真奈美さんの作品
第3章 誰にも内緒の過去(中学2年の時)
ト子は足で麻美ちゃんを私の方に向かって押してきました。
「麻美足開きな!」
「いやです。・・・」
「ひらけっていってんだよ−」
麻美ちゃんはおそるおそるA子の顔をみきます。
横にいたB美とC子が麻美の足を持って広げる。
「スカートまくんなよ!きたねえお○んこだすんだょ!」
Aは麻美ちゃんのスカートをまくると右足で麻美ちゃんの大切な所を
上履きのつま先で蹴ったのです。
「ああっ!」「痛い!・・・・痛い痛い痛い・・・」
私は思わず目をさけてしまいました。
麻美ちゃんは、涙を流しながらあそこを両手で押さえています。
もしブルマをはいていなかったらきっときっと・・・・・
そんな麻美ちゃんのことを心配する余裕なんてわたしにはありません。
B美とC子は私の両足を押さえています。
私は、A子に泣きすがりました。
「お願い・・・乱暴はやめて何でも言うことを聞きますから・・・・」
A子はそこにいる不良のみんなに
「何でも聞くんだね!みんな聞いた!」
と言いました。
「じゃあ教室へ行って、笛もってきな!先行こうにちくったらわかってるね」
「はい・・・」
私は、自分が助かったことをいいことに、音楽で使う縦笛を持ってきました。
いつもの私だったらきっと職員室へ行っていました。
A子そして麻美ちゃんの待つトイレへと戻ってゆきました。
「持ってきた!じゃあその笛を麻美のおまんこにいれな! 何でもするんだろ!
入れなきゃお前のまんこに入れてやるよ・・・」
私の頭の中は真っ白でした。
麻美ちゃんは、まるで私を悪魔のような目で見ていました。
「いや・・・いやだよ・・・やめて・・・」
B美とC子は片手で麻美ちゃんの足を開いて足が閉じないように押さえています。
「早くしろよ!」