丸岡 凛。さんの作品
【2年A組共有ペット:『母』高阪君枝『娘』高阪瑞穂(仮題)】(25)
冷たく鋭利な先端で乳首を一気に刺し貫かれると、鮮やかな血の飛沫が弾け飛び、体を弓なりに反らし昇天する…
瑞穂は顔面を紅潮させ、犬が月に遠吠えする姿勢で数秒間硬直した後、ぐしゃっと胸から崩れ落ちる…
『…ぇうぅ…、ひどいぃっ…ぅぅ、言ったのにぃ…言ったのにぃっ…っくうう…えぅ』
台詞と引き換えの筈の乳首ピアッシングはあっさり約束を反故にし実行された…
生殺与奪を握られている哀しさから瑞穂は果てしなく続く余韻の中で嗚咽した。
首輪に繋がるリードを携えた園未が、すかさず自らの手首に何周か巻き付け、瑞穂の身体を力一杯コントロールする為の布石を打つ。
床に突っ伏した瑞穂の傍らにちょこんとしゃがみ、潰れて横にはみ出たふくよかな乳房を人差し指でつ突く。
『かわいそぉー、芙美子さんったら酷いですねぇ♪ 園未、涙がでちゃいますうw でもぉ、でもぉっ、、くすっ びーちくに針刺されてぇ…
ナゼかイッちゃったんですよねえ??w んん?、つんつんっ♪』
園未が床に横顔を付け、俯せで泣き濡れる瑞穂と顔を合わせると満面の笑顔で意地悪な質問をする。
ゆっくりと手を床に滑らせ、汗の滴る火照った乳房と冷たい床の間に指を徐々に潜り込ませる…
『あっれえ?…お答えがないですねぇ?園未、とっても淋しくなっちゃいますうう♪』
黒フレーム眼鏡に両頬にえくぼを蓄え、無邪気を装った幼女口調で瑞穂に明るく返答を迫る。
同時に小さめの掌をしきりに蠢かせ、先程装着されたばかりの名札を捜し当てる…
『きゃはっ、みぃーつけた♪』
(…くいっ)
『……ぐっ!!!…ひぃぃ…』
『園未、もう一度聞いちゃいまーす♪瑞穂さんってば痛いことされてるのにイッちゃったんですよねえ??w…聞っこえってますかあ??…えいっ♪』
(…くいっ)
『…い゛っ!!…ふはあっ…はいいっ、イキましたあっ、えぅ…』
教室内が侮蔑した嗤いに包まれる。瑞穂は名札を軽く摘まれる度に激痛に苛まれくぐもった声を洩らし、恥辱の返答を強いられた。
『でもぉ…なんでこんなのでイケちゃうのぉ?w』
またしても取り囲んだクラスメイトががどっと笑う。暗に変態的な性癖を指摘されると、
言い訳の余地のない瑞穂はこのまま消えてしまいたい思いになった…
『あ、そーだぁ♪ せっかく両乳首に可愛いアクセサリーが揃ったんだからあ…クラスで集合写真とっちゃおーよーw』
園未が全身に力を込め首輪のリードを引き上げた。