のっぽさんの作品

デジャブ@


 私が転校してきてから1年が経とうとしています。
クラスの女子からは「やりマン」等と呼ばれ無視されているので友達はいません。
同じ教室にいても私だけ別の世界にいるような感じです。
 前の学校でもいじめられていたので、転校してきた当初はは無理に明るく振舞っていました。
そんなある日、男子の一人から奈落のそこに落とされるような一言を言われました。
「お前さぁ、前の学校で玩具にされてたんだって?俺の塾の仲間から聞いたよ」
ニヤニヤと笑いながら話しかけてくる男子の顔とは対称的に私の顔から
血の気が引いて行くのがわかりました。
私が逃げ出して来た状況に後戻りするのに時間はかかりませんでした。
その男子から放課後の部活が終わった後の体育館に呼び出されました。
体育館の倉庫に行くと3人の男子がニヤニヤしながら私を待っていました。
「お前ってすごいらしいね、言われたら何でもするんだって?」
私が返事もしないで黙っていると、たたみ込むように前の学校で
私がさせられた事を得意げに話しはじめました。
「こいつさぁ、素っ裸で踊るのが好きみたいだぜ、しかも毛がボーボーらしいよ」
「マジでぇ〜っ!ありえなくねぇ?」
「言われた事は断れなくて何でも"ハイ"ってきくらしいし」
「あだ名は”便所”だっったんだよね?真弓ちゃん」
「ぎゃはは、きもすぎるぅ」
目の前で話してる男子の会話が遠くで話してるように聞こえてきます。
「トイレとかも人の見ている前でもできるらしいし」
「だから"便所"って呼ばれてるのか」
「違う違う、それはさぁ」

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