みなぎさんの作品

奴隷になった女の子

野良犬ごっご


儀式は学校に入った時から始まる。
美海は下駄箱の前でコートを脱ぐ。
その下に普通の女子中学生ならば着ているはずのセーラー服がない。
スカートすらない。もちろん下着もない。
普通の生活では、有り得ない全裸である。
首に赤い犬用の首輪をし、股間に鑑札が揺れる。
まだ登校するには早い時間に美海は下駄箱の前でストリップをしなければならない。
冬の冷たい風が美海の素肌を嘗め回していく。
 あぁ、また…始まる…。
覚悟を決めて脱いだコートを、丁寧にたたみ余っている下駄箱に入れる。
その下駄箱には南京錠が付いており、美海は自分でコートを封印しなければならない。
下駄箱の鍵はかおりが持っていて、下校するときに開けて貰わなければならない。
開けてもらう為、美海は恥かしい交換条件を受け入れなければならない。
その条件は、その時々で様々だ、土下座ぐらいならよい方である。
一度、フェラチオ5人抜きを命じられたときがあった。
その時、美海は下駄箱に来る男子生徒に声を掛け悲願した。
早くしないと帰ると言う、かおりたちを引きとめ、必死に男子に声を掛けた。
その様子を教師に見付かり、すぐ、職員室に連れて行かれた。
職員室では、正に尋問が行われた。
教師たちは、かおりたちがやらしていると気付いていたが、美海の口から一言も出ない為、
全て、美海の意思による行動となった。その尋問の最中も美海は全裸であった。
教師たちは、問題を大きくしたくない為、かおりに手をだすことはなかった。
長い尋問の末、ようやく釈放されると、かおりたちは既に下校した後だった。
下駄箱の鍵は閉ざされたままだった。
途方に暮れた美海は、全裸のまま、帰るわけにいかず。
誰も居なくなった冷たい校舎で一晩、夜を明かした。
それからは、鍵を開けてもらう条件は絶対服従の命令となった。
裸のまま、誰も居ない廊下を抜け、教室に入るとカバンを机の上に置き、出迎えの姿勢になる。
身にまとうセーラー服はロッカーの中にある。
そのロッカーにも南京錠が付いていて、もちろん鍵はかおりが持っている。
もし、かおりが休んだり、鍵を家に忘れた場合、美海はそのまま、全裸で過ごさねばならない。
かおりたちが来るか、来ないか。
緊張と不安の中、美海は出迎えのポーズを取っている。
冷たい床に腰を下ろし、両足を一杯に広げ、腰を突き出す。
幼い秘所を晒し、12歳の恥じらいを無視した屈辱のポーズがお出迎えのポーズだ。
その格好のまま、クラスメートに挨拶をしなければならない。
「おはよう御座います、…きょうも変態奴隷の美海を…い…いじめて、ください…」
美海の屈辱に満ちた挨拶に、クラスメートは軽蔑の眼差して答える。
その視線に美海の秘所は、潤んで行った。
かおりたちが登校してくるのは、かなり遅い時間だ。
美海をいじめるようになってから、サボることもなくなり、遅刻も無くなった。
教師たちは問題児が大人しくなっているのに安堵しているが、その生贄として美海が
差し出された様なものだ。
教師たちはかおりに対して、さり気無く、程々にするよう示唆したが、言葉を返せば、
黙認と同じ意味だった。
かおりたちが来るまで、殆どのクラスメートに屈辱の挨拶をする。
かおりが来ると首輪にリードを付けられ、かおりの傍らに正座する。
そこで美海は制服を出してもらう為、かおりに頭を下げ、土下座する。
その時出される条件で、その日のいじめが決定する。
どんな事を言われるのか、美海はいつもドキドキしていた。
 ああ。きょうは何をされるの?痛いの…やだな…。恥かしいのも…
いつもかおりの気分で決まる。
決めた以上、必ず実行される。かおりの残忍な性格を一番知っているのが美海だった。
しかし、きょうは、明らかに違っていた。
かおりの目が輝いている。
とても危険なサインだった。気分次第ではなく、明らかに目的があるのだ。
「きょうはね…、美海!犬になれ!」
美海の目が点になる。
もう既に犬のような物だ、首輪を付け秘所に鑑札を付け、かおりに忠誠を誓った。
ある意味、犬以下かも知れなかった。
「ミキにいいものを作ってもらったの、こいつって、凄い器用なんだ。」
かおりがカバンから取り出したものは、犬の尻尾だ。
太さ、3センチ程のアナルストッパーに毛糸で出来た30センチほどの尻尾が付いている。
 あぁぁ、恥かしい…あんな…恥かしいのを付けるんだ。本当の犬みたい…
美海はうな垂れて、後ろを向き、かおりにお尻を突き出した。
かおりが言った以上、何を言っても無駄だということを、美海が一番知っている。
床に顔を付け、四つん這いでお尻を高く突き出せば、美海のすべてが露わになる。
12歳の少女には、極めて恥かしく、屈辱的なポーズを、美海は黙って取った。
「うわ、もう準備OKだよ、濡れ濡れ!」
かおりの声に一同が笑った。その笑い声に美海の秘所は、更に潤いを増した。
 こんなことで、濡れるなんて…、本当に変態だ…。
美海は感じている自分の体を恨んだ。
かおりので尻尾つきアヌスストッパーが美海の秘所に擦り付けられる。
溢れた淫液をストッパーに馴染ませたあと、美海の小さい肛門に押し付ける。
「くーっ、うぅぅ、」
美海は必死に肛門の力を抜いた。進入を拒んでも自分が痛い目に会うだけだということを体で知っている。
「うぅぅわぁ、はぁぁぁぅ、」
美海の肛門を、ストッパーの一番太いところが通過した。
お腹の内部を逆撫でする様で、何とも言えない感触に美海の吐息が漏れる。
かおりの手が美海の肛門を撫でゾクゾクする感覚に美海は肩を震わせた。
「折角、付けたのに落ちちゃうと勿体無いから、取れないようにしなくちゃ。」
かおりは美海の肛門に付いた淫液を丁寧に拭き取った。
そして、ストッパーと肛門の間に、丁寧に接着剤を流し込んだ。
ひんやりする感触に、絶望の表情をした美海を、楽しそうにかおりは、見下ろして言った。
「この接着剤は、特殊メイク用の凄いやつだから絶対取れないよ。」
かおりは得意気に言った。
「そ、そんな!困ります。そ…それじゃ…」
「何言ってんの!どっちにしても、勝手にうんち出来ないだろ!するときは、ちゃんと出来る様にしてやるよ。」
かおりは美海のお尻を叩きながら言った。
 うそ…そんなひどい…
泣いている美海をお構いなしに羽交い絞めした。
美海は、これ以上何をされるのか、分からなかった。
ミキが美海の右腕をとった。
バレーなどで使う、厚手の肘当てを付け、そして手首と二の腕を短いベルトで固定した。
左も同様にした。美海は目を白黒させている。
更に、足の方に向かい。厚手の膝当てを付け、足首と太ももの付根を同様のベルトで固定した。
もちろん、ベルトには、南京錠が付けてある。かおりの気がすむまで、外されることは、無い。
「これで、わんちゃん美海の出来上がり!」
かおりの嬉々とした声が教室に響いた。
美海は、自分で立つことも出来ず、四足で歩くことしか出来なくなった。
小柄で健康的な12歳の少女が恥かしさに染まった素肌を晒し、犬のように四つん這いでいる。
お尻には毛糸で出来た尻尾が付いていて、本物の犬のように上に向いて立っている。
フサフサの尻尾の中にスプリングのような芯が入っていて、体の動きに合わしてフルフルと揺れている。
その揺れが、美海の肛門に恥かしい刺激を与えていた。
自分の姿に戸惑っている美海をよそに、かおりは手足のベルトを施錠して言った。
「これで誰にも取れないね、早く元に戻りたかったら、言うことをちゃんと聞くんだよ!分かった!」
「はい、なんでも聞きます。お願いです。早く、はやく外してください」
涙声でかおりに擦り寄った。
「それじゃ、ゲームを始めるよ、いい?」
「は…はぃ…」
美海は小さく頷いた。
どちらにしても、恥かしい思いをしなくてはいけない、それを最小限にする事しか、
美海に残された手段はなかった。
「これから、妹の美香に落書きをしてもらいな、美海の体の何処でもいいから、マジックで落ちないように書いてもらうんだよ。制限時間はお昼休みが終わるまで!分かった!」
「そんな…無理です、絶対に…」
「無理でも、何でもやるんだよ!でなきゃ、一生そのままだよ!その恥かしい格好のまま、放り出すからね、野良犬になって生きるんだね!」
呆然とする美海を、かおりは廊下に追い立てた。
既に予鈴が鳴り生徒たちは教室に入っている。
廊下には誰もいないが、何時教師が来るか分からない。
狼狽する美海を足蹴にして廊下に追い出し、扉を閉めてしまった。
生まれて初めて四つん這いで見上げる教室の扉は途方もなく大きく、
美海を完全に拒絶するようにそびえ立っていた。
美海はその威圧感に心の中から震えた。
扉の前で途方に暮れる美海に追い立てる様に、靴音が聞こえた。
教師が来たのだ。
あぁ、見つかっちゃう!どうしよう…、こんな格好を見られたら…。
美海の心臓が、一段と早く脈打った。
いくら黙認している教師たちでも、全裸で犬の尻尾を付けた、
女子中学生を見たら、放っておく訳がない。
下手をしたら、そのまま性的対象になってしまう。
それだけは避けたかった。
 逃げなきゃ、早く逃げなきゃ!
美海は不自由な毛足を駆使して、その場を離れた。
教師が来ている反対方向の廊下を進んだ。
12歳の健康的で引き締まったお尻が左右に揺れている。
肘と膝で必死に進もうとするが、思うように進めない。
美海の心臓がより一層早く脈打った。
やっとの思い出階段に差し掛かる、教師が反対側の階段から廊下に出た。
美海はぎりぎり恥かしい体を隠すことが出来た。
このままでは、いずれ見つかってしまう。
そうすれば、美香に会うなんて事は、到底出来ない。
その時点で晒し者になり、教師たちに取り囲まれ事態の説明をしなければならないだろう。
かおりのことを話すわけに行かない。
自分の意思で行ったと説明しなければならない。
それが美海にとってどれ程の屈辱か計り知れない。
少しでも早く、美香の所に行かなければならなっかた。
美香の通う小学校は、中学校の裏にある、公園を挟んだ位置にある。
美香の所に行くには、その公園を通って行かなければならない。
平日の午前中だから人は少ないはずだか、誰も居ないとは、限らなかった。
しかし、このままでは、許してくれないだろう。
そんな事は、今までかおりから受けたいじめで、十分に分かっていた。
美海は諦めた様に頭を垂れ、ヨロヨロと四足で歩き出した。
その姿はまるで捨てられた子犬その物だった。
授業の始まった、静まり返る校内から外へでた。
冬の冷たい風が美海の素肌を舐め回す。
先程まで騒々しく脈打っていた心臓が、一気に縮み上がる。息苦しささえ美海は感じていた。
辺りを確認しながら歩みを進めた。
校舎の影から出て、日差しの中へ出た。
縮み上がった体に太陽の暖かさを感じた。
それは全裸で犬の様に四つん這いで表に出たという、恥かしい実感だった。
 あぁ、外に…出ちゃった、こんな…恥かしい格好で…犬になって…外に…
誰かに、見付かったら、どうしよう…恥かしい…
そんな美海の気持ちに応えるように幼い秘所が濡れていた。
左右に動かすお尻に同調する尻尾が美海の肛門を刺激する。
そして、クリトリスを串刺しにした鑑札が揺れ、幼い下半身に刺激を与えた。
誰が見ても変態と思われる格好をして、屋外に出ている恥かしさと、絶えず刺激される下半身に、
美海は言い様のない感覚に支配され、幼い秘所から淫液を垂れ流している。
無人の静まり返った裏庭を抜け、裏門に辿り着いた。
美海は裏門から首を出し、辺りを覗った。
人は居ないようだ。
しかし、誰が来るか分からない。
美海に残された道は、如何に早く、この恥かしい状態を終わらせるか、それしか残されていなかった。
美海は意を決し、公園に入った。
木々の陰に隠れ、散歩道の両脇に植えられたツツジの脇を進んだ。
午前の人気のない公園に白く若々しいお尻がゆっくりと動いている、
その光景は明らかに異質であり、卑猥な光景だった。
ツツジの影に隠れるよう、散歩道を進む。美海の耳に女性にの声が響いた。
来る!誰かくる。見付かる!どうしよう…
美海の心臓を恐怖が鷲掴みにする。
隠れる場所を必死に探す、その声は美海の目前まで迫っていた。
美海は散歩道を外れ、ツツジの影に逃げ込んだ。
身を丸めて声の主が通り過ぎるのを待った。
声の主は三十後半の主婦の様だ。
買い物でも行く様であり、普段歩きなれた公園の散歩道に、まさか、
全裸の中学生が犬の格好をして、隠れているとは想像も出来ないだろう。
主婦の視線からツツジが邪魔をして美海の白い裸体を隠している。
ほん数メートル先を主婦の足音が通り過ぎている。
美海の全神経は、その足音に集中している。
足音が一歩一歩美海の心臓に響いた。
足音が美海にもっとも近づいたとき、美海の全身が、一瞬ピクリと、痙攣した。
 あぁ、見ないで…こっちを、見ないで… 
足音と共に大きくなる鼓動に、美海の体は淫らに反応した。
冬の冷たい空気に曝されている幼い秘所は、わずかに赤味を帯びて、淫液が太股を伝い落ちている。
足音が遠のいても、美海は動くことができず、淫らな余韻に浸っていた。
しばらくして、やっと我に返った美海は、こんな常識では、考えられない恥かしい格好で感じている自分に
気付き、凄まじい嫌悪感が湧き上がった。
 わたしって、なんて恥かしい子なんだろう。こんなことで、感じるなんて、変態だ…。
自己嫌悪に苛まれながら、美海は散歩道に出た。
道程はまだ、半分も来ていない。
遅くなればなるほど、見付かる危険度が高くなる。
ようやく、膝と肘で歩くことに慣れ始めた、12歳のメス犬中学生は白いお尻を振りながら
公園を進んで行った。
小学校の近くに来る頃には、美海の全身は薄く汗をかくほど上気していた。
肩で息をしながら、小学校の中を覗き見た。
今年の3月まで通っていた校舎は懐かしく思えたが、今の自分の姿を思い返し、恥かしさに打ちのめされた。
 こんな格好を見られたら、死んじゃう…。
美海は、懐かしさの残る小学校の裏庭に入った。
友達と走り回ったその場所に、今はメス犬として四つん這いで歩いている。
それは正に、天国から地獄に落ちた気持ちだった。
 美香は、何処に…、わかんない、どうしよう…。
ここに居ても、誰かに見られたら…。
美海は途方に暮れていた。
この格好で校舎の中に、入る訳に行かない、全裸で犬になった美海を見たら、
校内がパニックになってしまう。
その後、美海がどうなってしまうか、想像もできなかった。
裏庭で美海が右往左往している頃、美香の携帯にメールが入っていた。
「美香へ、裏庭に行ってごらん、面白い物が見れるよ。  かおりより」
短いが十分興味をそそる内容だった。
「面白いって、美海かな、なにをしたんだろう?」
美香は授業が終わるのを心待ちにした。
かおりがどんな事をしたか、美香には、分からないが、どちらにしても、
美海が恥かしいことをやらされているのは、確かだった。
授業が終わりを告げたとき、美香は教師より先に教室を出た。
真っ先に裏庭に向かい、辺りを見回すと植木の陰で、なにやら白い物が揺れていた。
美香はニヤリと微笑み近づいた。
美海は近づいて来る足音に脅え、更に小さく屈んだ。
「美海!何やってんの!」
美香の声に美海の体はビックっと跳ねた。
「あ!あぁ…、美香様…。」
「あんた、なに!その格好!馬鹿じゃん!」
美香は美海を見下ろし罵倒した。
ついこの間まで通っていた。
小学校に全裸で、犬に成り果てた格好で来るなど、考えもしなかった。
だが、震える美海を見た美香は、残虐な気持ちが沸々と湧き上がるのを覚えた。
「美海、何しに来たの?そんな恥かしい格好で。」
「はい、かおり様に犬になる様に言われました。
それで…美香様にマジックで落書きをしてもらえと、言われまし…。」
美海は恥かしくて顔を上げられず、下を向いたまま説明をした。
「犬!そうなんだ、だから、尻尾までつけてるんだ。最高!かわいいじゃん!」
美香は美海の尻尾を玩んでいる。
「あぁ、やめ…やめてください…」
「変態だね、なに感じてんの、本当に犬みたい。」
尻尾から伝わる刺激に戸惑いながら、美海は恥辱に悶えた。
「でも、マジックなんて持っていないし、教室まで取りに行くのも面倒だね。」
「そ、そんな、お願いします、早く帰らないと、叱られます。」
「どうしようかな、そそれじゃ、そこの木におしっこしなよ、そうしたら、書いてあげるよ。」
「え!そんな!」
美香の残酷な命令に、美海は驚愕した。自分の通っていた小学校に全裸の犬で居るだけで、
十分に恥かしいのに、更に恥かしい行為を強要されるとは、考えもしなかった。
しかし、美海は、どんな残酷な命令でも、従うしかなかった。
「早く、しないと、他の子たちに見付かっちゃうよ、それも面白いけどね。」
美香の目が輝いている。
校舎内は児童たちの声でザワメキたっていた。
いつ、裏庭に出てくるか分からない。
美海は動揺しながらも、美香の命令に従うしかなかった。
「は、はい、し…しますから…」
「ちゃんと、犬らしく、足を上げて!」
美香の残忍な命令が飛ぶ、美海は諦めて従うしかない。
小学校の裏庭で、全裸の中学生が手足を拘束され、犬のように四つん這いなり、
更に、足を上げおしっこをする。
信じ難い行為が、美海の秘所を潤した。
ゆっくりと震えながら足をあげ、股間が曝されていく。
股間にはネームプレートが震えにシンクロして揺れている。
美香の前に肛門まで、全てを晒し12歳の恥じらいは無残に踏み躙られた。
覚悟を決めたが、美海の僅かに残った、自尊心が尿道を緊張させている。
しかし、その自尊心は恥辱を引き伸ばしているに過ぎない。
 早く、はやく終わりにしたい…、うぅ、はずかしい…。
「しないの?それなら、教室に戻るから、じゃね。」
美香は振り返り、教室に帰ろうとした。
「待って、待ってください、あぁ…しますから、…待って。」
美海の頬を涙が落ちた。美海はおしっこをする為に、虚しい努力をしなければならなかった。
力を入れてよいものか、抜いてよいものか、分からなかった。
虚しい努力の結果、やっと下腹部にモゾモゾといった前兆が現れた。
そのまま排泄欲に身を任した。
鑑札が揺れる秘所に一筋のおしっこが流れ出た。
最初は足を伝い落ちていったが、勢いが付くにつれ、美香の前に飛んで行った。
「本当にしてるよ、やっぱ変態だ。」
美香の言葉が美海に突き刺さる。
 あ…、本当に私は変態だ…い、犬なんだ…。
美海の頬に涙が流れ落ちた。その時、チャイムが鳴った。
休み時間がが終わってしまった。
「ほら、もたもたしてるから、間に合わなかったよ、次の休み時間に来てやるから、そこで待ってな!」
美香は唖然とする美海を残し、教室に戻ってしまった。
美海は美香の後姿を見つめるしか出来なかった。
 は、早く戻って来て…、他の誰かに見付かっちゃうよ。おねがい、
美海は誰も居なくなった小学校の裏庭で震えながら木の陰に隠れた。
授業中といっても、上から見下ろせば、美海の恥かしい姿は、丸見えだった。
四つん這いで見上げる校舎は、今まで感じた事のないほど、巨大に感じられた。
3月まで最上級生として、通っていた小学校に居る自分は、あまりに惨めで、汚らわしい存在に思えた。
美香が教室に戻ってから、美袋は冬の寒空の下、唯ひたすら美香を待っていた。
教師や小学生にいつ見つかるか分からない不安に、押し潰されそうになりながら、ひたすら待っていた。
次の休み時間で、目的を達成しなければ、お昼休みまでに、教室に戻ることが出来ない。
戻らなければ、かおりは許してくれないだろう。
その時、美袋に架せられる罰は、より一層過酷なものになる、それは間違いなかった。
 はやく、早く戻って、来て…
美袋は、心の底から願っていた。
 授業の終わりを告げるチャイムが響いた。
今まで静寂だった校舎が、一瞬で騒然となる。美袋の心拍数も一瞬で跳ね上がった。
惨めなめす犬として、晒される可能性が跳ね上がったのだ。
騒々しい校舎の中から、美香が出てきた。
美袋は、ほっと安堵の溜息を吐いた。
しかし、次の瞬間、美袋の心臓は鷲掴みにされたように、苦しくなった。
美香の後ろに、3人の人影が見えた。
美香のクラスメートだろう、美香は美袋の羞恥心を最大限に蹂躙する為、
クラスメートを連れて来たのだ。
美袋は恐怖と恥ずかしさで、動けなくなった。

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