美沙紀さんの作品
身体検査
私が中学2年の時、転校して間もなくの中学での身体検査体験です。
事前に配布された紙には【場所 体育館。体操服を着てくること。
男女混合】としか書かれてませんでした。
そして当日、私たちのクラスは並んで体育館に行きました。
1クラスずつなので館内には私たちのクラスと身体検査を担当する人たちしかいません。
まだ準備してるみたいで座ろうとした瞬間、女看護士が「1組ですね?
じゃあ・・・とりあえず体操服を脱いでください。女子の皆さんはブラジャーを外してくださいね」
と言ってきたのです。
まさか男子の前でパンツ1枚にされるとは・・・私は涙目で体操服とブラジャーを外し
パンツ1枚の姿になりました。
他の女子もパンツ1枚になると男子がいることもありすぐに手でおっぱいを隠しました。
しかしまたさっきの看護士が来て「背筋を伸ばしてきちんと立っていて下さい。
女子も手を腰において。恥ずかしいかもしれないけど我慢しててください」と怒られました。
おっぱいを丸出しにし、男子の視線は全て女子の胸に向けられていました。
横の男子がハァハァと息を切らして私の胸を見ていました。
何か言わなくちゃと思ったけど目が血走っていたのがわかって恐くて何も言えません。
「準備が整ったので男女一緒で3人ずつこちらに来てください」看護士に誘導されて
可動式カーテンで遮られた個室の前に整列しました。
私は2番目でした。
1番始めの男子が奥に入って3分ほど検査をしました。
「次、○○さん」私の名前が呼ばれ、奥へと進みました。そこには中年医者が座っていて
保健室にあるようなベッドもありました。
そして医者はいきなり私にこう言ったのです。
「○○さんだね。よし、じゃーパンツを脱いでから椅子に座ってください」あまりにも衝撃でした。
まさか中学の身体検査で全裸にされるとは・・・。
喋ろうとすると涙が出そうだったので無言でゆっくり医者の前でパンツを下ろし、
脱ぎたてのパンツを右手で握りました。「はい、じゃあ座ってください。」
指示通り座ると最初喉の奥を調べた後聴診器で胸とお腹を調べ、最後に胸にしこりがないか
素手でおっぱいを揉まれました。
終わってカルテ?に結果を書いた後「ではベッドに仰向けに寝てください」と言われ、
仰向けに寝ると足を開かされ膝を曲げられました。
そしていきなり薄いゴム手袋を装着した手で陰毛をかきむしられて指でアソコを広げられました。
屈辱でした。
広げられてる最中に「生理の具合はどうですか?」とか「セックス経験は?」とか聞かれ、
「生理は・・・普通です。経験はありません」と答えると指を離し、四つんばいの姿にされ、
今度は肛門に手をかけられて「きちんと便は出ていますか?」と聞かれました。
ちゃんと出てます と言えばよかったのに正直に「最近は便秘気味です」と言ってしまったために
肛門にライトをあてられて奥まで見られた後「う〜ん」と言いながらその指は肛門に挿入されていました。
恥ずかしさが限界に達した私はついに泣きました。
赤ちゃんのように大声で泣き出すのを見た医者は「あーごめんね!もう終わるよ」と
言って挿入して指を急いで抜き、手袋を外してカルテ書に書き
「ごめんね。もうお終いです。ご苦労様でした」と言われて追い出す様に私を個室の外に出しました。
泣いたまま出されたのでパンツを個室に忘れてしまい、戻ってパンツを取り、個室を再退出しました。
またここでもミスをしてしまいました。
戻る際の個室の中でパンツを履けばよかったのに・・・
個室を出てからパンツを履こうとしたので目の前には検査をまだしていない同じクラスの男女が・・・。
みんなが私の生まれたままの姿を見てポカーンとしていました。
(あぁ・・・私の裸が見られてる・・・。アソコがみんなに見られてるよぉ・・・。)
私は狂いはじめ、体育館で着ていた衣服を置いて全裸のまま体育館を走って出て行きました。
そして学校内の廊下にいる他学年の男女や先生に見られながら誰もいない教室に辿り着き端っこで
号泣しました。
とても辛い1日でした。
私の件があって翌年以降あのような屈辱的な検査はなくなりました。
しかし、私の中には数々の後遺症が残り、立ち直ることはほぼ絶望的でしょう・・・