R子さんの作品

続・告白9



 顔がすごく熱くて、頭がぼうっとしていました。
体中が痛くて、痛いのをずっとガマンして力がほとんど残ってなくて、わたしはもう動けませんでした。
「まゆ子さん、血が・・・」
 養護の先生がそう言っているのを聞いて、ああそういえば、股間がさっきずきって痛かったな、
太ももが変な感じでぬるぬるしてたなって、他人事みたいに思いました。
意識がもうろうとしていました。
 背中を保健室の壁にもたれて、両足を伸ばして座った状態で、
養護の先生に傷の手当てをしてもらいました。
消毒液がしみたけれど、もう「痛い」とか口にする気力もわたしにはありませんでした。
 もう、これで終わるんだ・・・やっと、解放してもらえるんだ・・・。
 傷の手当てが終わると、生徒指導の先生が、わたしの前でしゃがみ込んで言いました。
「あと三十分、裸のままここで立ってなさい。そうしたら、終わらせてあげる」
 えっ、まだ終わりじゃないの? まだこんな恥ずかしい格好でいなきゃいけないの? 
まだ苦しいことに耐えなきゃいけないの・・・?
 そんなふうに思ったけれど、わたしは結局「はい」と答えました。
ちゃんと罰を受けるって言ったのはわたしです。
だから最後までがんばらなきゃ、ガマンしなきゃって自分に言い聞かせました。
 床に手をついて、膝に力を入れて、どうにか立ち上がりました。
でも、膝ががくがくふるえて、体がふらついて・・・すぐに倒れてしまいました。
「しょうがないわねえ」
 生徒指導の先生はため息をついて、それから・・・保健室のどこからか、ビニール紐を持って来ました。
 そして、わたしの左右の脇の下に紐を通して、わたしの肩を抱いて立たせるようにしました。
それから、紐を壁に打たれた釘に引っかけて、
紐を通されたわたしの体を引っぱり上げるようにしました。
「うっ・・・うぅ・・・」
 脇に紐が食い込んで、痛かったです。
「自力で立てないんじゃ、こうやって支えてるしかないわね」
 そう言って、にやっと笑いました。わたしはまた背筋が寒くなりました。
「感謝、しなさいよ」
「は・・・い・・・ありがとう・・・ございます」
 そう言うと、涙があふれ出てきました。
自分を痛めつけている人に、ありがとうを言わなきゃいけないなんて・・・とてもみじめな気持ちでした。
この人に裸にされて、体中を打たれて、恥ずかしいところをいじられて、おしっこまでさせられて・・・
なのに・・・なのに・・・。
 そんなことを思うと、涙が止まらなくなってきました。胸とかお腹まで濡れました。


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