Ｒ子さんの作品
学校の性的いじめ ～身体測定～ ①
私が通っていた中学校は、下着の指定まであるくらい校則の厳しい学校で、
辛い思い出ばかり残っています。
特に嫌だったのが、毎年ある身体測定でした。
その日は測定の時間になると、クラスごとに、男子は体育館、女子は保健室に移動させられます。
女子は、毎年一クラスに十五人くらいだったと思います。
全員が保健室に入ると、養護の先生から、
「その場で衣服を脱いで、パンツ一枚になるように」と指示されます。
ブラウスも、スカートも、シュミーズも、靴下も。
ブラジャーも取ります。先生や友達に裸を見られるので、とても恥ずかしいです。
特に一年生の時は、すごく戸惑って体が震えました。
でも、脱ぐのが遅いと先生に叱られるので、みんなで恥ずかしいのを我慢して脱ぎました。
全員がパンツ一枚になって、脱いだ衣服を一箇所にまとめた後、測定が始まります。
まずは身長と胸囲を測ります。
順番を待つ時は、大抵二列に並ばされました。
並ぶ時に検査カードが配られるので、終わった後は列に戻って自分で記入しなければなりません。
順番が回ってくると、必ず「お願いします」と言ってから計ってもらいます。
身長を計る時は、正面を向いて気をつけをさせられるので、胸を隠すことはできません。
それから、数値を読み上げられるので、特に胸囲の時は嫌でした。
でも、本当に辛いのはこの後です。