あうううっ!!」
今までの鞭とは威力が段違いだった。みるみるうちに由梨子の白い肌に赤く染まり始めた。
「や、止めて・・お願い・・!」
「私に逆らうとどうなるか、思い知りなさい!」
ビシッ!
ビシッ!
「く、くううっ・・・・!」
由梨子は歯を食いしばって耐えたが、もうこれ以上は限界だ。
(もうダメ・・耐えられない・・)
もう全てを諦めてもいい、今すぐここから逃げ出したい。由梨子は今にも泣き崩れそうになった。
良江が更に鞭を振り上げて一撃を加えようとした。
(ああっ・・・!)
由梨子は目を閉じた。その時、誰かが由梨子の身体に抱きついて由梨子を庇った。


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