ぬりかべさんの作品

GOLDFISH(2)


だめ!!!

モップが邪魔で声が出ない!

モップが退けられた瞬間、また水が降ってきた。
私の体の上で、金魚たちが踊る。
水に帰さなきゃ!
むせながら体を起こそうとすると、またモップに顔を押さえつけられた。

お願い!
金魚が!
死んじゃう!!

「あなたのお友達、助けて欲しい〜?」

私はモップの下で必死にうなずく。
次の瞬間、パンツの中に冷たい感覚が走った。

!?
いや!!

体を押さえ付けられたままモップが離された。
「お願いします、水に帰してあげて・・・」
私は懇願した。

人間どもの顔が醜い笑いに歪む。
「帰してあげたよ。
柳瀬さんのいや〜らしい液体で浸してあげてね」
大声で笑う。

怖い。怖い。怖い。

金魚たちは私のパンツの中でもがく。

あっ!

「あれ?柳瀬さん、感じてるの?
その調子よ、もっと感じていやらしい汁を出してあげれば、お友達も助かるわ」
足を無理矢理広げさせられる。
横から手が出てきて、私の胸を力まかせに揉む。

あぁっっ!!
だめっ!!

息があがる。
感じちゃだめだ。

誰かが、私の股間にゆっくり足をのせる。
金魚たちはさらにもがく。

やめて、やめて・・・!!

「柳瀬さん、息が荒いわよ?
お友達はお上手?」
だんだん、股間の上の足に力が入っていく。

1匹の金魚が、穴に入ってきた。
口をパクパクさせている。
苦しんでいる。

だめっ!
「そこはっ、だめぇっ!!」

気付かないうちに声が出ていた。

胸を揉む手がさらに早く、力強くなる。
股間の足にもどんどん力が込められる。
金魚は激しくもがく。
尾ビレが、敏感な部分を優しく、激しく刺激する。
誰の声も聞こえない。
私のはしたない、いやらしい音だけが耳元で鳴り響く。

「あぁっ、あぁっ!
い、いやっ!!
だめっっ!だめっ!!
逝くっ逝くっ逝くっ逝くっ!
逝くっっっっ!!!!
あぁーーーーーーっ!!!」


刹那。

「グシャッ」
と音がして、パンツの中の金魚たちは、ただの物体になった。

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