ミーズさんの作品
女学園の放課後
だだだだだっ
「うわーん,待ってよニルプー!」
「5,4,3,2,1!」
「うぁーちょっちょっーーー」
「ぜーーーーーーーーーーーろっ!」
ガチャン★
ミーズは童顔とも呼べるその顔が塀のお陰で縦線が仕込まれ,親から受け継いだストレートヘアには
髪をかきわけお団子がふたつできていました。
ミーズは,多分アメリカ辺りにある『セントローズ女学院』中等部等部1年です。
ミーズの特徴はやはり曲線1つない真っ直ぐなセミロングヘア,襟のついた白いセミ袖の長袖ブラウスに
赤いジャンパースカートという服装です。
遅刻常習犯の為,いつもこのような事態がおきます。
まあこの学園の時間制限も厳しいのですが…。
「くすくすくすっ,ミーズ変なカオー!」
「あーっニルプ!笑ったなあー」
ニルプはミーズの親友です。ポニーテールをしていて性格はお茶目。
黒いワンピースに白いカーディガンを着ている女のコです。
「ごっめーんだってぇー」
「ひどーい。お仕置きしよっ!」
「何よお?」
「こーすんのよ!」
ミーズはニルプに飛び掛りニルプのポニーテールの髪をほどき,白いカーディガンを取り除き,
1回ニルプを公衆の面前で全裸にさせるとすぐにどこからもってきたのか超セクシーな露出度が
高く色っぽい水着を着せました。
「なっなっなっ…(/////)何すんのよお!」
ニルプはすぐに水着を脱ぎもとの服装に戻りましたがミーズが髪をほどきました。
「まあいっか。髪だけなら…」
そうは言ってもつっけんどっけんの印象から髪をおろすだけで上品で可愛い印象になったニルプは
教室へ行くまでにも沢山の視線を浴びました。
がららっ
「おはよー」
「うぁーニルプぅ!」
「かぁーいーvv」
「ニールプちゃんきゅーとだよん♪」
ニルプは真っ赤になりながら席につきました。
(お願い早く授業してよー|||_|||)
直ぐに女先生がきて,出席をとりました。
「アンネ,イズミ,キョミズ,クーラン,サズ!この5人はいるかあー」
「「「「「はーいっ」」」」」
こんな具合に出席をとれば次はちょっとした連絡事項ですぐに授業が始まります。
しかし,この女学院は特別なのです。
「1限目は普通通り性教育だな。では教科書65ページを開け!妃月,読みなさい」
「はい」
妃月渚は日本からきた子です。恥ずかしがりやだけど人への態度がいいのか友達が沢山います。
「世の中には男と女がいて,女と男が恋人になるのが一般的だが,世の中にはレズやホモというものが
あり,まずレズは女と女が愛し合うことである」
「よろしい。では,そもそもレズというものは…」
先生は黒板に書き始めました。
それから様々な内容の知識を蓄え授業時間はあと10分になりました。
「最近テストの時,よく女の性器の名称を間違える何たる女と疑わしい奴が多数いる。
よってー,誰かおさらいの実験台になる人はー…昨日はナクミまでいったので今日はニルプ!」
「え…」
ニルプは少々戸惑いましたが,先生の命令には逆らえないので,ゆっくりと確実に教壇の所に立ちます。
ニルプは黙って全裸になりました。本来なら下半身だけ脱がなければいけないのですが
今日の格好では仕方ありません。
「ニルプ,股間を生徒の前へ…いいかあ,ここが尿道口,ここが大陰唇,ここが小陰唇,
それでここがあー膣……」
先生の冷たい指がニルプの股間の内部のものを次々と触ります。
「最後にここがアナルだ!では皆分からない物があればニルプに触ってみなさい」
どっと生徒が駆け出しました。
日頃からニルプの雰囲気に怖がっていた女も,今日は怖くないということでニルプの性器をいじりました。
しかし皆夢中になっていたものですから,授業はこれまでとばかりになってしまいました。
「それではこれにて1限目をおわるー,きょーつけー,れいっ!」
「おわりましょー!」
この学校は2つの授業の間が30分休みという仕組みです。しかもその間先生は教員室へいっています。
しかし1つの授業が4時間30分もあります。
「にーるぷちゃんかわいーね」
「放課後,寮の途中にある体育倉庫にきてね」
同級生にそう言われニルプは不安な気持ちでその日の授業を終えました。