真奈美さんの作品

第2章 誰にも内緒の過去(中学2年の時)

 
トイレの中で麻美ちゃんが・・・・
私には、何にもすることが出来ませんでした。
わたしは何もなかったかのようにトイレをでようと出口に向かったのです。
・・・・麻美ちゃんごめんなさい。

「おい! ちょっとこいよ・・・・」
私の足が、意志とは関係なくとまりました。
私の足はガクガクふるえています。
私は、呼ばれた方向へ振り向きました。
「バシッ!」
目の前が真っ暗になりました。それと同時に鼻のへんがすごく熱い感じが・・・・
次の瞬間、A子は私の髪の毛をつかんで
「ここへ正座しろよぉ−」
「転校生のくせして生意気なんだよぉ−ちゃかちゃかした制服着て学校なんかくんなよぉ−」
どうしてこんなことになったのかまったくわかりません。
トイレの下のタイルは、少し濡れていました。
わたしは冷たさなんかも感じずに正座しています。
・・・・涙が止まらないでただ怖いだけで息が出来ませんでした。
A子をはじめとする4人が私のまわりに、集まってきました。
私の存在を知ったのかトイレの中にいた不良2人もで出来ました。
「こいつ すげーきにんない!こいつにやきいれよう!」
A子がすごい怖い声でいいました。
トイレの中からはシクシク麻美ちゃんのなき声も聞こえます。
こんどは私がリンチされる・・・・どうしょう・・・・
A子は私の髪を引っ張ると、私につばをはきました。
とうして私が・・・・
A子とはクラスが違うし、別になんにもなかったのに・
他の不良が、ボックスからモップを出してきました。
そして私をモップの枝で突っつきます。痛さより怖くてだだ終わるのを待つだけです。
しばらくしてトイレの中にいた麻美ちゃんが連れ出されて、
私の横に乱暴に突き飛ばされて座りました。
少しは安心した感じでした。
でも本当のいじめはそこから始まったのです。

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