丸岡 凛。さんの作品

【イジメ、カッコイイ】《えりさんへの手紙:3通目》(1)


【※作品の中で、いじめ、暴力、差別等を肯定する表現がありますが、あくまでフィクションと捉えてお読みください。
えりさん同意の上、送られてきたメール文面を引用しています。尚、個人情報に関わる部分は加工修正した上で投稿しています。】


『えりさんに逢える』わたしは興奮で眠れなかった。なるべく丁寧に返事を書いた。
何度も書き直しては消すを繰り返し、気づいたら最終的に返信したのは翌朝の3時53分だった…


【題名:】『えりさんへ』

【本文:】『もうえりさんは眠ってしまわれたと思いますが、遅ればせながらお返事書かせていただきます。』

『【>小説でいじめっ子を書いてる時も、自分では魅力的に思っているんです】←はい。わたしも“いじめっ子側”の人に憧れさえ抱いています。
えりさんの作品からもそれはひしひしと伝わってきます。
彼ら彼女らの何の疑いも持たない自信満々さ、幼児みたいな無邪気な傲慢さに虫2号さんが無条件で服従してしまう心情がいやというほど判るのです。
えりさんの作品を読んでいると、いじめを受け入れることも母性に近いのかなと思えてしまうほどです。
それほどいじめグループの人達が魅力的に描かれていると思います。』


『【>いじめられっ子の自殺という意味ですか?】←はい。いじめられて自殺に追い込まれるという意味です。
社会で居場所がなくなったり、裏切りにあって死を選ぶことも含めてですが…。
動物の世界は生まれた瞬間に淘汰される運命がほぼ決まります。
人間の世界も本当は同じなのだと思います。
…ただ誰も手をくだせないルールがある為、自分で死を選ぶまでじわじわと時間をかけてイジメられたり群れから弾かれるのだと。』

『…わたし自身、多分淘汰される運命の豚さんでありながら…死ぬ勇気もなくおめおめと恥をかきながら生きているんだと自覚しています。
いじめられて死を選んだ方は、少なくともわたしよりも腹を括れる人なので弱い人間だとは思えないんです。』

『ご紹介していただいたチャットにアクセスし黒バックの部屋名を眺めているだけで…なんかドキドキしてしまいますw 早く個室でえりさんとお話したいなと思います。
…つまんない人間なのでガッカリされないか心配ですが…w』

『ごくごくたまに、ぶっ飛ぶ程のハイパー言葉責めを駆使するSさんに出逢うこともありますが、
大半は単調な指示を繰り返し文章量の負担をM女に押し付けたりするインチキSさんが多い為、あまりプレイしたくないんです。
M心の痒いとこまで手が届くって感じで…多分えりさんがS役をやられたら凄くMさんが喜ぶプレイをなさるのではないでしょうか、と妄想w』


【メール続く】


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