のっぽさんの作品

行くも戻るも2


真いつもの溜まり場につくと玄関には今日は女子の革靴が並んでいた。
恐る恐る扉を開くと最近はここには来ていなかった女子が3人座っていた。
そして見なれない顔がまた一人、いつもイジメられている男子の加藤が
オドオドした顔で座っています。
男子の一人が「ほらっいつもみたく制服脱げよ!」
真由美に向かって指示を出しますが、同姓が見ている事とここだけの
秘密にするっていう暗黙の了解が破られた事で従わずただ
ボーッと立ち尽くしていました。
「脱がないの?別にいいけど」
別の男子がそう言うとニヤニヤしながら携帯を取り出して
女子に画面を見せると「キャーまじで?」
「嘘!?あり得ない」そう言いながら軽蔑の目が真由美に向けられました。
「誰にも見せないって言ったのに・・」そうつぶやきましたが
真由美は無視され携帯の画面は加藤の前に「これ真由美だぜ」
彼は画面と真由美の顔を交互に見ながら顔を赤らめています。
「こいつ勃ってるぜ!」「キャーきもい」「脱がしちゃおうぜ」
そう言うとあっという間に加藤は全裸にされました。

加藤は泣きながら絶叫し必死に抵抗していましたが両手・両足を
押さえられていて携帯で撮影されていました。
「これクラスの女子に回そうぜ!」
真由美は自分の時と同じだと思いただ呆然と眺めていました。
「ねぇそろそろいいんじゃない?」
女子の一人がつぶやくと男子が
「お前これ回されたくなかったら真由美とやれよ」
「こいつは誰とでも寝るから大丈夫」
加藤の視線が真由美に向けられると同時に部屋を出ようと
ドアノブに手をかけようとした瞬間加藤が真由美に飛び掛ってきました。
その形相はいつものイジメられていた彼の顔とは別人で
怖くて抵抗できませんでした。
制服は脱がされ下着は真由美の右足の足首でにかろうじてとどまっています。
「マジでぇ真由美ってヤリマンなんだね」
「見られながらするのが好きなんだ」
女子の声と笑い声が部屋中に響き真由美の泣き声はかき消されます。
そのうち食い入るような視線だけを感じるようになり
「クチュニュチュッ」と恥ずかしい音だけが静まりかえった部屋に
響いていました。

「すご〜い初めて見た」「出たり入ったり丸見え〜」
「お尻の穴ピクピクしてる」
初めて見る女子達は興味深々で見入っていました。
「だろ、こいつH大好きだから」このショーの主催者の男子は
満足そうな顔で煙草を咥えながら答えます。
自分の秘密を知られ恥ずかしい姿まであらわにしイジメられていた
加藤に犯されている自分が最初は悔しくて悲しかったが真由美は次第に
その屈辱感すら感じず頭の中が真っ白になっていき何も考えられなくなっていきました。
絶望感の中我に返るとお腹に出された白いものをティッシュで拭く加藤の姿が目に
入り終わっんだと思うと涙が溢れてきました。
そこに容赦なく「キモすぎ」「淫乱なんじゃない」
「よく人前でそんな事できるよね」と
まるで真由美が望んでそうしたかのように誹謗中傷の言葉が浴びせられます。
「なんか飲みたくねぇ?」男子の一人が言うと真由美は急いで制服を着て
いつものように買いにいこうとすると
「あっ!加藤の分もな」その瞬間また以前のように、
いえ以前よりももっと酷いイジメが始まるんだと絶望感が真由美を襲いました。

「無理です出来ません・・」ここは放課後の体育館の舞台の横。
いつものメンバーに囲まれ命令されるがままに全裸になった真由美がいた。
バレー部やバスケット部の声が聞こえる壁一枚むこうは全くの別世界だ。
足元にはバケツが用意されている。
今回の理不尽な命令はここで用を足す事。
しかし人の見ている前でも出きるはずも無く長い時間だけが経っていた。
「はやくしろよ」「加藤との写メばらまくよ」
観念した真由美は手で顔を隠しながらしかたなくオシッコをした。
シャーっと音がして何ともいえない羞恥心が真由美を襲った。
その時「汚ねぇっ!」
男子の一人が叫んだバケツに入らず男子の上履きに雫がはねてしまったのだ。
「どーすんだよ!」「ごめんなさい・・ごめ・・」
「てめぇここでクソしろよそうしたら許してやるよ」
自分に非があると思った真由美はだまってバケツにまたがった。
「おっ!肛門が膨らんできた」
真由美は無理して出したがバケツの中に小さな便が2〜3転がった。
「こいつのウサギの糞みたい」
「すげ〜くせー」また恥ずかしさと屈辱感で涙が込み上げてきた。
その日から真由美のあだ名は「ぴょん」になった。
そうウサギのぴょんという意味だ。
「ぴょん」と呼ばれるたびにその時の光景が頭をよぎり絶望感が襲ってきた。

しばらく経ったある日の下校中に女子の一人が後ろから肩をたたきながら
「ぴょん♪」と話しかけてきた。
「えっ」っと振り
向くとニヤニヤしながら「聞いちゃった」と絶望的な一言をいわれた。
あれから男子の溜まり場に行かなくなったせいだと直感的にわかった。
謝ろうと思いいつもの場所へなぜそうしたか
自分でもはわからなかった。
「ぴょん、久しぶりだね」「またイジメられたいの?」「違うよぉ・・」
「じゃあこれ買ってきて」手渡されたメモには浣腸とかかれていた。
今日は一人ではなく全員が薬局までついてきた。
「か、浣腸ください・・」遠くで私を見て笑っている。
そのまま神社の裏の雑木林へ場所を移動した。
「俺の家でされても困るから」
命令されるがまま制服を脱ぎ四つんばいになった。
「やっぱ、ぴょんはその格好似合うね」
「ほらっケツむけろよ」
さっき買った箱を開け一つ一つ真由美の中に冷たい液がいれられた。
「どうなるんだろう?」
そう言うとニヤニヤしながら一歩下がり全員の視線が真由美のお尻に集まった。
お腹がグルグルなって油汗が出てきた
「もうダメ・・」液がこぼれたが必死でガマンしようとした。
「お願い・・見ないで」その言葉と同時に大量の便が出てきた。
「うわぁっ」「もりもり出てくる」「まだ出てるよ」
自分の意思ではどうする事も出来なかった。
「ぴょん臭すぎ、あり得ない」「犬だってトイレでするのに」
笑いながらまるで物を見るような視線が浴びせられた。
真由美は顔を上げることも出来ずその場で泣きながら顔をあげる事も出来なかった。

「黙ってないで声出せよ」
真由美は考える事をやめ心を閉ざした現実を受け入れる事も出来ず逃げ出す勇気も
無い本当の人形のようにただされるがままに。
クラスの男子は全員が真由美の事を「ぴょん」と呼ぶようになっていた。
昼休みの教室、自習の時間公園のトイレ場所も時間も相手も関係なく
言われるがまま受け入れた。
今自分の上に乗っているのが誰かもわからない。
誰かがきっと助けてくれると信じていたがそんな希望は持つだけ無駄だと
いう事にも気づいた。
泣く事も無くなり抵抗もしない私はだんだんと誰からも相手にされなくなり
次第にイジメはなくなっていった。
何をされても嫌がらない真由美はもうイジメの対象にすらならない。
誰も話しかけてくれない孤独な毎日を過ごしている。
これが望んでいた事なのか?すごく寂しいような複雑な心境で考えても答えが出ない。
今教室の後ろの方でいつも私をイジメていた祐子が押さえつけられ、
脱がされて「やめてぇ・・」彼女の声と男子の笑い声が教室に響いている。
大丈夫少しだけガマンすれば私の様にそうされている事が嬉しく思えるよ。
真由美はそう考え
ながらもしかしたら友達(理解者)が現れるのではないかという期待感で
無表情のまま心の中で二ヤッっと笑った。

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