マルティニークの子供さんの作品

もみじちゃん 2


いまどきの女子高生として、SMも知っているし、マゾヒストという嗜好の女性がいることも私は知っている。
加えて今の中学高校ではいじめと称してセクハラ、暴行、恐喝、レイプなどがたまにニュースになり、
その数倍の事件がニュースにならない事も知っていた。
私が転入したクラスでの、立花秋子の行動は理解不能にちかい。
自ら望んで、クラスのオモチャとなり、惨めで恥ずかしい姿を晒すなんて、考えられない。
が、彼女がマゾで、クラスメイトが好意(?)でいじめてあげているのだとしたら、、、。
それは問題にならないのだろうか? そもそもそんなことがあり得るのだろうか?
特に正義感が強いわけでもおせっかいなわけでもない私だが、好奇心だけは人並みはずれて強い。
立花秋子について知りたくなった。
知る、と言っても彼女の普段の行動はこの一週間でだいたいわかってしまった。
朝、教室に入ってくるとクラスメイトに向かって「もみじの下着検査をお願いします」と
言いスカートをめくりあげる。
それが下着禁止の日には「もみじのまんことお尻検査をお願いします」になる。
その日は黒板に頭を向け土下座しお尻を高くかかげる。
一応きちんと授業は受けるが、休み時間になると「もみじはおしっこががまんできません、
みなさん、ヘンタイ女子高生の放尿ショ−をごらんください」 
「先ほどの授業で先生に指されたのに答えを間違えてしまいました。
罰としてわに口クリップを使った自虐オナニーショーをお楽しみください」などと10分間の休みにも
信じられないことをする。
放課後には何らかの理由をつけて(立花秋子が自分で理由をのべる)お仕置きがある。
それは全裸で体中を卑猥な落書きで埋め尽くし、ガムテープで乳首や性器に紐を貼り付け、
流行の歌謡曲にあわせこっけいなダンスを踊り好きなときに見物の女子が紐をひっぱり
秋子に悲鳴をあげさせるものだったり、大声で校歌を歌いながらストリップ、オナニー、
性器晒しを披露しクラスメイトから採点され合格するまで繰り返させられることだったりした。
クラスメイトは同級生の惨めでいやらしい有り様を見て、爆笑し腹を抱え涙を流して手を叩き、
もみじちゃんを褒め称えた。
「今日のはおっかしかった〜、またエロさが増したわね」
「乳輪をマジックで黒く塗ったのがナイスよ」
「もうだめ、お腹痛い〜〜、サイコーよ、もみじちゃん」

クラスメイトに「立花さんは本当に自分で望んであんな事をしているの?」とクラスメイトに聞いても
帰ってくる答えは想像がつく。
「そうよ」と。それがうそでも本当でも同じだろう。
だから、遠回りになるだろうが、間接的にじわじわと、私は彼女について、調べていこうと思う。


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