みなぎさんの作品

奴隷になった女の子

晒し者3


二時間目までは、何とかやり過ごした。
しかし、3、4時間目は、絶望的な体育の授業だった。
かおりが何もしないはずがない、美海は本能的にそれを感じ取っていた。
それにもうひとつ心配が出来た。それこそ、自分では防ぎようも無いことだった。
やばいよー、おしっこしたい…、でも、変なのを付けられているし、かおりに言ったら、また恥かしい事されるに、
決まっているし。我慢しなきゃ…。
下腹に広がり始めた尿意に不安を感じながら、かおりの顔を見た。
「着替えるよ、来な。」
かおりは冷たく美海に言った。かおりとその取り巻きに囲まれながら教室を出た。
その様子を見ていたクラスメートたちは口々に、美海の噂をしていた。
更衣室に着くと、そこには既に数人のクラスメートが着替えていた。
「さっさと着替えないと、また恥かしいことになるよ、」
かおりが耳打ちする。
「でも…」
恥かしさもあるが、美海の体操服はミキに渡しているので、着替えることが出来ない。
「ちゃんと用意してあるよ、ほら!」
美海の手に渡された物は、今朝ミキに渡した体操服だった。
しかし、短パンが無い、ジャージもない、半袖の体操服一枚だけだった。
「これだけ…」
「早く!また恥かしい思いをしたいの?ぐずぐずしてたら、もっと人が集まるよ、それでもいい?」
かおりがリモコンを見せた。美海は反射的に着替えを始めた。
 すぐに、済むから、恥かしいのは少しだから、早く着替えないと。
美海は意を決してセーラー服を脱いだ、何も知らないクラスメートが
美海のスポーツブラすら付けていないAカップの胸を見て、
「うわー、やっぱ ノーブラ!変態じゃん!」
「えー!!、じゃぁ、下も!!」 
好奇の視線に美海は晒された。
 恥かしい、死ぬほど恥かしい…
急いで体操服を着た、
次は下だ、もっと恥かしい、でも少しの間だけだから…、
美海は、スカートを脱がずに短パンを履けば何とか誤魔化せる、そう思い乍、かおりを伺い見た。
かおりはそれに気付き、美海に短パンを渡した。
美海は早くこの場から立ち去りたいと、すぐに短パンを履こうとしたが、その手にある物に絶句した。
美海が短パンだと思っていたものは、違う物だった。同じ紺色だが、明らかに小さい。
今では小学生でも履かないブルマだった。
「こんなの…履けないよ…」
美海の手が止まった。
「あ、そう。それじゃ、あそこ丸出しでやるんだね。しかもバイブ付、楽しそうだね。」
人も集まって、混雑してきた更衣室でそんな惨めな姿を晒すわけにいかなかった。
美海は渋々ブルマを履いた。
履きなれないブルマにかなりの違和感を感じていた、しかもノーパンで秘所にバイブを貼り付けられているのだ。
同然バイブが敏感な箇所に押し付けられて、常に刺激が襲ってくる。
これでバイブを動かされたら、ひとたまりもない。
底の見えない不安が美海の心に広がった。
美海は何のため屈辱に耐えているのか、既に分からなかった。
恥かしいことを耐える、それしか頭に浮かんでいなかった。
スカートを脱ぐと美海は半袖、ブルマだけの少女になった。
その格好は今では見ることの無い格好っ立った。
この年齢になれば、ブルマがマニアックな性的対象になっていることぐらい、十二分に知っている。
自分がそんな恥かしい格好で居ることが、信じられなかった。
「うわー、マニアック!!」
「恥かしすぎるよ、あんなのよく履けるね。」
クラスメートたちの失笑が聞こえる。美海は目眩にも似た感覚に包まれた。
「はーい、露出狂さん!いくよ!!」
取り巻きのミキがブルマのウエストを握り、引き上げながら言った。
「きゃぅ!!ううん!!…やめてください…」
ブルマが引き上げられ、股間に張り付いているバイブがクリトリスを圧迫した。
突然の刺激に美海は腰を引き、股間を手で押さえた。
今日、初めて知る刺激が美海の下半身に広がった。
そして、それは絶対、他人に知られてはいけない刺激だ。
美海は今、それをクラスメートの前で感じてしまった。
「はは!!なに、今の声!感じちゃってるの!!」
「変態じゃん!」
 あぁ、そんなこと、言わないで。感じてなんかいないよ。だめだよ、感じちゃ…
取り巻きたちが囃し立てる、更衣室がクラスメートたちの軽蔑の視線に耐えながら、
美海は必死に耐えるしかなかった。
まるで、首を掴まれた子猫のように、ミキにブルマを掴まれた美海は、
屈辱と刺激に耐えながら更衣室から出て行った。

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