R子さんの作品

先生からの性的イジメ


 私が通っていた高校は、妙に堅苦しい学校で、恋愛禁止の校則までありました。
 でも、私は恋愛禁止の校則のことを、最初は気にも留めませんでした。
私は内気な性格で、恋愛なんて自分とは縁遠いものだとずっと思っていたからです。
 ところが、1年生の2月頃のことでした。
休み時間、私は机の中に、クラスの男子からのラブレターが入っていることに気が付いたのです。
 ラブレターをもらうなんて初めてのことで、私はどうしていいか分からずオロオロしていました。
すぐに仲の良い友達にもばれ、恥ずかしかったのですが、どうすればいいのか相談しました。
 たったこれだけのことが原因で、自分の身に災難が降りかかることになるなんて、
この時の私には知る由もありませんでした。


 放課後、部活動に向かおうとした私は、担任の先生に呼び止められました。
担任は、三十代半ばくらいの女の先生だったのですが、服装や持ち物の検査とか、
生徒指導が異様に熱心で、生徒からは嫌われていました。
 その先生が、妙に怖い顔をして私を睨んでいるので、とても不安になりました。
 先生は、ただ「ついて来なさい」としか言わず、私は戸惑いながらも、後から付いて行きました。
 そうして連れてこられたのは、生徒指導室でした。
 中にはいると、先生はどういうわけか、「窓のカーテンを閉めて、ドアに鍵をかけなさい」と言いました。
言う通りにすると、先生は椅子に腰かけて、私にも机を挟んで反対側に座るようにと指示しました。
 私が椅子に座ると、先生はすぐに言いました。
「あなたにラブレターを書いた相手が誰か言いなさい」
 私はびっくりして、しばらく何も言い返すことができませんでした。
「あなた、恋愛が禁止されてるってことぐらい、知ってるわよね?」
 先生にそう言われて、私はハッとしました。
私にラブレターを書いた男子は、校則違反なのです。
そして先生は、私に校則違反の男子を告げ口するようにと言っていたのです。
 私は首を横に振りました。そんな密告するようなこと、できるはずありません。
 私がしばらく口をつぐんでいると、先生は私を責め始めました。
「黙っているっていうことは、何かやましいことがあると思っていいのね?
 本当は、ラブレターをもらったこと自体、校則違反になるのよ。一体何を隠しているの? 
包み隠さず話しなさい! おとなしそうな顔して、あなたってそういうふしだらな子だったのね!」
 私は「違います・・・」と小声で答えました。
「ただ手紙をもらっただけなんです・・・」
「ウソでしょう? 何かやましいことがあるんじゃないの?」
「違います・・・信じて下さい・・・」
「だったら、相手の名前を教えなさいよ」
 こんな押し問答の繰り返しでした。先生は、クラスメイトを密告することができない私の気持ちなんか、
少しも理解してくれませんでした。
それどころか、私が黙っているだけで「体の関係もあるんじゃないの?」
「みだらな女」と決めつけて、私を罵倒し続けたのです。
 そのうち、私はとうとう耐えかねて、こんなことを口走ってしまいました。
「じゃあ・・・私がふしだらな子かどうか・・・証明してみせます」
「どうやって?」
 言ってから、(しまった)と思ったのですが、もう遅かったです。
覚悟を決めて、私は震える声で言いました。
「私の・・・か、体を・・・調べて下さい」
 すると、先生は鼻で笑って、冷淡に言いました。
「いい度胸じゃないの。あならが望むなら、私が徹底的に調べてあげるから・・・覚悟しなさいね」
 私は、とんでもないことになってしまったと、この時とても後悔しました。 

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