万理万さんの作品

私だけ

これは小説ではないのですが,いじめられていたある女の子の気持ちを考えた詩です。
万理万が考えたので駄作かもしれませんが読んでみてください。
いじめの後遺症に感激して,万理万が作った詩です。但しこれは実話です。


私だけ 何故こんな目に会わなければならないの
何故神様は私だけいじめているの?
幼稚園の時 友達を作ろうと努力したけれどそれが裏目に出た
「変な顔」「ブス」「馬鹿」言葉の刃が次々と私に襲いかかる
それは容赦なく私の心の薔薇色を暗黒の灰色に変えてしまっていた
悪循環の繰り返し それがいじめ

小学校の時 私が後ろの人にプリントをまわそうとすれば
汚いと言い 私に回る前に取られてしまう
前に座っている人にホチキスの針を投げられた
銀色に輝く刃は まるで死神のもつ斧のような冷たいものだった 

中学校の時 部活の教室で見たものは
ボロボロにされた私の制服だった
涙がとまらなかった
何故私だけこんな目に
何故私だけ酷い苛めを受けなければならないの
何故…何故…
私の中で人に冷たくされて登場した悪魔が呟いた
他の皆も私と同じ苛めを受けろ
他の皆も苦しめ
他人と違ったからって何故こんなことを…
個性を受け入れられないなんて酷い
個性を認められないいじめっ子も実は被害者かもしれない
だけどそれを後にまわすなんて駄目なこと
自分の代で終わらせなければ
涙を流してもこんな涙は流したくない

初めて小学校へ入学した時はにこにこの笑顔で
宿泊学習で撮った時は笑っていなかった
むしろ段々怒っていた
ガラスみたいに壊れた心
誰が集めてくれるの?
私にこれだけ傷をつけたから私は怖くて動けない
いつか苛められる日がなくなりますように…と
目を閉じて祈るばかり……   

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